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何故か音駒が因縁のライバルみたいな感じです。
まぁ、世界線おかしいです

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二次創作
君にサーブ!

#2

2話 トラブル続出!?元気系マネの第一歩

「チビマネちゃ〜ん、こっちこっち〜!」

 

放課後、体育館に入ると、あのキラキラした先輩――及川徹が満面の笑みで手を振っていた。

「……え、チビマネちゃん?」

私が目を丸くすると、及川先輩はにこにこしながら寄ってくる。

「だってほら、ちっちゃくて元気でかわいいし。チビでマネージャー希望の、チビマネちゃん。どう?」

「えぇ〜!? ニックネーム、もう決まっちゃいました!?」

「いいじゃん、かわいくて覚えやすいし」

(たしかにインパクトはあるけど……)と思いつつも、内心ちょっとだけ嬉しくなっていた。

 

◇ ◇ ◇

 

この日はマネージャー仮体験、初日。私は気合いを入れて、水分補給の準備やボールの管理を任された。

でも――

「わわっ!氷、水に入れる前に全部こぼしちゃった〜っ!」

「チビマネちゃん、タオルってどこ置いたっけ?」

「えっとえっと……どこだっけ!?す、すみません!」

先輩たちのペースに追いつけず、あたふたする私。

「はぁ〜、チビマネちゃん、うっかりさんだな〜」と笑う及川先輩の声が、なぜか優しく聞こえる。

 

そのとき、ボール拾いをしていた私の足にボールがコロコロと転がってきた。顔を上げると、岩泉先輩が立っていた。

「慣れてねえんだから、最初からうまくやろうとしなくていい。焦るな」

「岩泉先輩……」

「それに、あいつはどんなミスしても笑ってるから、気にすんな」

ふっと視線を向けると、及川先輩が私に向かって手を振っていた。

「がんばれ〜チビマネちゃ〜ん!」

その声に、不思議と胸が熱くなる。

 

◇ ◇ ◇

 

練習後。へとへとになりながらも、私はノートに“今日の反省点”を書いていた。

「真面目だね、チビマネちゃん」

目の前に座った及川先輩が、私のノートを覗き込む。

「でも、ちゃんと見てたよ。チビマネちゃんが一生懸命走り回ってくれたおかげで、今日の練習、いい雰囲気だった」

「えっ、ほんとですか……?」

「うん、ほんと。俺、嘘つかないもん。かわいい子にはね?」

「えっ、えええっ!?」

顔が一気に熱くなる。そんな私に、彼はにやりと笑う。

「明日もよろしくね、チビマネちゃん」

 

――やばい。笑顔、ずるすぎる。
でも、その“ずるい”笑顔に、心が少しずつ引き寄せられていくのを感じた。

 

そして、私は気づいた。
今日の失敗も、汗も、全部、無駄じゃなかったって――

2025/05/26 01:22

宮歩夢 ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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