文字サイズ変更

[曲のリクエスト待ってるよ〜!]アカペラ歌手から始まる三人組バンド

#15

番外編 私は

澪「あっ、先生!」

先生と歌詞&MV作りを始めてから、一年が経った。

先生「澪ちゃんごめんね、遅れちゃって」

澪「全然だよ」

今日は先生が残業だったので、コンビニで待ち合わせ。

私達は歳が離れているとは思えない大親友になった。

先生「今日はどんな歌詞作るの?」

澪「今日はクリスマスなので〜…」

本当に、毎日幸せを感じてた。

そんなある日……。

今日は休日だった。

私は、歌詞ではなく曲&MV作りができるようにまで成長していた。

ピアノが上手くなったから。

呑気にお菓子を食べて、テレビのニュースを見てた時……。

そこには、私の知っている名前があった。

現在から約六分前の出来事。

最近、通り魔がいるらしい、とこの辺で噂になっていた。

正直私は信じてなかった。

ただ、気をつけよーって思っただけ。

夢かと思って、目を擦ったり、自分にビンタしたりしたけど、痛かった。

そっくりさんかな、って思ったけど、年齢にも違いはなかった。

まだ信じられなくて、毎日学校で待ってたけど先生はいない。

しばらくして、先生のお通夜に行くことになった。

本当、なんだ…。

突然、今まで溜め込んでいた感情が爆発した。

悲、悔、怒。

感情が暴走してるように感じた。

私ではどうしようもできないような。

…泣いた。とにかく私は泣いた。

お隣さんの家にも響くような、大きな声で。

「私はまた一人ぼっち。先生は、もう……っ」

先生も変わって、構ってくれない。

誰も私を、慰めてくれない。

褒めてくれない。

あの先生は、もういない。

そう思った瞬間、また、涙が溢れてくる。

それから一年間、ピアノが下手だった。

作者メッセージ

悲しいストーリー😭
澪ぉぉ、君はそれでも立ち直れたんだな泣
すごいよ、私だったら無理だよ

2025/06/14 16:47

夢楽 ID:≫ .1R9mfZ7i8YJY
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 15

コメント
[38]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL