【曲のリクエスト募集中】アカペラ歌手から始まる三人組バンド
澪「ただいまお母さん!ごめん、ちょっと歌って来た!」
母「ええねん、ええねん。みーちゃんが思いっきりできたんならそれでいいわ。
ご飯できとるよ、食べるやろ?」
お腹減ってたんだよー!さすがお母さん!
澪「もちろんっ!久しぶり、お母さんのご飯!大盛りで!」
母「はいはい、大盛りね。みーちゃん昔っからよおさん食べるもんなぁ」
まぁ確かに昔の私はちょっと異常だったかも……。お母さん以上に食べてたし。
美味しいんだからしょうがないとは思うけど。
澪「…めちゃくちゃ美味しい…!」
はぁ、染みるぅー…。やっぱ実家のご飯は最高じゃ!
母「よかったわぁ。みーちゃん、東京行ってから一個も連絡寄越さんようなって心配しとってん。
元気でいてくれたみたいで安心した。その友達のおかげやな!」
澪「うん!それで、秋にイベントがあってね!
生徒会長兼軽音メンバーの人とライブするんだよ!すっごい楽しみ!」
母「それは楽しみやな!見に行けるやつ?」
澪「秋祭りだからね!保護者も行けるよ♪」
お母さんに私の成長ぶりを見せて、東京でやっていけていると安心させてやろ。
澪「引越しの手続きとかは大丈夫なの?」
母「あー、実はまだ…。そんな急いでできるもんじゃないからなぁ引っ越しって。多分一週間はかかるで、新築なら。お金もそれなりにいるし。
お母さんも働いてるから、お金は大丈夫やけど。それまで待てる?」
澪「うん!秋祭りまでまだ一ヶ月もあるし。大丈夫っしょ!」
母「…気持ちは前向きになって来たみたいやね。
私、何もできんくて……。ごめんな、私が無力やから…長いこと苦しませた。
でも、みーちゃんが一人じゃないって気付いてくれて、よかった」
母は震える声で言葉を並べた。長い間、自分を責めていたんだ。それでも、自殺しようとする私を止めてくれていた。
澪「確かに、あの時は辛かったなぁ…。先生が救いだった。…先生だけが……。
話してなかったけど、小学校では友達として接してくれた子が何人かいたんだ。
でも突き放して…今思えば、自分が望んで一人になってたのかもしれないな」
私の声も、少し震えている。怖いんだ。今更、過去を語るのが。
澪「……ご馳走様。私、もう帰るね」
現在夜9時。今ならまだ間に合う。
母「え!?もう夜やで!?」
澪「大丈夫。新幹線で行ったら12時くらいには着くと思うよ」
母「そんな無茶な……。もうちょっといたらいいやん」
澪「…お母さん。またね。」
急に寒気がしたんだ。これ以上過去を話したら、壊れてしまいそうで。
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澪「ただいま……」
私の家。
母「ええねん、ええねん。みーちゃんが思いっきりできたんならそれでいいわ。
ご飯できとるよ、食べるやろ?」
お腹減ってたんだよー!さすがお母さん!
澪「もちろんっ!久しぶり、お母さんのご飯!大盛りで!」
母「はいはい、大盛りね。みーちゃん昔っからよおさん食べるもんなぁ」
まぁ確かに昔の私はちょっと異常だったかも……。お母さん以上に食べてたし。
美味しいんだからしょうがないとは思うけど。
澪「…めちゃくちゃ美味しい…!」
はぁ、染みるぅー…。やっぱ実家のご飯は最高じゃ!
母「よかったわぁ。みーちゃん、東京行ってから一個も連絡寄越さんようなって心配しとってん。
元気でいてくれたみたいで安心した。その友達のおかげやな!」
澪「うん!それで、秋にイベントがあってね!
生徒会長兼軽音メンバーの人とライブするんだよ!すっごい楽しみ!」
母「それは楽しみやな!見に行けるやつ?」
澪「秋祭りだからね!保護者も行けるよ♪」
お母さんに私の成長ぶりを見せて、東京でやっていけていると安心させてやろ。
澪「引越しの手続きとかは大丈夫なの?」
母「あー、実はまだ…。そんな急いでできるもんじゃないからなぁ引っ越しって。多分一週間はかかるで、新築なら。お金もそれなりにいるし。
お母さんも働いてるから、お金は大丈夫やけど。それまで待てる?」
澪「うん!秋祭りまでまだ一ヶ月もあるし。大丈夫っしょ!」
母「…気持ちは前向きになって来たみたいやね。
私、何もできんくて……。ごめんな、私が無力やから…長いこと苦しませた。
でも、みーちゃんが一人じゃないって気付いてくれて、よかった」
母は震える声で言葉を並べた。長い間、自分を責めていたんだ。それでも、自殺しようとする私を止めてくれていた。
澪「確かに、あの時は辛かったなぁ…。先生が救いだった。…先生だけが……。
話してなかったけど、小学校では友達として接してくれた子が何人かいたんだ。
でも突き放して…今思えば、自分が望んで一人になってたのかもしれないな」
私の声も、少し震えている。怖いんだ。今更、過去を語るのが。
澪「……ご馳走様。私、もう帰るね」
現在夜9時。今ならまだ間に合う。
母「え!?もう夜やで!?」
澪「大丈夫。新幹線で行ったら12時くらいには着くと思うよ」
母「そんな無茶な……。もうちょっといたらいいやん」
澪「…お母さん。またね。」
急に寒気がしたんだ。これ以上過去を話したら、壊れてしまいそうで。
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澪「ただいま……」
私の家。