君からもらった宝物。
学校生活が始まり2週間が経った。
最近思うこと。
結花と全っ然会えない!!!!
普通コースとアドバンスコースの日課は何しろ違いすぎるのだった。
普通コースは毎日6限、特進コースは毎日7限、アドバンスコースは毎日7限にプラスで30分間小テストor自習課題or補講。
しかも朝は結花は両親に毎日送ってもらってるし、私はチャリ通だし全く通学ペースも合わない……
そういうわけで、結論。
最近結花に会える時間がないのだ。
LINEでは、たまに話すが…結花は結花でクラスに友達が出来たみたいだし…こっちに来る余裕もないみたい。
そんな結花が、昼休みに私を訪ねてきたのだ。
「久しぶりー!!真希、真希ちょっと来て!!」
そう言って結花は私をグイグイと引っ張っていった。
「結花!何よ、急にどうしたの?」
「とりあえず来てみて!先生に相談だよ!」
「何の相談?」
「生・徒・会!」
私は思わずえーと言ってしまった。
「私やらないよ。生徒会は。結花もやらないでしょ。しかも、結花、今更何言ってるの?もう昨日で立候補期間終わったよ。」
「それがねー私先生に生徒会しないかって誘われたんだ!担任が生徒会の顧問だったから、それでかな?最初はやらないでおこうかなと思ったけど
一応私が考えておきます、って言ったら、じゃあ今日まで考えていいよ、って返事だったから、今からやります!って言いに行くところー」
「じゃあ別に………私いなくて良くない?結花だけの問題じゃない??」
「……私は、真希と一緒にしたいの!!真希いた方が心強いし。」
「そうかもしれないけど、私そんなのできる自信ない……それと補講もあるし。両立できないって!!」
「とりあえず行くだけ、行ってみようよ」
「えー、じゃあ行くだけだよ!」
私は結花に連れられて、職員室に来た。
「失礼しまーす。笠谷先生、連れてきました!私の友達。」
「おお、来たか。初めまして、生徒会顧問の笠谷です。」
いかにも優しそうな雰囲気だった。結花の担任だ。
私はこっそり結花にささやいた。
「あのー、連れてきたって、話が違うんだけど……」
「まあいいからいいから!」
結花は笑ってピースサイン。
「私生徒会立候補します!最初は庶務からいきます!で、この子がちょっと迷ってるみたいなんですけど……」
「いやー私は特に迷ってもないですよ。結花に連れられて来ただけです。アドバンスコースで補講もあって忙しいので。」
笠谷先生は私の目を真剣に見て言う。
「両立は十分に可能だよ。あとは君がやりたいのか、やりたくないのかそれだけだ。そういえば、知ってるかい、あの生徒会長の坂田くん。入学説明会の時の。あの子は2年後期から継続で3年に会長になったんだけど、アドバンスコースで生徒会両立してるよ。あの子は学年いつもトップ3だ。今期も彼はやる気だよ。生徒会長として文化祭を盛り上げようと意気込んでる。」
ああ、そういえば挨拶の時言ってたもんね、アドバンスコースって。
「挨拶で聞いたので、知ってます。しかし、私はそんなに器用にこなせるタイプじゃないですし。」
そう言いながらも同時に私は思った。
自分を変えるチャンスかもしれない。
ここに来て、勉強だけで終わるのはもったいない気がした。
せっかく来たんだからチャンスを生かさなきゃ。
ここで新しい世界に飛び込む第一歩を踏み出してみたい。
私はそう思った瞬間には、すでに口に出していた。
「分かりました。やってみます。私も庶務でお願いします。」
笠谷先生は嬉しそうだった。
「しかし、担任にまだ伝えてないんですけど…」
「担任は谷野先生?じゃあ伝えておくよ。とりあえず、良かった!!じゃあ、2人には次の演説会の原稿。2人は無投票でなれるから、来週いっぱいまでには仕上げて持ってきて欲しい」
私たちは2人で声を合わせていった。
「了解です!頑張ります!」
「いやー真希入ってくれて嬉しいなールンルン♪」
結花がスキップしながらそう言っていた。
私はなんか、頑張れそうだなと思った。
最近思うこと。
結花と全っ然会えない!!!!
普通コースとアドバンスコースの日課は何しろ違いすぎるのだった。
普通コースは毎日6限、特進コースは毎日7限、アドバンスコースは毎日7限にプラスで30分間小テストor自習課題or補講。
しかも朝は結花は両親に毎日送ってもらってるし、私はチャリ通だし全く通学ペースも合わない……
そういうわけで、結論。
最近結花に会える時間がないのだ。
LINEでは、たまに話すが…結花は結花でクラスに友達が出来たみたいだし…こっちに来る余裕もないみたい。
そんな結花が、昼休みに私を訪ねてきたのだ。
「久しぶりー!!真希、真希ちょっと来て!!」
そう言って結花は私をグイグイと引っ張っていった。
「結花!何よ、急にどうしたの?」
「とりあえず来てみて!先生に相談だよ!」
「何の相談?」
「生・徒・会!」
私は思わずえーと言ってしまった。
「私やらないよ。生徒会は。結花もやらないでしょ。しかも、結花、今更何言ってるの?もう昨日で立候補期間終わったよ。」
「それがねー私先生に生徒会しないかって誘われたんだ!担任が生徒会の顧問だったから、それでかな?最初はやらないでおこうかなと思ったけど
一応私が考えておきます、って言ったら、じゃあ今日まで考えていいよ、って返事だったから、今からやります!って言いに行くところー」
「じゃあ別に………私いなくて良くない?結花だけの問題じゃない??」
「……私は、真希と一緒にしたいの!!真希いた方が心強いし。」
「そうかもしれないけど、私そんなのできる自信ない……それと補講もあるし。両立できないって!!」
「とりあえず行くだけ、行ってみようよ」
「えー、じゃあ行くだけだよ!」
私は結花に連れられて、職員室に来た。
「失礼しまーす。笠谷先生、連れてきました!私の友達。」
「おお、来たか。初めまして、生徒会顧問の笠谷です。」
いかにも優しそうな雰囲気だった。結花の担任だ。
私はこっそり結花にささやいた。
「あのー、連れてきたって、話が違うんだけど……」
「まあいいからいいから!」
結花は笑ってピースサイン。
「私生徒会立候補します!最初は庶務からいきます!で、この子がちょっと迷ってるみたいなんですけど……」
「いやー私は特に迷ってもないですよ。結花に連れられて来ただけです。アドバンスコースで補講もあって忙しいので。」
笠谷先生は私の目を真剣に見て言う。
「両立は十分に可能だよ。あとは君がやりたいのか、やりたくないのかそれだけだ。そういえば、知ってるかい、あの生徒会長の坂田くん。入学説明会の時の。あの子は2年後期から継続で3年に会長になったんだけど、アドバンスコースで生徒会両立してるよ。あの子は学年いつもトップ3だ。今期も彼はやる気だよ。生徒会長として文化祭を盛り上げようと意気込んでる。」
ああ、そういえば挨拶の時言ってたもんね、アドバンスコースって。
「挨拶で聞いたので、知ってます。しかし、私はそんなに器用にこなせるタイプじゃないですし。」
そう言いながらも同時に私は思った。
自分を変えるチャンスかもしれない。
ここに来て、勉強だけで終わるのはもったいない気がした。
せっかく来たんだからチャンスを生かさなきゃ。
ここで新しい世界に飛び込む第一歩を踏み出してみたい。
私はそう思った瞬間には、すでに口に出していた。
「分かりました。やってみます。私も庶務でお願いします。」
笠谷先生は嬉しそうだった。
「しかし、担任にまだ伝えてないんですけど…」
「担任は谷野先生?じゃあ伝えておくよ。とりあえず、良かった!!じゃあ、2人には次の演説会の原稿。2人は無投票でなれるから、来週いっぱいまでには仕上げて持ってきて欲しい」
私たちは2人で声を合わせていった。
「了解です!頑張ります!」
「いやー真希入ってくれて嬉しいなールンルン♪」
結花がスキップしながらそう言っていた。
私はなんか、頑張れそうだなと思った。
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