○○は急に我に返った。YouTubeなんてまだ見ぬ世界だ。
え、2Dモデルも必要だし、[太字][大文字][漢字]YMM[/漢字][ふりがな]ゆっくりムービーメーカー[/ふりがな][/大文字][/太字]も使えない。
実況すらも覚束無い○○は超超初心者だ。

おどろく「もしかして、YMMの心配してるのだ？」
しぇいど「まだ、何にも教えてないですしね。」
おどろく「そのことは大丈夫なのだ！YMMは凸先輩が教えてくれるし！」
凸もり「え、俺！？えへへ♡」
べる「凸おじは大人しくYMMを教えなさい（#^ω^）」
凸もり「ｱｯﾊｲ」
おどろく「あのね、おどろくさぁ、奮発して●●ちゃんの立ち絵描いちゃったんだ～見てぇ！」
[水平線][明朝体]黄色い髪色に緑のメッシュのウルフカット
瞳は気だるげで、緑目
黄色い萌え袖パーカーに緑のローマ字で●●
表情差分は驚異の20種類[/明朝体]
[水平線]
●●「え、え、い、いいんですか！？」
おどろく「だってぇ、●●ﾁｬﾝを拾ったのはおどろくだし？だったら…」
おどろくさんの目元がわずかにニンマリする。
おどろく「今日から●●ちゃんは事実上おどろくの娘！ね！？」
どう見たってエモい可愛すぎる立ち絵だった。
ニグ「●●ﾁｬﾝおどろくさんはね、君が寝込んでる間、ずーっと立ち絵を描いていたんだ。」
あふぇりる「俺らがサンドイッチを作ってあげたのに、全然食べずにね。」
そっか、そうなんだ[打消し]　　　　　　　　　　　[/打消し]。
おどろくさん、○○のために・・・。
おどろく「因みにlive2dはもう頼んでるから～！(￣∇￣;)ハッハッハ」
●●「あ、ありがとうございます！」

おどろく「じゃあ、今から、配信しない？」
●●「いいんですか！？」
おどろく「【急遽お知らせがあるので配信します】なのだ！」
速攻で凸もりさんがカメラをゲームに回す。
「静かに」としぇいどさんが予備のスイッチを渡す。
凸もり「べるちゃん！さもさん！あふぇさん！Xで投稿して！」
べるさもあふぇ「りょ～か～い！」

カチッ
[太字][下線]凸もり「ど～も聞こえていますか？凸もりでございます！」
おどろく「おどろくなのだ～！聞こえてますか~？」
べる「べるで～す。聞こえてたらコメントして下さい！」
ななっし～「夜分におはっし～！ななっし～で～す。」
さぁーもん「どうも～、さぁーもんですぅ！」
しぇいど「しぇいどです。高評価お願いします！」
ニグ「どーもどーも、ニグです！」
うたい「うたいで～す。ども～…。」
あふぇりる「こんばんは！あふぇりるです！」
●●「ど、どうも、●●です。」[/下線][/太字]
やはり人に魅せるプロの技は真似できない。
しかしコメント欄はざわついた。
[下線]明太子：＜最後の子誰だろ(・・?
夢月：＜え、最後の子めっちゃカワボじゃん！推せる！
まふいん：＜それな！でも、誰だろ…
明太子：＜誰かの兄弟？おどみん加入なんちゃって…[/下線]

[太字][下線]おどろく「皆しゃん不正解！この子は…。」
●●「改めまして●●です！こんばんは！」
おどろく「おどみんに加入してくれる●●ちゃんで～す！」[/下線][/太字]
[下線]まふいん：＜新メンバー！？
∇りぼん：＜●●ちゃん！聞いたことないね！
明太子：＜悪いお知らせじゃなくてﾖｶｯﾀ‐[/下線]

あれ、祝福されてる！？
御母上がYouTubeを見せなかったのは…。