二次創作
ハンドレ短編集
⚠︎病み発言
雷夏side
「雷夏くん」
結人がいつになく真剣な声で、表情で僕を呼ぶ。
『どうしたの?』
どうせネストの話でしょw
そう思った僕の軽い考えは簡単に壊れた。
「消えたい、です」
『え……?』
声を漏らしてしまった。
消えたい?◯にたいってこと?なんで?嘘だよね?
そんな疑問が浮かんでは消えるのを繰り返す。
嘘だと思いたいよ…でも結人の声色が真実だと示していた。
『なん、で…?』
震えちゃうけど返事をしなくちゃ、推し黙ってちゃダメだと思った。
結人が黙って1人でいなくなってしまいそうだったから。
「分かりません」
わからないけど、ここにいては行けない気がする。と語る結人を見つめる。
苦しいよ、大切な人が苦しんでるんだから。
『そっか…』
否定できなくて、でもいなくなってほしいなんてのは僕のエゴだ。
『でも、僕は嫌だよ?』
「え?」
『まだ、一緒にいたいよ』
僕の心に溜まった気持ちを吐き出す。
彼がここにいられるように。
彼が安心してここにいてもいいと思えるように。
『恵吾もきっとそう思ってる』
「……」
語ろう。
いくらだって君のためならば。
『変わったよ、僕も恵吾も』
「?」
『恵吾は僕が守ってやるほど弱くないからさ、守る人ができたんだよ』
『きっと恵吾も同じだ』
『守るものがある人は強いんだよ』
できる限り優しい声色で、落ち着かせるように喋る。
『結人がいたから、結人がいないと僕らは、僕はッ』
ああ、ダメだ。苦しいなぁ。
『ダメなんだからさ…w』
『ここに、いてよ…!!』
心を打たれたのだろうか、結人の瞳が揺らいだ。
「っ…はいっ!」
少し泣きそうな顔をした、いつもの結人だった。
雷夏side
「雷夏くん」
結人がいつになく真剣な声で、表情で僕を呼ぶ。
『どうしたの?』
どうせネストの話でしょw
そう思った僕の軽い考えは簡単に壊れた。
「消えたい、です」
『え……?』
声を漏らしてしまった。
消えたい?◯にたいってこと?なんで?嘘だよね?
そんな疑問が浮かんでは消えるのを繰り返す。
嘘だと思いたいよ…でも結人の声色が真実だと示していた。
『なん、で…?』
震えちゃうけど返事をしなくちゃ、推し黙ってちゃダメだと思った。
結人が黙って1人でいなくなってしまいそうだったから。
「分かりません」
わからないけど、ここにいては行けない気がする。と語る結人を見つめる。
苦しいよ、大切な人が苦しんでるんだから。
『そっか…』
否定できなくて、でもいなくなってほしいなんてのは僕のエゴだ。
『でも、僕は嫌だよ?』
「え?」
『まだ、一緒にいたいよ』
僕の心に溜まった気持ちを吐き出す。
彼がここにいられるように。
彼が安心してここにいてもいいと思えるように。
『恵吾もきっとそう思ってる』
「……」
語ろう。
いくらだって君のためならば。
『変わったよ、僕も恵吾も』
「?」
『恵吾は僕が守ってやるほど弱くないからさ、守る人ができたんだよ』
『きっと恵吾も同じだ』
『守るものがある人は強いんだよ』
できる限り優しい声色で、落ち着かせるように喋る。
『結人がいたから、結人がいないと僕らは、僕はッ』
ああ、ダメだ。苦しいなぁ。
『ダメなんだからさ…w』
『ここに、いてよ…!!』
心を打たれたのだろうか、結人の瞳が揺らいだ。
「っ…はいっ!」
少し泣きそうな顔をした、いつもの結人だった。