- 閲覧前にご確認ください -

05の後半から、いじめのシーンが含まれます。
いじめシーンが苦手な方は注意!!

文字サイズ変更

君からもらった宝物。

#4

生徒会演説に向けて…

その日の終礼後。
担任の谷野先生が話しかけてきて、私は不安な気持ちになった。
担任は、立候補の話急に聞いて、怒ってるんじゃないかとか。いろいろ考えてたんだ………

私結構、心配性だからな…
一回考え出すとネガティブにどうしても考えてしまうのだった。

悪い癖だな………

すると先生は笑顔になった。

「梅野、生徒会やるんだって?笠谷先生から聞いたよ。私は、やりたいことに挑戦すればいいと思うし、応援するよ」

まさかの応援の言葉だった。

この件もっと早く言ってほしかったよ、とか指摘すらされなかった。


「あ、ありがとうございます。」

私は谷野先生から、注意を受けるのではないかと思ってた。

だからすごくほっとした。

このアドバンスコースは基本的には勉強一筋!っていう方針のコースだから、あまりいい顔はされないかなと思ってたんだ。

とりあえず、全くそんなことはなく安心した。


家に帰り、私は宿題もさておき、机で真っ白な演説の原稿用紙と向き合った。

私の心はやる気に満ちあふれていた。
生徒会立候補するんだから、最後までやり抜くぞ!と意気込んでた。

しかし……………

うーん………

公約が思い浮かばない!!!!

生徒会に入って私は何をしたいのか、全く頭に思い描かずに立候補してしまったため、こうなってしまったのだ……


あー分からん!!

とりあえず親友の結花にラインで聞いてみた。

公約の内容、思い浮かばないよねーどうしよう…

って。

するとすぐに返事が返ってきた。

私もーでもとりあえず書いてみたから見てほしいな

結花、もう書けたの?!

参考程度に見せてもらうことにした。

別にまねする気などはさらさらないんだけどね。


ほう……校則の改善。生徒、教師向けに意見箱設置。
結構、はっきりと言うね……

私はそれらを参考にして書き上げた。

ペンを置いた時には夜中12時だった。

まあ帰ってくるのも遅かったからな…

アドバンスコースの補講が思いっきり、フルで模試の過去問対策で学校終わったのが5時半だったんだ……

こんなんじゃ両立無理かな。

でも、もうやると決めたんだ。

今更言っても遅い。いいじゃないか、生徒会も勉強も自分のプラスになるんだから取り組んでみせる!!

私はそう考えると、前向きになれた。


そして原稿の練習をして、当日になった……

このボタンは廃止予定です

2024/10/14 19:41

アイ ID:≫3t9DOH2HDfICo
続きを執筆
小説を編集
/ 11

コメント
[9]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL