あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】
[太字]落ちるとこまで堕ちちゃって[/太字]
原作…僕のヒーローアカデミア
人物…死柄木弔、荼毘、ホークス
・・・
死柄木「”俺のためならなんでもできる”...?」
死柄木「何いってんだ」
意味が分からない、とでも言うように
酒の入ったグラスを傾けた。
死柄木「ヒーローがヴィランにんな事言ったらダメだろ」
あまいにおいを漂わせる酒を口に含んで
にたりと笑うリーダーこと死柄木弔。
妙に色っぽい仕草に思わず心臓が高鳴る。
●●「もうヒーローじゃないです」
●●「あなたのために尽くします」
ふたりにはめられた、宝石が光る指輪。
うすぐらいバーの中で唯一それだけが輝きを見せた。
___
ホークス「俺、先輩のこと信じてますよ」
パトロール中投げかけられた不穏な言葉。
驚きでそちらへ振り返るも
目に映るのはうつむいたままのホークス。
●●「...どういうこと」
意図がわかり瞬時にとぼけてみせるも
ホークス「もう証拠は揃ってるんです」
ホークス「とぼけても無駄だ」
容赦のないその鋭い瞳が私を突き刺した。
刹那、赤い羽根が首元をかすめる。
首に沿って伝う血に目を見張る。
動くのが遅かったら一発でやられていただろう。
それほどまでに速い羽だった。
●●「...証拠って?」
ホークス「俺、ヴィラン連合のスパイしてるんです」
ホークス「”個性”で聞かせてもらいました」
そう言い終え滑らかに落ちていくホークスの視線。
それは私の指で止まり、指輪を映した。
ホークス「死柄木と婚約してるんだってね」
●●「っ黒霧!」
背筋が寒くなるような感覚に耐えきれず
もはや反射で黒霧の名を呼ぶ。
一瞬悲しそうに見えたホークスの顔が
ひどく鮮明に脳裏に焼き付いた。
荼毘「なァホークス。てめェ誰の女に手出してんだ」
私と入れ替わりで出てきた荼毘に目もくれず
ホークス「それでも俺はッ先輩を信じてます!」
端正な顔を歪めて放たれた一撃に
不覚にも言葉が出なくなった。
原作…僕のヒーローアカデミア
人物…死柄木弔、荼毘、ホークス
・・・
死柄木「”俺のためならなんでもできる”...?」
死柄木「何いってんだ」
意味が分からない、とでも言うように
酒の入ったグラスを傾けた。
死柄木「ヒーローがヴィランにんな事言ったらダメだろ」
あまいにおいを漂わせる酒を口に含んで
にたりと笑うリーダーこと死柄木弔。
妙に色っぽい仕草に思わず心臓が高鳴る。
●●「もうヒーローじゃないです」
●●「あなたのために尽くします」
ふたりにはめられた、宝石が光る指輪。
うすぐらいバーの中で唯一それだけが輝きを見せた。
___
ホークス「俺、先輩のこと信じてますよ」
パトロール中投げかけられた不穏な言葉。
驚きでそちらへ振り返るも
目に映るのはうつむいたままのホークス。
●●「...どういうこと」
意図がわかり瞬時にとぼけてみせるも
ホークス「もう証拠は揃ってるんです」
ホークス「とぼけても無駄だ」
容赦のないその鋭い瞳が私を突き刺した。
刹那、赤い羽根が首元をかすめる。
首に沿って伝う血に目を見張る。
動くのが遅かったら一発でやられていただろう。
それほどまでに速い羽だった。
●●「...証拠って?」
ホークス「俺、ヴィラン連合のスパイしてるんです」
ホークス「”個性”で聞かせてもらいました」
そう言い終え滑らかに落ちていくホークスの視線。
それは私の指で止まり、指輪を映した。
ホークス「死柄木と婚約してるんだってね」
●●「っ黒霧!」
背筋が寒くなるような感覚に耐えきれず
もはや反射で黒霧の名を呼ぶ。
一瞬悲しそうに見えたホークスの顔が
ひどく鮮明に脳裏に焼き付いた。
荼毘「なァホークス。てめェ誰の女に手出してんだ」
私と入れ替わりで出てきた荼毘に目もくれず
ホークス「それでも俺はッ先輩を信じてます!」
端正な顔を歪めて放たれた一撃に
不覚にも言葉が出なくなった。
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