文字サイズ変更

扉をこえて

#6

初?の魔力!

朝起きると、もうハスミンは起きていた。
「お主は起きるのが遅いのであるな。朕はもう起きとるのであるぞ」
ハスミンは鼻息を荒げていった。
「い、いや〜そんなこと知らないよ〜だって僕ね、昨日だって11時まで本を読んで過ごしていたんだから」
ハスミンははて?という顔をした。
「そのほんとやらはどういうものなのじゃ?」
え!?本を知らないの!?私は初めて本を知らない人に出会った
「あ、あのね。本というのは紙に文字を書いて、しれをまとめたものだよ。例えばあれ」
僕はさっきまで手元にあった、一冊の本を取り出した。
「ほ、ほう。これが本というものか、なんと興味深い」
ハスミンが本をベタベタ触っている光景はドアをベタベタ触って「興味深い」
と行った時の光景と全く同じものだった。
その時、下から声がした
「登世〜起きたの?ご飯を食べなさい!」
僕は慌ててハスミンを見た。
「は、早く腕輪の中に戻って!」
僕がいうとハスミンは不思議そうな顔をした。
「なぜ朕は戻らなければならぬのじゃ?」
僕は焦っているのを顔に出して行った。
「だ、だって、お母さんにハスミンや白腕輪が見られたら大変じゃないか!」
ハスミンは嘲笑うように言った。
「お前は師範の言うことを一つも聞いてなかったな。白腕輪や朕は全く見えないのである」
「そ、そっか〜」
僕はさっき出していた上着を出そうとしていた時、気づいた。
てに上着がないのに、上着を持っている感じがする。
「ま、ママママ魔力じゃ」
朕が言った。
はっとしてみると僕の上着が浮いていた。
まずい!落とさねば!そう思った瞬間上着がばさっと音を立てて落ちていた。
「登世!早くきなさい!ご飯抜きよ」
やばい!
「は、ハスミン行こう!」
この日は僕が初めて魔力を使った時だった。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

みなさん!この物語をかかさていただいております!江川由里香です!
私のこのつたない物語をお読みいただいていることに大変感謝しております!
これからも頑張って描きますのでよろしくお願いいたします!

2024/10/24 08:26

江川由里香 ID:≫94SCXkg9r2d.U
続きを執筆
小説を編集
/ 10

コメント
[12]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL