【曲リクよろ】アカペラ歌手から始まる三人組バンド
〜神社にて〜
澪「あ、天邪鬼っ……!」
私は声にならない声でその名を呼んだ。
すると、聞き覚えのある声が風とともに響き渡る。
天邪鬼「意外と帰ってくるのが早かったのう」
あの日と全く変わらない容姿。でも、前よりも少し神々しさが増した…?
天邪鬼「ふふふ、さては気が付いたな?我の真の神々しさに!」
澪「なんか……ちょっ…とだけ…?」
天邪鬼「聞いて驚くがよい!我は神から大御神と昇神したのじゃ!
どうじゃ、これからは天邪鬼様と呼ばれてやってもよいのじゃぞ?」
澪「変わんないね、天邪鬼は。………っ久しぶりッ!!」
私は天邪鬼の小さな体に抱きついた。感覚はないが、確かにそこにいる。
澪「天邪鬼ッ!私ッあなたのおかげでッここまで生きて来れた…!
ありがとう!ほんとにッありがとッッッッ!!!!諦めなくて良かったッッ
歌が、あなたが、それを教えてくれた……!」
天邪鬼「相変わらず貴様は泣き虫じゃのう。どれどれ、成長ぶりを見せてみよ。
貴様の歌を聴きたい。いいじゃろ?」
澪「うん!グスッアカペラでいい?」
天邪鬼「よいよい。だがせめて泣き終わってからで頼む」
私は必死に涙を拭った。
澪「では、聴いてください。天邪鬼に捧げる、"星"」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あなたは〜、僕らの星
いつまでも輝き続けて……。
ほら、私がいるでしょ?
隣にいるから
ね?顔を上げて
ほら、あなたが横にいるのよ
私の隣には
どこまでも、ずっと〜♪
涙を流し続けるのは
悔やみ続けるのはいいけど
たまには休息も大事よね
どこかに行っても
大事なことは
愛する歌を、忘れないこと
あなたは〜、僕らの星
いつまでも輝き続ける……。
どこから見ても光って見える
あの一番星 一等星が
私に力をくれるのよ
夜に歌えば星が光る♪」
…ふぅ。え、何これ普通に恥ずかしい。
天邪鬼「成長したな、澪。我の大好きだった者の歌と、少し似ておる。
もしかしたらそれも、[漢字]澪[/漢字][ふりがな]キサマ[/ふりがな]だったのかものう」
澪「あははっ、褒め言葉それだけ?もうちょっとあってもいいんz ((
何、これッ
[大文字][大文字]ガチャ[/大文字][/大文字]
それは何かが外れる音。
…開いた。扉。私の心の扉。一個開いた。
澪「っはッ!」
天邪鬼「どうやら、開いたようじゃな。貴様の心の扉が。
思い出に残る大切な人に捧げる歌……それは、"暖かさ"の感情じゃな」
澪「すごい……!何かが込み上げてくる……。これが、"暖かさ"………?」
天邪鬼「そうじゃ。先生や我、貴様の母の大切な記憶を思い出し、歌に感情をのせることで、人々の"暖かさ"を知ったんじゃ」
澪「そっか。ありがと、また天邪鬼のおかげで、大切なことを思い出せた」
天邪鬼「我は神じゃぞ?舐めてもらっては困るのう」
澪「へへっ、はいはい!ありがとうございますぅ〜」
これからも、澪の"感情探し"は続く………。
澪「あ、天邪鬼っ……!」
私は声にならない声でその名を呼んだ。
すると、聞き覚えのある声が風とともに響き渡る。
天邪鬼「意外と帰ってくるのが早かったのう」
あの日と全く変わらない容姿。でも、前よりも少し神々しさが増した…?
天邪鬼「ふふふ、さては気が付いたな?我の真の神々しさに!」
澪「なんか……ちょっ…とだけ…?」
天邪鬼「聞いて驚くがよい!我は神から大御神と昇神したのじゃ!
どうじゃ、これからは天邪鬼様と呼ばれてやってもよいのじゃぞ?」
澪「変わんないね、天邪鬼は。………っ久しぶりッ!!」
私は天邪鬼の小さな体に抱きついた。感覚はないが、確かにそこにいる。
澪「天邪鬼ッ!私ッあなたのおかげでッここまで生きて来れた…!
ありがとう!ほんとにッありがとッッッッ!!!!諦めなくて良かったッッ
歌が、あなたが、それを教えてくれた……!」
天邪鬼「相変わらず貴様は泣き虫じゃのう。どれどれ、成長ぶりを見せてみよ。
貴様の歌を聴きたい。いいじゃろ?」
澪「うん!グスッアカペラでいい?」
天邪鬼「よいよい。だがせめて泣き終わってからで頼む」
私は必死に涙を拭った。
澪「では、聴いてください。天邪鬼に捧げる、"星"」
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「あなたは〜、僕らの星
いつまでも輝き続けて……。
ほら、私がいるでしょ?
隣にいるから
ね?顔を上げて
ほら、あなたが横にいるのよ
私の隣には
どこまでも、ずっと〜♪
涙を流し続けるのは
悔やみ続けるのはいいけど
たまには休息も大事よね
どこかに行っても
大事なことは
愛する歌を、忘れないこと
あなたは〜、僕らの星
いつまでも輝き続ける……。
どこから見ても光って見える
あの一番星 一等星が
私に力をくれるのよ
夜に歌えば星が光る♪」
…ふぅ。え、何これ普通に恥ずかしい。
天邪鬼「成長したな、澪。我の大好きだった者の歌と、少し似ておる。
もしかしたらそれも、[漢字]澪[/漢字][ふりがな]キサマ[/ふりがな]だったのかものう」
澪「あははっ、褒め言葉それだけ?もうちょっとあってもいいんz ((
何、これッ
[大文字][大文字]ガチャ[/大文字][/大文字]
それは何かが外れる音。
…開いた。扉。私の心の扉。一個開いた。
澪「っはッ!」
天邪鬼「どうやら、開いたようじゃな。貴様の心の扉が。
思い出に残る大切な人に捧げる歌……それは、"暖かさ"の感情じゃな」
澪「すごい……!何かが込み上げてくる……。これが、"暖かさ"………?」
天邪鬼「そうじゃ。先生や我、貴様の母の大切な記憶を思い出し、歌に感情をのせることで、人々の"暖かさ"を知ったんじゃ」
澪「そっか。ありがと、また天邪鬼のおかげで、大切なことを思い出せた」
天邪鬼「我は神じゃぞ?舐めてもらっては困るのう」
澪「へへっ、はいはい!ありがとうございますぅ〜」
これからも、澪の"感情探し"は続く………。