澪「はい、着いたよ〜！
ここが私がいつも使ってたおすすめ飲食店！
盛り飯！」

私達が行ったのは、創業十八年の飲食店『盛り飯』。

変な名前だとは思うけど、美味しんだよね〜！

澪「早速入ろー！」

私達は自動式の新しいドアを通り、飲食店の中に入った。

店長「おおー、澪ちゃん久しぶりやん！
横の子達は？友達？彼氏⁉︎」

澪「違うよー、ただのバンド仲間ー！」

あっはっはっは！と笑う店長。

結構歳はとってるけど、まだまだ元気なおばあちゃんだ。

店長「何にする？
久しぶりに来たし半額にしたるわー！」

澪「マジ⁉︎おばちゃんサイコー！ほら、みんなも挨拶とお礼！」

琴音「えっと、澪のバンド仲間の琴音です！
半額とかありがとうございます！感謝です！」

と頭を下げる琴音。

そして

雫「僕…雫…です…。
澪がお世話になってます…。
よろしくお願い…します…。
あと、半額…に、して…くれて…ありがと、ございます…」

と人見知りの雫。

こう言う明るいおばちゃんはさらに苦手なようだ。

店長「あっはっはっ、硬いねぇー！
もっと気楽に行こうやぁ〜！」

コト…と店長はあんかけご飯を私達の前に置いた。

どうやら、話を聞きながら作ってくれていたようだ。

おばちゃん料理うまいんだよなー。

さすが八十●歳。

私は三ツ矢サイダー蜜入り、琴音はあんかけご飯にわさびとキムチ、雫はオレンジジュースを頼み、盛り飯のご飯を満喫したのだった。