あの後現場は落ち着いたそうで。
結局、アサ・イト・リノは好きバレしたそうです。
でもイトとリノは本人に好きバレじゃないし、皆も秘密にしてくれると。

でもセンリは鈍感で、ツキホの「仲が良くて好きって意味だよ？((圧」という言葉を信じ込む始末になった。
なお、ツキホは現場にいたほかのメンバーには「好きバレ」したということだ。
皆はセンリに教えないことにしたらしいです。

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わたしは真上リコ。わたしには好きな先輩がいる。

「…ふう、！」

今日も、選手一人ひとりの調子を記録帳にメモした。
そこで、”好きな先輩”がこちらに歩いてきた。
タオル、取りに来たんだ…！！

「、回貝先輩っ！あの、タ、タオルどうぞ…っ！//」

真っ赤になりながら二年生の回貝タイセイ先輩にタオルを渡す。
回貝先輩は165cmなのに、私は148cmと小柄なので視線が斜め上を向く。

「……ありがと」

めっちゃ塩対応！！





…………でも、そこも好きだな。

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いつも話しかけてくる一年がいる。
マネージャーの「真上リコ」。

「、回貝先輩っ！あの、タ、タオルどうぞ…っ！//」
真上は小柄だから、カズトやセンリ、一年の白崎とかよりも背が小さい俺と話すときでも視線が上を向く。
おとなしいけど部活のことだと熱くて、必死に話す様子が小さい犬みたいだ。



…………



真上からタオルを受け取った。

「……ありがと」

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