【参加型】短編恋愛。
「はぁ〜、もうやってらんないよ〜…めちゃ大変だしさぁ、?」
そう独り言を呟いた。[漢字]七瀬 光[/漢字][ふりがな]ななせ ひかり[/ふりがな]は警察だ。
しかし仕事は碌にしない。だって楽しいことがしたいから。
今日もサボろうか、そう考えたとき無線から声がした。少し雑音も入る声で。
『…そちらにマフィア、を見つけた…。七瀬。お前、はボスを探せ…拒否した、らクビだ、から…な』
拒否権くださいよ!って叫びそうになったが無線はもう切れていて、僕はしぶしぶ仕事をすることになった。
路地裏で金色の髪を一つに結んだ。黒いカラコンをとり、僕の瞳には紫色が現れる。そしてきちんと帽子をつける。
多分、ボスになんて会わない。キリッとした顔をしながらぶらぶらしていたら仕事しているように見えるでしょ。楽勝、楽勝〜!
七瀬光。早々に大ピンチです。
えっと〜、ぶらぶらして、猫見つけて、マジかわいい〜って思って、追いかけて、路地裏入って……
今、近くにはマントをかぶった人。顔も性別も何もわからないけれど、右手に銃を持っているのは確かだ。
今は息を潜めて猫と隠れているけれど、すぐそばにいる。
マフィア?ただの殺人鬼?
ヤバイヤバイヤバイ。このまま隠れてやり過ごそう。
そう思ったとき、猫がぴょんっと抜け出し、外へ行こうとしてしまった。
「あっダメ!」
ついつい声を出し、物の影から出てしまった。
マントの人と目が合う。僕は反射的に警棒を手に取った。
風が吹く。少し冷たく、かなり強い風は僕の瞳を瞑らせ、相手のマントを奪って髪を靡かせた。
息を呑んだ。
マントの下には黒髪のウルフに青い瞳をした女。スタイルが良く、胸が大きい。[小文字]ちょっと羨ましい。[/小文字]
青色に輝く瞳は僕を冷たくみている。
……惚れた。一目惚れをした。
僕は相手の銃なんて気にせず、ぐいっと相手に近づいた。
「何…?」
一言だけそう述べる。冷静で少し無口で、そして国宝級の美人。完璧に惚れてしまった。
「ね、ねぇ!君、名前はっ?あ、僕はね、七瀬光っていうんだ!!」
「……。警察になんか言えない。」
「ま、まぁそ〜だよね〜…。僕さ、君に惚れちゃったんだよ!だからどうしても知りたくて…」
「……。不思議な人。」
彼女はそう言うと向こうへ行こうとした。そんな彼女に僕はこう言う。
「あのっ、また会いにいくね!頑張って探して、会いに行くからね!」
彼女はぴた、と止まり少ししてまた進んで行った。
それから僕はどんどん彼女に会いに行った。
初めはフル無視で怪しんでいた彼女だが、だんだん話すうちに話してくれる様になった。
口数は少ないが、隣で話をきいてくれ、返事もしてくれる。
彼女の名は[漢字]茜 弥生[/漢字][ふりがな]あかね やよい[/ふりがな]といい、マフィアのボスらしい。
本当だったら本部に連絡しないといけないのだが、どうしても嫌で。僕は言っていない。
クビになってもいい。弥生が好きだから。
「ねぇ弥生?」
廃墟になった建物の上で弥生に話しかける。
「…何?」
「僕さ、やっぱり君が好き。」
「…知ってる。」
「ふはっ知られてたかぁ〜!そりゃそうか!」
[小文字]「……僕も…。」[/小文字]
「…へっ?!マッマジ?!今っ!僕も、って!!」
「…うるさい。」
「ふふっ!僕、幸せ者だ!」
夕日が沈むオレンジの世界で、僕はマフィアの君に愛を誓った。
そう独り言を呟いた。[漢字]七瀬 光[/漢字][ふりがな]ななせ ひかり[/ふりがな]は警察だ。
しかし仕事は碌にしない。だって楽しいことがしたいから。
今日もサボろうか、そう考えたとき無線から声がした。少し雑音も入る声で。
『…そちらにマフィア、を見つけた…。七瀬。お前、はボスを探せ…拒否した、らクビだ、から…な』
拒否権くださいよ!って叫びそうになったが無線はもう切れていて、僕はしぶしぶ仕事をすることになった。
路地裏で金色の髪を一つに結んだ。黒いカラコンをとり、僕の瞳には紫色が現れる。そしてきちんと帽子をつける。
多分、ボスになんて会わない。キリッとした顔をしながらぶらぶらしていたら仕事しているように見えるでしょ。楽勝、楽勝〜!
七瀬光。早々に大ピンチです。
えっと〜、ぶらぶらして、猫見つけて、マジかわいい〜って思って、追いかけて、路地裏入って……
今、近くにはマントをかぶった人。顔も性別も何もわからないけれど、右手に銃を持っているのは確かだ。
今は息を潜めて猫と隠れているけれど、すぐそばにいる。
マフィア?ただの殺人鬼?
ヤバイヤバイヤバイ。このまま隠れてやり過ごそう。
そう思ったとき、猫がぴょんっと抜け出し、外へ行こうとしてしまった。
「あっダメ!」
ついつい声を出し、物の影から出てしまった。
マントの人と目が合う。僕は反射的に警棒を手に取った。
風が吹く。少し冷たく、かなり強い風は僕の瞳を瞑らせ、相手のマントを奪って髪を靡かせた。
息を呑んだ。
マントの下には黒髪のウルフに青い瞳をした女。スタイルが良く、胸が大きい。[小文字]ちょっと羨ましい。[/小文字]
青色に輝く瞳は僕を冷たくみている。
……惚れた。一目惚れをした。
僕は相手の銃なんて気にせず、ぐいっと相手に近づいた。
「何…?」
一言だけそう述べる。冷静で少し無口で、そして国宝級の美人。完璧に惚れてしまった。
「ね、ねぇ!君、名前はっ?あ、僕はね、七瀬光っていうんだ!!」
「……。警察になんか言えない。」
「ま、まぁそ〜だよね〜…。僕さ、君に惚れちゃったんだよ!だからどうしても知りたくて…」
「……。不思議な人。」
彼女はそう言うと向こうへ行こうとした。そんな彼女に僕はこう言う。
「あのっ、また会いにいくね!頑張って探して、会いに行くからね!」
彼女はぴた、と止まり少ししてまた進んで行った。
それから僕はどんどん彼女に会いに行った。
初めはフル無視で怪しんでいた彼女だが、だんだん話すうちに話してくれる様になった。
口数は少ないが、隣で話をきいてくれ、返事もしてくれる。
彼女の名は[漢字]茜 弥生[/漢字][ふりがな]あかね やよい[/ふりがな]といい、マフィアのボスらしい。
本当だったら本部に連絡しないといけないのだが、どうしても嫌で。僕は言っていない。
クビになってもいい。弥生が好きだから。
「ねぇ弥生?」
廃墟になった建物の上で弥生に話しかける。
「…何?」
「僕さ、やっぱり君が好き。」
「…知ってる。」
「ふはっ知られてたかぁ〜!そりゃそうか!」
[小文字]「……僕も…。」[/小文字]
「…へっ?!マッマジ?!今っ!僕も、って!!」
「…うるさい。」
「ふふっ!僕、幸せ者だ!」
夕日が沈むオレンジの世界で、僕はマフィアの君に愛を誓った。
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