文字サイズ変更

【ピュアBL】僕に依存して

#1

■嫉妬

仁葵くんとラーメンを食べに来ている。





仁葵くんから誘ってきたくせに何を喋っていない。  


ってか、仁葵くんはスマホしか見ていない。


最近、仁葵くんはスマホに夢中。僕の方を見てくれない。


いいなぁ…スマホは。


いつも仁葵くんに見つめられていてたくさん触れられるんだよ?


スマホに嫉妬してしまう。


「スマホでなにしてんの?」


「んー…漫画読んだりゲーム」


ふぅーん…僕も、と思ってポケットからスマホを出すけど、ただ暗い画面を見つめるだけ。


スマホを使うのって家族とLINEするぐらいかも。あとカレンダーを見るくらい。


と思いながら、スマホをポケットに入れる。


[水平線]


「おいしいね」


「んね」


たわいもない話をしながらラーメンを食べる。


でも、仁葵くんはスマホに夢中で『そうだな』『ん』だとか聞いてないような返事しかしない。


そんなにスマホに夢中ならスマホと結婚しちゃえばいいのに。


[水平線]


寒い帰り道の中、仁葵くんに話しかけてみる。


「仁葵くんってスマホ好きだよね」


「そうか?普通だと思うけど」


嘘つけ。


スマホと僕どっちが好き?って聞いたらスマホって言うに決まってるだろうなぁ……そう言う仁葵くんの言葉を勝手に想像したら胸がチクリと痛む。


スッキリするためにちょっとどこか行こうかな…


「僕用事あるからこっち曲がるね!」


「何があるの?」


ホントは用事ないんてないよ。

そーゆー嘘をつきたい時は僕にだってあるさ。

でも、そんな僕の気持ちを知らない仁葵くんには教えてあげない。


「内緒」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

BL書いてみた!

私に作ってほしい創作があったら、コメントしてね!書くよ〜〜〜

感想もコメントに書いてくださいっ!

2024/10/07 14:36

心希 ID:≫99Fmr9WYuqwdc
続きを執筆
小説を編集
/ 1

コメント
[3]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL