君からもらった宝物。
彼女。
会長は女好き。
最近、私の頭をその言葉がグルグルとしていた。
私はそれらの言葉を考えてはモヤモヤして、彼とのやりとりを想像しては嬉しく感じて……を繰り返していた。
彼女か……
まだ始まってばかりで、現実を突きつけられた気がした。
私は、少し期待していたのかもしれない。
心のどこかで、ほんの少しでも、彼の隣に誰かがいないことを信じていたのかもしれない。
私は……いつの間にか彼を好きになっていた。
まだ、彼の何も知らないはずなのに。
少し話しただけなのに。
そして…もうとっくに、中学時代の恋は忘れていた。
そもそもどんなことを話していたか、なぜ先生を好きだったのか思い出せない。思い出したくもない。
逆に嫌いと思えるぐらい、先生への感情は冷め切っていた。
既に、いやな思い出に変わりつつあったのだ。
だから、会長を好きになれるんだと思う。
話は戻るが・…やっぱり彼はかっこいいな。
よく最近、会長の夢を見る。
ふとした瞬間に彼を考えている自分がいる。
そのせいで授業もあまり集中できず、ずっとどこか上の空だった。
体育でもいつの間にかバレーボールが顔面に直撃してるし、ぼーっとする日々が続いた。
それにしても、1週間に一度しか会えないのか。
きついな。
しかも前回はまだ補習が始まってなかったから生徒会に最初から行けたけど……
今週から補習が開始したから途中参加になるな。私が生徒会にいられる時間が短くなる。
でも……それは会長も一緒だった。だから不思議と安心できた。
ある日の放課後。
生徒会は明日だというのに。
なぜか、生徒会室の明かりがついていた。声も聞こえた。
「会長ーこれ教えてくださいよー」
「分かった。まず平方完成して、範囲にaが含まれてるから場合分けしないといけないんだけど……」
私はとっさに、ドアを開けた。
すると………
会長は女好き。
最近、私の頭をその言葉がグルグルとしていた。
私はそれらの言葉を考えてはモヤモヤして、彼とのやりとりを想像しては嬉しく感じて……を繰り返していた。
彼女か……
まだ始まってばかりで、現実を突きつけられた気がした。
私は、少し期待していたのかもしれない。
心のどこかで、ほんの少しでも、彼の隣に誰かがいないことを信じていたのかもしれない。
私は……いつの間にか彼を好きになっていた。
まだ、彼の何も知らないはずなのに。
少し話しただけなのに。
そして…もうとっくに、中学時代の恋は忘れていた。
そもそもどんなことを話していたか、なぜ先生を好きだったのか思い出せない。思い出したくもない。
逆に嫌いと思えるぐらい、先生への感情は冷め切っていた。
既に、いやな思い出に変わりつつあったのだ。
だから、会長を好きになれるんだと思う。
話は戻るが・…やっぱり彼はかっこいいな。
よく最近、会長の夢を見る。
ふとした瞬間に彼を考えている自分がいる。
そのせいで授業もあまり集中できず、ずっとどこか上の空だった。
体育でもいつの間にかバレーボールが顔面に直撃してるし、ぼーっとする日々が続いた。
それにしても、1週間に一度しか会えないのか。
きついな。
しかも前回はまだ補習が始まってなかったから生徒会に最初から行けたけど……
今週から補習が開始したから途中参加になるな。私が生徒会にいられる時間が短くなる。
でも……それは会長も一緒だった。だから不思議と安心できた。
ある日の放課後。
生徒会は明日だというのに。
なぜか、生徒会室の明かりがついていた。声も聞こえた。
「会長ーこれ教えてくださいよー」
「分かった。まず平方完成して、範囲にaが含まれてるから場合分けしないといけないんだけど……」
私はとっさに、ドアを開けた。
すると………
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