[曲のリクエスト待ってるよ〜!]アカペラ歌手から始まる三人組バンド
澪「あっ、先生!」
先生と歌詞&MV作りを始めてから、一年が経った。
先生「澪ちゃんごめんね、遅れちゃって」
澪「全然だよ」
今日は先生が残業だったので、コンビニで待ち合わせ。
私達は歳が離れているとは思えない大親友になった。
先生「今日はどんな歌詞作るの?」
澪「今日はクリスマスなので〜…」
本当に、毎日幸せを感じてた。
そんなある日……。
今日は休日だった。
私は、歌詞ではなく曲&MV作りができるようにまで成長していた。
ピアノが上手くなったから。
呑気にお菓子を食べて、テレビのニュースを見てた時……。
そこには、私の知っている名前があった。
現在から約六分前の出来事。
最近、通り魔がいるらしい、とこの辺で噂になっていた。
正直私は信じてなかった。
ただ、気をつけよーって思っただけ。
夢かと思って、目を擦ったり、自分にビンタしたりしたけど、痛かった。
そっくりさんかな、って思ったけど、年齢にも違いはなかった。
まだ信じられなくて、毎日学校で待ってたけど先生はいない。
しばらくして、先生のお通夜に行くことになった。
本当、なんだ…。
突然、今まで溜め込んでいた感情が爆発した。
悲、悔、怒。
感情が暴走してるように感じた。
私ではどうしようもできないような。
…泣いた。とにかく私は泣いた。
お隣さんの家にも響くような、大きな声で。
「私はまた一人ぼっち。先生は、もう……っ」
先生も変わって、構ってくれない。
誰も私を、慰めてくれない。
褒めてくれない。
あの先生は、もういない。
そう思った瞬間、また、涙が溢れてくる。
それから一年間、ピアノが下手だった。
先生と歌詞&MV作りを始めてから、一年が経った。
先生「澪ちゃんごめんね、遅れちゃって」
澪「全然だよ」
今日は先生が残業だったので、コンビニで待ち合わせ。
私達は歳が離れているとは思えない大親友になった。
先生「今日はどんな歌詞作るの?」
澪「今日はクリスマスなので〜…」
本当に、毎日幸せを感じてた。
そんなある日……。
今日は休日だった。
私は、歌詞ではなく曲&MV作りができるようにまで成長していた。
ピアノが上手くなったから。
呑気にお菓子を食べて、テレビのニュースを見てた時……。
そこには、私の知っている名前があった。
現在から約六分前の出来事。
最近、通り魔がいるらしい、とこの辺で噂になっていた。
正直私は信じてなかった。
ただ、気をつけよーって思っただけ。
夢かと思って、目を擦ったり、自分にビンタしたりしたけど、痛かった。
そっくりさんかな、って思ったけど、年齢にも違いはなかった。
まだ信じられなくて、毎日学校で待ってたけど先生はいない。
しばらくして、先生のお通夜に行くことになった。
本当、なんだ…。
突然、今まで溜め込んでいた感情が爆発した。
悲、悔、怒。
感情が暴走してるように感じた。
私ではどうしようもできないような。
…泣いた。とにかく私は泣いた。
お隣さんの家にも響くような、大きな声で。
「私はまた一人ぼっち。先生は、もう……っ」
先生も変わって、構ってくれない。
誰も私を、慰めてくれない。
褒めてくれない。
あの先生は、もういない。
そう思った瞬間、また、涙が溢れてくる。
それから一年間、ピアノが下手だった。