治癒魔術師は必要ない!?
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「ねえ、ミナ、この子がいい!」
「どれどれ、おや、珍しい紺色の目をしている。それに賢そうだ」
「ミナも気に入ったみたいだし、この子にしましょうか」
「やったあ!」
私、藤野未央は異世界転生?をしてしまったそうです。
なんか小さくなってるし……。周りもみんなそう。
ここは保育園か?
「ねえ、ミナ、この子がいい!」
え?あ、ここもしかして孤児院?
「どれどれ、おや、珍しい紺色の目をしている。それに賢そうだ」
「ミナも気に入ったみたいだし、この子にしましょうか」
え、いや、わ、私の意見……は、言えなそうですか。
大人しくしてよ……
「ようこそアトニア家へ!わたしミナ!ミナ・アトニア!名前なんていうの?」
わ、すっごく目キラキラ……。名前か……
「藤野未央……、ミオ・トウノ?」
「ミオっていうのね!かわいい!」
「え、あ、ありがとう、ございます……」
「敬語じゃなくていいよ!今日からミナの妹だから!」
「わ、分かった、ミナ、お姉ちゃん?」
「わーい!お姉ちゃんだー!」
「ミナ、困ってるよ。それに、まずは能力を見なきゃ」
「そっか!ミオ、こっちきて!」
え、能力?初めて異世界っぽいものが……
「さ、こっちこっち」
なにこれ、カメラ?
「これは能力を測るコメット。コメットっていうのは、マナがない人でも使える魔法器具だよ」
ふーん、この世界はコメットっていうのか。コメットて確か彗星って意味だよね……。
「じっとしててね」
パチっ
わっ、フラッシュ!?
「えーと、ミオの能力は……、お、治癒魔術だ」
なにそれ!?私治癒魔術使えるの!?
「ミオすごい!珍しいんだよー!」
え、そうなの?なんか嬉しい……
「さて、そうと決まれば勉強ですよ」
「へ?」
「文字は読めますか?」
「いや」
「じゃあそこから。ミナ、一緒に勉強しますよ」
「うーい」
ここからひたすら文字のお勉強でした……
続く
「どれどれ、おや、珍しい紺色の目をしている。それに賢そうだ」
「ミナも気に入ったみたいだし、この子にしましょうか」
「やったあ!」
私、藤野未央は異世界転生?をしてしまったそうです。
なんか小さくなってるし……。周りもみんなそう。
ここは保育園か?
「ねえ、ミナ、この子がいい!」
え?あ、ここもしかして孤児院?
「どれどれ、おや、珍しい紺色の目をしている。それに賢そうだ」
「ミナも気に入ったみたいだし、この子にしましょうか」
え、いや、わ、私の意見……は、言えなそうですか。
大人しくしてよ……
「ようこそアトニア家へ!わたしミナ!ミナ・アトニア!名前なんていうの?」
わ、すっごく目キラキラ……。名前か……
「藤野未央……、ミオ・トウノ?」
「ミオっていうのね!かわいい!」
「え、あ、ありがとう、ございます……」
「敬語じゃなくていいよ!今日からミナの妹だから!」
「わ、分かった、ミナ、お姉ちゃん?」
「わーい!お姉ちゃんだー!」
「ミナ、困ってるよ。それに、まずは能力を見なきゃ」
「そっか!ミオ、こっちきて!」
え、能力?初めて異世界っぽいものが……
「さ、こっちこっち」
なにこれ、カメラ?
「これは能力を測るコメット。コメットっていうのは、マナがない人でも使える魔法器具だよ」
ふーん、この世界はコメットっていうのか。コメットて確か彗星って意味だよね……。
「じっとしててね」
パチっ
わっ、フラッシュ!?
「えーと、ミオの能力は……、お、治癒魔術だ」
なにそれ!?私治癒魔術使えるの!?
「ミオすごい!珍しいんだよー!」
え、そうなの?なんか嬉しい……
「さて、そうと決まれば勉強ですよ」
「へ?」
「文字は読めますか?」
「いや」
「じゃあそこから。ミナ、一緒に勉強しますよ」
「うーい」
ここからひたすら文字のお勉強でした……
続く
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