アカペラ歌手から始まる三人組バンド
澪「みんなー!やほー!」
雫「やぁっと来ましたね……」
澪「ごめーん!!遅くなっちゃったよぉー」
ラク「そんなことはいいから早くメンバー分けしよ!」
そうだ、今日はメンバー分けだ。
私はもちろん琴音と組む。
あと一人が誰かなんだけど……。
すると、人と関わるのが苦手そうな雫が駆け寄って来た。
雫「僕…一人…です…。よかったら…入れて、もらえません…?」
おおー!立派じゃん!
澪「いいよ!ね、琴音!」
琴音「うん!もちろん!」
雫「ありがとう…ございます…」
こうして、私達のバンドメンバーが決まった。
よし、早速練習だー!
雫「僕、自己紹介では言ってなかった…ですけど、ピアノも…できます」
澪「マジ⁉︎万能すぎ!
じゃあ、私一番最初失恋ソング歌おうと思ってるんだけど、いいかな⁉︎
ピアノ、弾いてくれない⁉︎」
澪の勢いに押されて、雫をコクリと頷いた。
澪「ありがとー!あれ?そういえば、琴音って何できるんだっけ?」
琴音「あ、そっか。言ってなかったね。
私ギターが弾けるんだよね。
バンドでギター弾いてる人に憧れてさぁー」
澪「なるほどー!じゃあちょっと音弱めで弾いてくれる?」
琴音「任せて!」
〜♪〜♪
みんなさすが。
言っただけで曲作ってくれる。
私も頑張らなくちゃ!
「君の笑顔
忘れられなくて
今もずっと頭の中に残っているんです
初めて恋をしたあの日
初めてデートしたあの日
僕には特別だった、日常です
君に会いたくて
追いかけてたけど
結局君は、振り向いてくれなかった
どうして何も言わずに
消えて行ってしまったのかわからないよ
僕にはわからないよ
お願いおいでよ……
君の笑顔が
ずっと僕の胸に
くっついてしまって
離れないよ
あなたに会いてくて
あなたに会いてくてー
今も夕日を追いかけてます」
初めて作詞して歌った、失恋ソング。
私の胸にも、ギュッと刺さった。
澪「どうだった…かな?って、琴音!」
私が振り向くと、琴音はガン泣きをしていた。
澪「琴音、どうしたの⁉︎
どこか痛い⁉︎ぶつけた⁉︎」
私はパニクって色々聞く。
琴音「ううん、違うの。
とってもいい曲だなって……。
別れた彼氏のこと思い出しちゃったぁぁぁぁー…!」
琴音は構わずワンワン泣き出す。
澪「そ、そうだったんだ……。
よかった、怪我なくて……、心配したんだよ⁉︎」
琴音「うっ……うわぁぁぁん!ありがと澪〜!」
???? うわぁぁぁん、ありがと澪?
えっと……どう言う意味?
澪「わ、わかったわかった!
奢ってあげるから!ね⁉︎泣き止んで!」
琴音「ほんと⁉︎やったー!」
ケロッと表情が変わる琴音。
はめられた……。
次は澪奢りのご飯だー!
雫「やぁっと来ましたね……」
澪「ごめーん!!遅くなっちゃったよぉー」
ラク「そんなことはいいから早くメンバー分けしよ!」
そうだ、今日はメンバー分けだ。
私はもちろん琴音と組む。
あと一人が誰かなんだけど……。
すると、人と関わるのが苦手そうな雫が駆け寄って来た。
雫「僕…一人…です…。よかったら…入れて、もらえません…?」
おおー!立派じゃん!
澪「いいよ!ね、琴音!」
琴音「うん!もちろん!」
雫「ありがとう…ございます…」
こうして、私達のバンドメンバーが決まった。
よし、早速練習だー!
雫「僕、自己紹介では言ってなかった…ですけど、ピアノも…できます」
澪「マジ⁉︎万能すぎ!
じゃあ、私一番最初失恋ソング歌おうと思ってるんだけど、いいかな⁉︎
ピアノ、弾いてくれない⁉︎」
澪の勢いに押されて、雫をコクリと頷いた。
澪「ありがとー!あれ?そういえば、琴音って何できるんだっけ?」
琴音「あ、そっか。言ってなかったね。
私ギターが弾けるんだよね。
バンドでギター弾いてる人に憧れてさぁー」
澪「なるほどー!じゃあちょっと音弱めで弾いてくれる?」
琴音「任せて!」
〜♪〜♪
みんなさすが。
言っただけで曲作ってくれる。
私も頑張らなくちゃ!
「君の笑顔
忘れられなくて
今もずっと頭の中に残っているんです
初めて恋をしたあの日
初めてデートしたあの日
僕には特別だった、日常です
君に会いたくて
追いかけてたけど
結局君は、振り向いてくれなかった
どうして何も言わずに
消えて行ってしまったのかわからないよ
僕にはわからないよ
お願いおいでよ……
君の笑顔が
ずっと僕の胸に
くっついてしまって
離れないよ
あなたに会いてくて
あなたに会いてくてー
今も夕日を追いかけてます」
初めて作詞して歌った、失恋ソング。
私の胸にも、ギュッと刺さった。
澪「どうだった…かな?って、琴音!」
私が振り向くと、琴音はガン泣きをしていた。
澪「琴音、どうしたの⁉︎
どこか痛い⁉︎ぶつけた⁉︎」
私はパニクって色々聞く。
琴音「ううん、違うの。
とってもいい曲だなって……。
別れた彼氏のこと思い出しちゃったぁぁぁぁー…!」
琴音は構わずワンワン泣き出す。
澪「そ、そうだったんだ……。
よかった、怪我なくて……、心配したんだよ⁉︎」
琴音「うっ……うわぁぁぁん!ありがと澪〜!」
???? うわぁぁぁん、ありがと澪?
えっと……どう言う意味?
澪「わ、わかったわかった!
奢ってあげるから!ね⁉︎泣き止んで!」
琴音「ほんと⁉︎やったー!」
ケロッと表情が変わる琴音。
はめられた……。
次は澪奢りのご飯だー!
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