文字サイズ変更

二次創作
ハンドレ短編集

#13

スネイクピット[味覚]

雷夏side
「雷夏くんって…味覚がないんですか?」

真剣な表情の結人にそう聞かれた。

『…なに言ってるの?そんなわけないじゃんw』
「[小文字]⁉︎[/小文字]」
「…」

なにを思っているの?

・・・

結人side
『…?』

最近、お2人と過ごしてきて疑問に思ったことがある。

それは…雷夏くんには味覚がないんじゃないかってこと。

一周年を記念して〜とかいう質問のとき、刺激があるから、みたいなことを言っていた。

刺激があるから、それは味じゃない。

『雷夏くんって…味覚がないんですか?』

そう、ただ声に出しただけだった、のに。

「…なに言ってるの?そんなわけないじゃんw」
「[小文字]⁉︎[/小文字]」

雷夏くんからの返答には間があって、恵吾くんはすこし動揺した。

『…』

いやでも察してしまった。

ああ、味覚がないんだ。

きっとそれは知られたくなかった事実だ。

「[小文字]らいか、[/小文字]」
「、」

こんな空気にしてしまった。

『はぁー、』

そう、こんなこと望んでない。

「どうした…?」

恵吾くんも口を開くことにしたらしい。

『いえ…』

そう、知られたくないならそれでいいから。

『あんなに美味しそうにご飯食べるのに味覚がないわけないなと』
「…確かにな」

ああ、空気が暖かくなった。

やっぱり2人はこれでいい。

「もー、一緒にファミレス行こっ!激辛料理出たんだって〜」
『そこって激甘スイーツも出てましたね。激辛激甘フェアで』
「なにっ、行くぞ」

これくらいが心地いい。

作者メッセージ

スランプかも

2024/12/16 21:09

結葉@活動休止中 ID:≫ipqhLpjBp6LjA
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 30

コメント
[50]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL