最強のペットスキルもらっちゃった。
「ペット欲しいペット欲しいもふもふに癒されたーい!!」
アタシは萌花、親が勝手に決めたマンションに住んでいる。ちなみに金は頑張って働いてギリギリである。
できれば引っ越したい。引っ越してもふもふのペットに癒されたい。
今の会社、50回くらい面接受けてやっと受かった会社なんだけど、クッソブラック。
給料少ないしサービス残業めっちゃあるしー。でも有給はちゃんととってくれるからグレーかな。
あ、そうだ、ほかの会社の面接めちゃ受けて受かったら今の会社辞めればいいんだー。
「アタシって天才☆となればさっそく外に出るぜっ!」
ウキウキとした気分で着替え、歯も磨いて外に出た。
「求人募集の張り紙ないかなー。」
日曜日に外に出たの何か月ぶりなんだろ。会社以外の道を忘れていないといいけど。
そんなことを考えつつも、適当にふらふらと歩いていた。
転がっていた空き缶につまづき、転んでしまった。
「いたぁっ・・・ってなになになにこれ!!」
突然道に、謎の光が出てきた。よくある魔法陣のような形。なにこれ怖い。
「これって、異世界転移?でもそんなのあるはずないよね、漫画の読みすぎっしょ」
自分で壮大なフラグを立ててしまった。
その直後、アタシのフラグは速攻で回収された。
「ココハドコデスカ」
マジで状況が整理できない。たぶん、ここは異世界。てことはアタシ死んだ!?
いやいや、空き缶につまづいただけで死ぬとかそんな貧弱じゃないし。
「大上萌花。23歳。職業はOL。間違いないですか?」
「ウワァァァーーーーーーーー!!!!!」
急に後ろから声かけてくんなよ・・・ビビるじゃんかよ・・・。
「失礼しました。僕はモヌルス。ここで異世界転移した者を案内する仕事をしています。」
今めっちゃ可愛い男の娘いる!!きゃわぁぁぁ!!!
「モヌルスきゅん!!アタシの家に来て!別に変なことしないからさぁぁ」
モヌルスきゅんが変な目でこっちを見てくる。
「ごめんって。ちょっとした冗談だって。」
本当は冗談ではないけども。
「萌花さんには、異世界に行ってもらいます。そこには魔王がいるので討伐してきてください。」
魔王・・・討伐・・・アタシの嫌いな言葉トップ10にはいる。
戦争とか戦いとか、そういうの嫌いなんだよ。のんびりしたい。
「これって、討伐しなくてもペナルティとかつきませんか?」
「特にありません。のんびりしててもかまわないですが、できれば討伐してほしい。冒険ギルドに貼ってある依頼のようなものです。」
異世界もの興味なかったんでそういわれてもピンとこないです。
「萌花さんには、神様からあるスキルを授けるようにと言われています。」
「あるスキル?」
できれば戦闘力系じゃない方がいいな。
「魔物を簡単に手なずけることができる、通称ペットスキルってやつですね。さっそく付与しますよ。」
魔物を簡単に手なずけることができる・・・これってアタシの長年夢見たもふもふにたどり着けんじゃん!
「スキルの詳細はステータス画面から確認することができますよ。あと、困ったことがあったら僕じゃなくて神様に伝えてください。はいこれ、神様への電話番号です。ステータス画面からその他を開いて電話を選択すれば、電話が開くはずです。では、さようなら。頑張ってください。」
なるほど、「僕じゃなくて神様に伝えてください。」で察したぞ。たぶんマヌルスきゅんは面倒ごとを対処するのが面倒なんだ。だからって神様に頼むかなこれ・・・。
なんにせよ、幸せ異世界生活が始まった!
アタシは萌花、親が勝手に決めたマンションに住んでいる。ちなみに金は頑張って働いてギリギリである。
できれば引っ越したい。引っ越してもふもふのペットに癒されたい。
今の会社、50回くらい面接受けてやっと受かった会社なんだけど、クッソブラック。
給料少ないしサービス残業めっちゃあるしー。でも有給はちゃんととってくれるからグレーかな。
あ、そうだ、ほかの会社の面接めちゃ受けて受かったら今の会社辞めればいいんだー。
「アタシって天才☆となればさっそく外に出るぜっ!」
ウキウキとした気分で着替え、歯も磨いて外に出た。
「求人募集の張り紙ないかなー。」
日曜日に外に出たの何か月ぶりなんだろ。会社以外の道を忘れていないといいけど。
そんなことを考えつつも、適当にふらふらと歩いていた。
転がっていた空き缶につまづき、転んでしまった。
「いたぁっ・・・ってなになになにこれ!!」
突然道に、謎の光が出てきた。よくある魔法陣のような形。なにこれ怖い。
「これって、異世界転移?でもそんなのあるはずないよね、漫画の読みすぎっしょ」
自分で壮大なフラグを立ててしまった。
その直後、アタシのフラグは速攻で回収された。
「ココハドコデスカ」
マジで状況が整理できない。たぶん、ここは異世界。てことはアタシ死んだ!?
いやいや、空き缶につまづいただけで死ぬとかそんな貧弱じゃないし。
「大上萌花。23歳。職業はOL。間違いないですか?」
「ウワァァァーーーーーーーー!!!!!」
急に後ろから声かけてくんなよ・・・ビビるじゃんかよ・・・。
「失礼しました。僕はモヌルス。ここで異世界転移した者を案内する仕事をしています。」
今めっちゃ可愛い男の娘いる!!きゃわぁぁぁ!!!
「モヌルスきゅん!!アタシの家に来て!別に変なことしないからさぁぁ」
モヌルスきゅんが変な目でこっちを見てくる。
「ごめんって。ちょっとした冗談だって。」
本当は冗談ではないけども。
「萌花さんには、異世界に行ってもらいます。そこには魔王がいるので討伐してきてください。」
魔王・・・討伐・・・アタシの嫌いな言葉トップ10にはいる。
戦争とか戦いとか、そういうの嫌いなんだよ。のんびりしたい。
「これって、討伐しなくてもペナルティとかつきませんか?」
「特にありません。のんびりしててもかまわないですが、できれば討伐してほしい。冒険ギルドに貼ってある依頼のようなものです。」
異世界もの興味なかったんでそういわれてもピンとこないです。
「萌花さんには、神様からあるスキルを授けるようにと言われています。」
「あるスキル?」
できれば戦闘力系じゃない方がいいな。
「魔物を簡単に手なずけることができる、通称ペットスキルってやつですね。さっそく付与しますよ。」
魔物を簡単に手なずけることができる・・・これってアタシの長年夢見たもふもふにたどり着けんじゃん!
「スキルの詳細はステータス画面から確認することができますよ。あと、困ったことがあったら僕じゃなくて神様に伝えてください。はいこれ、神様への電話番号です。ステータス画面からその他を開いて電話を選択すれば、電話が開くはずです。では、さようなら。頑張ってください。」
なるほど、「僕じゃなくて神様に伝えてください。」で察したぞ。たぶんマヌルスきゅんは面倒ごとを対処するのが面倒なんだ。だからって神様に頼むかなこれ・・・。
なんにせよ、幸せ異世界生活が始まった!
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