【曲のリクエスト募集中】アカペラ歌手から始まる三人組バンド
七緒「ごちそうさまでした」
澪「早いなっ…。はい、お皿頂戴しますね〜」
七緒「いやおれがっ…!ッッー…!」
どうやら頭痛がしたようだ。
このまま寝かせておいた方がいいな。
けど冷えるから汗は流しておきたい…。
そうだ!汗拭きシート!!
澪「七緒サン…」
七緒「な、なに…」
澪「服、脱いでください」
七緒「はっ、はぁ!?…いっ…」
澪「不可抗力です。上半身だけでも汗を拭かせてください」
七緒「わ、わかった」
バサッ
澪「……っっ…」
目の当たりにした七緒サンの体は、
まさに美がエレクトリカルパレードしているようであった。
澪「と、とりあえず背中周り…ふ、拭きますので…!
ソファにうつ伏せになってもらって…!」
七緒「はい」
スッ…ふきふき(効果音わからん)
七緒「ん…っ」
澪「くすぐったいですよね。もうしばらく我慢してください」
ふきふきふきっ
澪「よし!じゃあ次、お腹周り…」
…はやめておこう。心臓が死ぬ。
澪「前は自分で拭けますか?」
七緒「力…はいらない…です…」
さっきのご飯で使い果たしたのかよ!?
澪「わかりました。はいじゃあこっち向いて」
七緒「ん」
うぅ…真正面から見るともっと気まずい…。
澪「ふふふ拭きます…っ!」
スッ…ふきふきふき
七緒「ん…」
ふきふきふきふき
澪「よし。じゃあ両脇も拭きます!」
ふきふきっ
澪「腕も…!」
ふきふきふきっ
澪「完了…!なんかめっちゃ疲れた…」
七緒「…ごめん」
澪「え!?全然大丈夫ですよ!むしろ寂しさ吹っ飛んだです!
さ、俺の服で悪いですけど着替えましょう!でかいやつあったかな…」
クローゼットをガサゴソすると…ビッグサイズの半袖の服を発見した。
多分お父さんのだろうな…。
まぁいいか!人の役に立てたらお父さん絶対嬉しいだろうし!
お父さん!お借りします!
バサッ←上だけ着せた
ん?待てよこれ…下半身…。あ、そうだ。
腰にバスタオル巻いて〜
ズボン脱がせて〜
ズボン履かせたら〜
クリア。無駄に心臓に悪い。
さて、残りは寝る場所をどうするか…。
キングを床に寝かせることはできないし、なるべく目を離したくはない。
このままソファに寝かせとくか。かけ布団だけかけてあげよう。
んで私が床で寝る。
…よし。これで一安心だな。
風呂入ろ。
〜風呂〜
澪「あぁぁ〜しみる〜」
天邪鬼「そうじゃのう〜」
澪「あ、あま…!!」
天邪鬼「しー。人間が寝ておるんじゃろう?」
澪「ハッ…なんでいるんだよ…てかいるならなんで七緒サンのこと助けてあげなかったんだよ…」
天邪鬼「貴様が見ている[漢字]我[/漢字][ふりがな]コレ[/ふりがな]は分身じゃ。
本体じゃないとどうにもできん。本体は神社から動けんからのう」
澪「そうか…。え、じゃあなんで感覚…」
天邪鬼「我の感覚なら分身であっても自在じゃ」
澪「ふーん…。じゃあ俺そろそろあがるよ。天邪鬼はもうちょっといたら?」
天邪鬼「うむ、そうするとしよう」
ザバッ
さて、着替えてさっさと寝よ…。
澪「スー…」(お馴染み1秒スリープ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー朝ー
七緒「ハッ」
澪「あ、おはようございます」←絶賛クッキング中
七緒「はっ!?みっ!?」
澪「…もしかして、覚えてないんですか?」
七緒「刺されたところまでしか…」
澪「そうですか。簡単に説明すると、刺された傷は治ったけど熱が酷くなって
七緒サンの家がわからなかったので俺の家に泊めたってことです」
七緒「…あぁ、なんとなく思い出した…」
澪「朝ご飯もうすぐできますから。食べたらご自慢の身体能力で帰ってください」
七緒「ありがとう」
澪「ほら、どうぞ」
コト…と小さな机に朝ご飯が置かれる。
七緒「美味い…!」
七緒サンは一口食べると目をキラキラさせてもう一口、もう一口と食べ進めた。
澪「そんな大したものじゃないですよ」
七緒「たいひはほほだろうこれは(大したものだろうこれは)」
澪「お褒めに預かり光栄です。ほら、さっさと食べて帰ってください。
その服は貸しますから。洗わなくていいですよ」
七緒「ほうひはへはい(申し訳ない)」
ゴクンッと勢いよく飲み込み、すでにお皿の上に朝ご飯の姿はなかった。
澪「体調は大丈夫ですよね」
七緒「あぁ。何やら何までありがとう。また礼をさせてくれ」
澪「だから大したことじゃないですって。早く行ってください」
七緒「澪、また後でな」
澪「はい!」
七緒は荷物を持って家に帰った。
こうして、謎お泊まり会は幕を閉じたのだったー…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜学校〜
澪「おはよー」
琴音「あ、澪おはよ!ねぇねぇ聞いた!?今日転校生来るんだって!このクラスに!」
澪「へー」
琴音「反応うすっ」
澪「興味ないもん」
琴音「澪はそうだよねー。私はめっちゃ楽しみだよ✨」
澪「よかったね」
碧「はいみなさん着席ー!今日は転校生が来てますよ〜」
「「うえーい!」」
碧「入ってください!」
ガラッ
女子「きゃああああ!!」
うお……。超イケメンじゃん。
凪「[漢字]赤羽[/漢字][ふりがな]あかばね[/ふりがな] [漢字]凪[/漢字][ふりがな]なぎ[/ふりがな]です。よろしく」
キングにも負けないくらいイケメンだな、凪とかいうやつ。
碧「凪さんの席はー…。あ、澪さんの左隣にしましょうか。そこだけ横3人ね!」
は!?
澪「え、ちょっと待ってくださいよ…」
碧「ダメですか?」
澪「うっ…だ、大丈夫です」
碧「それでは凪さん、席にどうぞ!」
凪「はい」
ガタッ
凪「よろしく」
澪「……フイッ」
凪「………」
気まずい気まずい気まずい気まずい
なぜゆえイケメンが俺の隣にいるんだそもそも。
モテ女子の隣に行けよ。
澪「ハァ……」
琴音「ちょっとちょっと…!なんでイケメン隣にいてため息なんかしちゃうわけ…!?」
澪「気まずいもん…。大体私なんかの隣にいていい人間じゃないでしょ…」
琴音「澪は可愛いよ…!?」
澪「かっこいいがいいんだよ…」
琴音「いやいや可愛いよ…!?そこらの女子よりも…!」
澪「やめろぉ…」
そう、俺はミカドであるために“男“として認められたい。
そのためには、男と間違われるような女にならなければ始まらないのだ。
性転換という手もあるが、“女“である澪も捨てたくはない。
これは俺の我儘だ。
碧「ここがああで、ここがこうです。そして、こことここがこうなるから〜」
キーンコーンカーンコーン
ー終礼終わりー
女子「ねぇねぇ、凪くんは部活どうするの〜?♡」
凪「帰宅。」
女子「え〜」
凪「…それか軽音」
???…空耳か。
凪「音楽…好きなんだ」
女子「でも軽音って治安悪いらしいよ〜?♡」
凪「知らない。仮入部行く」
女子「もぉー♡」
〜部室〜
ガチャ
澪「………は?」
ガチで来やがった
凪「赤羽 凪です。転校してきて仮入部しに来ました」
ラク「マジ!?うれし!楽器経験ある?」
凪「ベースとか弦楽器なら…歌も…」
ラク「いいねー!よし、じゃあ凪くん、君はとりあえず見学ね!
たくさんバンドあるから色々見てってー!」
凪「ありがとうございます」
凪が最初見に行ったのは、もちろん“キング“だ。
そりゃあ見回したら見るよな。もはや全人類共通だろ。
てかもう七緒サン風邪大丈夫なんだな。
まぁ喉はやられてなかったし。よかった。
澪「よし、今日も録音しよう!今日は暗い曲いくよ!」
琴音「らじゃー!」
雫「え、あ、あの…王城先輩…大丈夫なんですか…?」
あ、しまった。雫に伝えてなかったんだった。ややこし。
澪「大丈夫みたい。なんか人間じゃないぐらい治癒力がヤバかった!らしい!
救急隊の人もびっくりしてたよ」
雫「そ、そうだったんですか…。よかった…です。すみません、僕…何にもできなくて…」
♪正解と間違い♪
あぁ また失敗した
この世界はそればかりだ
またやってしまった
一体何を間違った?
頭はぐるぐる考えて
体はふらふら行き先もないの
世界はぐるぐる回って
私はただ、歩くだけ
一体何を間違った?
何がよかった?
この世界では何が正しいんだ
何を間違った
何がよかった
誰も頼れず一人歩くだけ
頭はくらくら彷徨って
正解と間違えの違いもわかんないの
頭は迷い迷って
答えを追って、歩くだけ
一体何を間違った?
何がよかった?
この世界では何が間違いだ?
何を間違った
何がよかった
迷路のように 考えるだけ
ぐるぐる ぐるぐる
くらくら くらくら回って
ぐにゃぐにゃ道を、歩くだけ
…録音完了っと。
澪「あぁ〜最高〜…あ」
凪に…見られてた…。
しかも超ばっちり目合った…。
澪「………よし!もう一曲やろう!」
歌おう!歌えば気にならん!
♪お姫様になりたいの!♪
甘酸っぱい青春を手に入れて
やっと私にも春が…なんて
夢みたいな 妄言だって
信じてみたいんだ
真っ青な境界線なんて
寄せ付けない魔法のような
花びら舞い舞って
みんなの目を惹きつけて
恋なんて愛なんて
ただの夢なんだって
恋なんて愛なんて
ほんとに夢なのか
ひらひらと舞、舞って
神様だって釘付けの
愛される王子様
そんな君にろっくおん!
ゆらゆらと舞、舞って
魔王だって釘付けの
愛されるお姫様
そんな私になりたいの!
そんな私が大好きなの!
録音完了!
え、待てよ最近めっちゃ調子いいわ((
琴音「最ッ高じゃん!最ッ強じゃん!?」
澪「最強爆誕したな!」
雫「すごい…!です…!」
マジでどうした俺!?
凪「ー……」
澪「…あ、凪…さ…」
他のクラスメイトに見られるの普通に恥ずいな。
ラク「澪ちゃん超調子いいじゃーん!追い越されちゃうかもなー」
凪「部長」
ラク「おっと、ごめんごめん。どうしたのー?」
凪「入部します」
ラク「え…ガチ!?うわぁうれしー!よろしくねー凪くん!」
凪「はい」
ラク「凪くんはソロでやる感じ?」
凪「…いや、バンド入りたいです」
ラク「んー、じゃあ僕んとこ来な!色々教えてあげるよ!」
凪「お願いします」
…よろしくお願いしますぅ…。
澪「早いなっ…。はい、お皿頂戴しますね〜」
七緒「いやおれがっ…!ッッー…!」
どうやら頭痛がしたようだ。
このまま寝かせておいた方がいいな。
けど冷えるから汗は流しておきたい…。
そうだ!汗拭きシート!!
澪「七緒サン…」
七緒「な、なに…」
澪「服、脱いでください」
七緒「はっ、はぁ!?…いっ…」
澪「不可抗力です。上半身だけでも汗を拭かせてください」
七緒「わ、わかった」
バサッ
澪「……っっ…」
目の当たりにした七緒サンの体は、
まさに美がエレクトリカルパレードしているようであった。
澪「と、とりあえず背中周り…ふ、拭きますので…!
ソファにうつ伏せになってもらって…!」
七緒「はい」
スッ…ふきふき(効果音わからん)
七緒「ん…っ」
澪「くすぐったいですよね。もうしばらく我慢してください」
ふきふきふきっ
澪「よし!じゃあ次、お腹周り…」
…はやめておこう。心臓が死ぬ。
澪「前は自分で拭けますか?」
七緒「力…はいらない…です…」
さっきのご飯で使い果たしたのかよ!?
澪「わかりました。はいじゃあこっち向いて」
七緒「ん」
うぅ…真正面から見るともっと気まずい…。
澪「ふふふ拭きます…っ!」
スッ…ふきふきふき
七緒「ん…」
ふきふきふきふき
澪「よし。じゃあ両脇も拭きます!」
ふきふきっ
澪「腕も…!」
ふきふきふきっ
澪「完了…!なんかめっちゃ疲れた…」
七緒「…ごめん」
澪「え!?全然大丈夫ですよ!むしろ寂しさ吹っ飛んだです!
さ、俺の服で悪いですけど着替えましょう!でかいやつあったかな…」
クローゼットをガサゴソすると…ビッグサイズの半袖の服を発見した。
多分お父さんのだろうな…。
まぁいいか!人の役に立てたらお父さん絶対嬉しいだろうし!
お父さん!お借りします!
バサッ←上だけ着せた
ん?待てよこれ…下半身…。あ、そうだ。
腰にバスタオル巻いて〜
ズボン脱がせて〜
ズボン履かせたら〜
クリア。無駄に心臓に悪い。
さて、残りは寝る場所をどうするか…。
キングを床に寝かせることはできないし、なるべく目を離したくはない。
このままソファに寝かせとくか。かけ布団だけかけてあげよう。
んで私が床で寝る。
…よし。これで一安心だな。
風呂入ろ。
〜風呂〜
澪「あぁぁ〜しみる〜」
天邪鬼「そうじゃのう〜」
澪「あ、あま…!!」
天邪鬼「しー。人間が寝ておるんじゃろう?」
澪「ハッ…なんでいるんだよ…てかいるならなんで七緒サンのこと助けてあげなかったんだよ…」
天邪鬼「貴様が見ている[漢字]我[/漢字][ふりがな]コレ[/ふりがな]は分身じゃ。
本体じゃないとどうにもできん。本体は神社から動けんからのう」
澪「そうか…。え、じゃあなんで感覚…」
天邪鬼「我の感覚なら分身であっても自在じゃ」
澪「ふーん…。じゃあ俺そろそろあがるよ。天邪鬼はもうちょっといたら?」
天邪鬼「うむ、そうするとしよう」
ザバッ
さて、着替えてさっさと寝よ…。
澪「スー…」(お馴染み1秒スリープ
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ー朝ー
七緒「ハッ」
澪「あ、おはようございます」←絶賛クッキング中
七緒「はっ!?みっ!?」
澪「…もしかして、覚えてないんですか?」
七緒「刺されたところまでしか…」
澪「そうですか。簡単に説明すると、刺された傷は治ったけど熱が酷くなって
七緒サンの家がわからなかったので俺の家に泊めたってことです」
七緒「…あぁ、なんとなく思い出した…」
澪「朝ご飯もうすぐできますから。食べたらご自慢の身体能力で帰ってください」
七緒「ありがとう」
澪「ほら、どうぞ」
コト…と小さな机に朝ご飯が置かれる。
七緒「美味い…!」
七緒サンは一口食べると目をキラキラさせてもう一口、もう一口と食べ進めた。
澪「そんな大したものじゃないですよ」
七緒「たいひはほほだろうこれは(大したものだろうこれは)」
澪「お褒めに預かり光栄です。ほら、さっさと食べて帰ってください。
その服は貸しますから。洗わなくていいですよ」
七緒「ほうひはへはい(申し訳ない)」
ゴクンッと勢いよく飲み込み、すでにお皿の上に朝ご飯の姿はなかった。
澪「体調は大丈夫ですよね」
七緒「あぁ。何やら何までありがとう。また礼をさせてくれ」
澪「だから大したことじゃないですって。早く行ってください」
七緒「澪、また後でな」
澪「はい!」
七緒は荷物を持って家に帰った。
こうして、謎お泊まり会は幕を閉じたのだったー…。
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〜学校〜
澪「おはよー」
琴音「あ、澪おはよ!ねぇねぇ聞いた!?今日転校生来るんだって!このクラスに!」
澪「へー」
琴音「反応うすっ」
澪「興味ないもん」
琴音「澪はそうだよねー。私はめっちゃ楽しみだよ✨」
澪「よかったね」
碧「はいみなさん着席ー!今日は転校生が来てますよ〜」
「「うえーい!」」
碧「入ってください!」
ガラッ
女子「きゃああああ!!」
うお……。超イケメンじゃん。
凪「[漢字]赤羽[/漢字][ふりがな]あかばね[/ふりがな] [漢字]凪[/漢字][ふりがな]なぎ[/ふりがな]です。よろしく」
キングにも負けないくらいイケメンだな、凪とかいうやつ。
碧「凪さんの席はー…。あ、澪さんの左隣にしましょうか。そこだけ横3人ね!」
は!?
澪「え、ちょっと待ってくださいよ…」
碧「ダメですか?」
澪「うっ…だ、大丈夫です」
碧「それでは凪さん、席にどうぞ!」
凪「はい」
ガタッ
凪「よろしく」
澪「……フイッ」
凪「………」
気まずい気まずい気まずい気まずい
なぜゆえイケメンが俺の隣にいるんだそもそも。
モテ女子の隣に行けよ。
澪「ハァ……」
琴音「ちょっとちょっと…!なんでイケメン隣にいてため息なんかしちゃうわけ…!?」
澪「気まずいもん…。大体私なんかの隣にいていい人間じゃないでしょ…」
琴音「澪は可愛いよ…!?」
澪「かっこいいがいいんだよ…」
琴音「いやいや可愛いよ…!?そこらの女子よりも…!」
澪「やめろぉ…」
そう、俺はミカドであるために“男“として認められたい。
そのためには、男と間違われるような女にならなければ始まらないのだ。
性転換という手もあるが、“女“である澪も捨てたくはない。
これは俺の我儘だ。
碧「ここがああで、ここがこうです。そして、こことここがこうなるから〜」
キーンコーンカーンコーン
ー終礼終わりー
女子「ねぇねぇ、凪くんは部活どうするの〜?♡」
凪「帰宅。」
女子「え〜」
凪「…それか軽音」
???…空耳か。
凪「音楽…好きなんだ」
女子「でも軽音って治安悪いらしいよ〜?♡」
凪「知らない。仮入部行く」
女子「もぉー♡」
〜部室〜
ガチャ
澪「………は?」
ガチで来やがった
凪「赤羽 凪です。転校してきて仮入部しに来ました」
ラク「マジ!?うれし!楽器経験ある?」
凪「ベースとか弦楽器なら…歌も…」
ラク「いいねー!よし、じゃあ凪くん、君はとりあえず見学ね!
たくさんバンドあるから色々見てってー!」
凪「ありがとうございます」
凪が最初見に行ったのは、もちろん“キング“だ。
そりゃあ見回したら見るよな。もはや全人類共通だろ。
てかもう七緒サン風邪大丈夫なんだな。
まぁ喉はやられてなかったし。よかった。
澪「よし、今日も録音しよう!今日は暗い曲いくよ!」
琴音「らじゃー!」
雫「え、あ、あの…王城先輩…大丈夫なんですか…?」
あ、しまった。雫に伝えてなかったんだった。ややこし。
澪「大丈夫みたい。なんか人間じゃないぐらい治癒力がヤバかった!らしい!
救急隊の人もびっくりしてたよ」
雫「そ、そうだったんですか…。よかった…です。すみません、僕…何にもできなくて…」
♪正解と間違い♪
あぁ また失敗した
この世界はそればかりだ
またやってしまった
一体何を間違った?
頭はぐるぐる考えて
体はふらふら行き先もないの
世界はぐるぐる回って
私はただ、歩くだけ
一体何を間違った?
何がよかった?
この世界では何が正しいんだ
何を間違った
何がよかった
誰も頼れず一人歩くだけ
頭はくらくら彷徨って
正解と間違えの違いもわかんないの
頭は迷い迷って
答えを追って、歩くだけ
一体何を間違った?
何がよかった?
この世界では何が間違いだ?
何を間違った
何がよかった
迷路のように 考えるだけ
ぐるぐる ぐるぐる
くらくら くらくら回って
ぐにゃぐにゃ道を、歩くだけ
…録音完了っと。
澪「あぁ〜最高〜…あ」
凪に…見られてた…。
しかも超ばっちり目合った…。
澪「………よし!もう一曲やろう!」
歌おう!歌えば気にならん!
♪お姫様になりたいの!♪
甘酸っぱい青春を手に入れて
やっと私にも春が…なんて
夢みたいな 妄言だって
信じてみたいんだ
真っ青な境界線なんて
寄せ付けない魔法のような
花びら舞い舞って
みんなの目を惹きつけて
恋なんて愛なんて
ただの夢なんだって
恋なんて愛なんて
ほんとに夢なのか
ひらひらと舞、舞って
神様だって釘付けの
愛される王子様
そんな君にろっくおん!
ゆらゆらと舞、舞って
魔王だって釘付けの
愛されるお姫様
そんな私になりたいの!
そんな私が大好きなの!
録音完了!
え、待てよ最近めっちゃ調子いいわ((
琴音「最ッ高じゃん!最ッ強じゃん!?」
澪「最強爆誕したな!」
雫「すごい…!です…!」
マジでどうした俺!?
凪「ー……」
澪「…あ、凪…さ…」
他のクラスメイトに見られるの普通に恥ずいな。
ラク「澪ちゃん超調子いいじゃーん!追い越されちゃうかもなー」
凪「部長」
ラク「おっと、ごめんごめん。どうしたのー?」
凪「入部します」
ラク「え…ガチ!?うわぁうれしー!よろしくねー凪くん!」
凪「はい」
ラク「凪くんはソロでやる感じ?」
凪「…いや、バンド入りたいです」
ラク「んー、じゃあ僕んとこ来な!色々教えてあげるよ!」
凪「お願いします」
…よろしくお願いしますぅ…。