二次創作
ハンドレ短編集
⚠︎本の内容あり、エセ関西弁
まどかside
「おい、恵美ぃ!いい加減起きんかいっ!!」
寝ている僕にそんな声が飛び掛かる。
「やめなさい、誠一くん。まどかさんが起きてしまうでしょう?」
「睡眠が足りなくて倒れたらどうするんですか?」
「恵美は十分睡眠取っとるやろ!」
確かにその通りだ。でも僕は寝たい!
「〜〜〜〜!」
「〜〜〜〜?」
『ん〜、うるさいなぁ』
うるさすぎる。
僕の睡眠のためとか言っときながらさ〜。
『僕、出かけてくるから』
「〜〜〜〜!!」
「〜〜〜〜!!!」
聞いてないし…もうしーらない。
『いってきま〜す』
・・・
外に出たはいいけどこれからどうしようかな?
『それにしてもあっついなぁ、どうなってるんだよ』
気温に文句を言いながらも足を進める。
「あら?恵美さん、お一人?」
饅頭を売ってるお姉さんか。
荷物を見るに買い物帰りかな。
『そうだよ』
「よかったらうちの店寄ってかない?」
『ん〜、悪くないけどやめとくよ』
あの店は暑いからな…
『ライムにでもいこっかな』
「いってらっしゃい」
ライム、[漢字]康介[/漢字][ふりがな]こうすけ[/ふりがな]上手くやってるかな?
・・・
カランカラ
「いらっしゃーい!」
『やっほ、康介。おやすみ』
康介はいつも通りカウンターでバカをしていた。
「おいおい、まどかチャン。うちは隠れ家じゃねえぞ」
『すー、すー』
康介が何か言ってるけど無視だ。
僕は夢の世界へ落ちていった。
康介side
『って聞いてねえな』
まどかはいつもこんな感じだから慣れてしまった。
「えー、また眠り姫がいる!」
「かわいー!」
『客が来るならいいか』
いつの間にかそんなことを考えるようになっていた。
〜その頃の[漢字]記録者[/漢字][ふりがな]レコーダー[/ふりがな]は〜
「〜〜〜!」
「〜〜〜!!」
まだ言い合いをしていた!!
「っ!まどかさんは!?」
ようやくまどかがいないことに気がついた様子!
「ほんまやおらへん!」
ちゃんとまどかは声をかけていたぞ!
「どうしましょう!」
すごい焦り様、話を聞いておけば良かったのに…
「あそこなら…!」
何かに気づいたようですね!
・・・
プルルルルルルッ
電話だ。どうせ彼らだろう。
『もしもし。はい、ライムです!』
「そっちにうちの恵美、おりますか!?」
『いますけど』
正解だ。まどかチャンの記録者。
「本当ですか!?」
声が変わった。名前は知らないけど…
「ちょッ、おい健三!」
健三というらしい。
ツーツーツー
電話を切られてしまった。
「うーん…康介、カシスジュース」
『俺はカシスジュースじゃねえよ、ほい』
「ん、」
まどかはよくカシスジュースを飲む。
俺のコーヒーは不味いかららしい。
『まどかチャン、コーヒー飲むか?』
「えー、いらないよ。トラウマ並みのコーヒーなんて」
ほら、この通りだ。
ガランガランッ!!
『なんだぁ!?』
扉が思い切り開けられたせいで驚いてしまった。
「まどかさんッ!」
「健三!?」
「えーみー!!」
「誠一まで!?」
どうやらさっきの記録者だ。
会うのは初めてだなぁ、なんてぼんやり考える。
「なにしてるんだよ!」
「恵美が急にいなくなるからやろ!」
「僕ちゃんと声かけたし、!」
「まどかさんが干からびてしまうではないですか!!」
「そんなに弱くないよ」
まどかから記録者は仲が悪いと聞かされていた。
でも俺からしたらとても仲がいいと思う。
「まあ、無事で良かったわ」
「そうですね、誠一くんと同意見なのは癪ですが」
いや、違うな。
まどかチャンを思う気持ちが同じだから、協力しているんだ。
『おい、人の店で騒ぐな!!』
まどかside
「おい、恵美ぃ!いい加減起きんかいっ!!」
寝ている僕にそんな声が飛び掛かる。
「やめなさい、誠一くん。まどかさんが起きてしまうでしょう?」
「睡眠が足りなくて倒れたらどうするんですか?」
「恵美は十分睡眠取っとるやろ!」
確かにその通りだ。でも僕は寝たい!
「〜〜〜〜!」
「〜〜〜〜?」
『ん〜、うるさいなぁ』
うるさすぎる。
僕の睡眠のためとか言っときながらさ〜。
『僕、出かけてくるから』
「〜〜〜〜!!」
「〜〜〜〜!!!」
聞いてないし…もうしーらない。
『いってきま〜す』
・・・
外に出たはいいけどこれからどうしようかな?
『それにしてもあっついなぁ、どうなってるんだよ』
気温に文句を言いながらも足を進める。
「あら?恵美さん、お一人?」
饅頭を売ってるお姉さんか。
荷物を見るに買い物帰りかな。
『そうだよ』
「よかったらうちの店寄ってかない?」
『ん〜、悪くないけどやめとくよ』
あの店は暑いからな…
『ライムにでもいこっかな』
「いってらっしゃい」
ライム、[漢字]康介[/漢字][ふりがな]こうすけ[/ふりがな]上手くやってるかな?
・・・
カランカラ
「いらっしゃーい!」
『やっほ、康介。おやすみ』
康介はいつも通りカウンターでバカをしていた。
「おいおい、まどかチャン。うちは隠れ家じゃねえぞ」
『すー、すー』
康介が何か言ってるけど無視だ。
僕は夢の世界へ落ちていった。
康介side
『って聞いてねえな』
まどかはいつもこんな感じだから慣れてしまった。
「えー、また眠り姫がいる!」
「かわいー!」
『客が来るならいいか』
いつの間にかそんなことを考えるようになっていた。
〜その頃の[漢字]記録者[/漢字][ふりがな]レコーダー[/ふりがな]は〜
「〜〜〜!」
「〜〜〜!!」
まだ言い合いをしていた!!
「っ!まどかさんは!?」
ようやくまどかがいないことに気がついた様子!
「ほんまやおらへん!」
ちゃんとまどかは声をかけていたぞ!
「どうしましょう!」
すごい焦り様、話を聞いておけば良かったのに…
「あそこなら…!」
何かに気づいたようですね!
・・・
プルルルルルルッ
電話だ。どうせ彼らだろう。
『もしもし。はい、ライムです!』
「そっちにうちの恵美、おりますか!?」
『いますけど』
正解だ。まどかチャンの記録者。
「本当ですか!?」
声が変わった。名前は知らないけど…
「ちょッ、おい健三!」
健三というらしい。
ツーツーツー
電話を切られてしまった。
「うーん…康介、カシスジュース」
『俺はカシスジュースじゃねえよ、ほい』
「ん、」
まどかはよくカシスジュースを飲む。
俺のコーヒーは不味いかららしい。
『まどかチャン、コーヒー飲むか?』
「えー、いらないよ。トラウマ並みのコーヒーなんて」
ほら、この通りだ。
ガランガランッ!!
『なんだぁ!?』
扉が思い切り開けられたせいで驚いてしまった。
「まどかさんッ!」
「健三!?」
「えーみー!!」
「誠一まで!?」
どうやらさっきの記録者だ。
会うのは初めてだなぁ、なんてぼんやり考える。
「なにしてるんだよ!」
「恵美が急にいなくなるからやろ!」
「僕ちゃんと声かけたし、!」
「まどかさんが干からびてしまうではないですか!!」
「そんなに弱くないよ」
まどかから記録者は仲が悪いと聞かされていた。
でも俺からしたらとても仲がいいと思う。
「まあ、無事で良かったわ」
「そうですね、誠一くんと同意見なのは癪ですが」
いや、違うな。
まどかチャンを思う気持ちが同じだから、協力しているんだ。
『おい、人の店で騒ぐな!!』