キミら二人と旅をする
シャワダース「あのね、ボクも一緒に旅をしても良いかな?」
アイラ「もちろん。断る理由がないしね。」
シャワダース「ホント?良かった!」
アイラ「今日はテントで寝るけど、いい?」
シャワダース「うん!」
ああ、これが_________
ずっと憧れた、『ありきたりな』会話、なんだなぁ。
アイラside
ここは街から少し離れた草原に立つテントの中。
コトコトと音を立てて揺れる鍋を横目に、トントンと野菜を切る。
テントの中にカレーのにおいがする。いつもの日常。
一つ違うとすれば、用意された食器が『二人分』ある事、だろう。
アイラ「どーぞ。」
シャワダース「わああぁぁあ!すごーい!」
元気がいいのはいい事だよね。
ガサゴソ…
アイラ「…?」
シャワダース「何か音がするね。」
アイラ「!」
私は驚いた。なぜなら、
そこにいたのが怪我だらけの動物だったからだ。
?「うぅ…たすけて…」
シャワダース「大変!ひどい怪我をしてる!」
アイラ「大丈夫。今手当てをするから。」
?「ありがとう…」
〜手当て中〜
?「本当にありがとう。」
ランフィー「私の名前はランフィー。気づいたらあそこの街にいて、なんでか大人の人達が捕まえようとしてきたの。」
アイラ「それは多分あなたが回復魔法を使えるからだと思う。回復魔法は貴重だから。」
シャワダース「でもなんで記憶が無いんだろうね?」
ランフィー「なんでだろう?名前と年齢はわかったのに…」
アイラ「じゃあ、記憶が戻るまで私たちと一緒に旅をしない?」
ランフィー「いいの?それなら、みんなで旅をしよう!」
ぐうぅぅぅ…
ランフィー「あっ///」
アイラ「ご飯、食べる?」
ランフィー「うん、食べようかな…。」
その後、みんなで仲良くご飯を食べたとさ。
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