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何故か音駒が因縁のライバルみたいな感じです。
まぁ、世界線おかしいです

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二次創作
君にサーブ!

#3

3話 バレー部のクセ強メンバーと、チビマネちゃん

「じゃーん!今日はついに、チビマネちゃん正式紹介デーです!☆」

 

いつもよりにぎやかなミーティングルーム。及川先輩の号令で、青葉城西バレー部のメンバーが全員集合していた。

「いや、お前の中でのイベントなだけだろ、それ」と岩泉先輩がつっこむ。

「えー、だって!かわいい新入りちゃんなんだから、ちゃんと紹介しなきゃもったいないじゃん?☆」

(……そんな理由!?)

困惑していると、後ろからひょこっと顔を出した長身の男子が声をかけてくる。

「新入りちゃん、緊張してる?……あ、自己紹介遅れた。松川一静。よろしくネ」

「まつかわ……さん……!あの、こちらこそ、よろしくお願いします!」

「んー、そんな固くならなくていいよ。呼びやすい呼び方でいいからさ」

柔らかい笑顔に、ちょっとホッとする。

その隣には、桜のような髪色の男子が立っていた。

「花巻貴大です。チビマネちゃん、って呼ばれてたっけか?及川が名付けたのか」

「は、はいっ……」

「まあ、悪くないニックネームだと思うよ?なんか、似合ってるし」

(うわ、こっちも優しい……!)

すると、少し離れたところにいたらっきょ?を連想させる髪の男子が、じっとこちらを見ていた。

「あ、あの…」

「あ、俺金田一勇太郎です!よろしくお願いします!」

「ゆ、勇太郎くん……!」

「くん付けじゃなくていいですよ!」

「うん!わかった!」

その隣には、スマホを見ながらも会話を聞いてるような男子が。

「ほら国見も!」
「…国見英。……とりあえず、無理しないでいいと思う」

「え……?」

「がんばりすぎると、続かないから。マネージャーも、継続が大事…」

「……は、はいっ!」

短いけど、芯のある言葉。なんかすごく説得力がある。
ちょっと不思議な空気感だけど、すでに優しさがにじみ出てる。

「国見お前珍しいな!?」
「…別に…」

 

「さっすが、我が青葉城西。イケメンぞろいでチビマネちゃんも惚れ直しちゃうんじゃないの〜?」

「……自分で言うなよ、バカ及川」と岩泉先輩。

「だって、チビマネちゃん可愛いも〜ん☆」

またさらっとそんなことを言ってくる及川先輩に、私はあたふたしながら首をぶんぶん振った。

「か、からかわないでください〜!」

 

――でも、思った。
このチームの中で、頑張れそうだって。
みんな違うけど、ちゃんと優しくて、ちゃんと支え合ってて。

 

その夜、帰り道。
私は空を見上げて小さくつぶやいた。

「このチームを、もっと知りたいな……」

 

それは、チビマネちゃんとしての本当の第一歩だった。

2025/05/26 01:34

宮歩夢 ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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