- 閲覧前にご確認ください -

nmmn
卒業ライバー様でます。

文字サイズ変更

悪役令嬢、ヒロインの攻略対象に好かれる件。

#9


担任教師は加賀美ハヤト。
すらっと美しいスタイルが女子生徒に人気だ。
もちろん、悪役令嬢もその一人。
たびたび結婚を申し込んでは困られていた。
パチッと視線がぶつかる。
加賀美はにこっと微笑みながら「おはようございます、クローネさん」と挨拶をしてくる。
その爽やかさはこの世のすべての人間があらわすことは不可能である。
「おはようございます、加賀美先生」
結婚を申し込む意味など今の私にはない。
何故って?
面倒くさいから。
もう、演技はやめよう。
今世でも演技はしたくない。
自分自身の心に嘘はつきたくない。
「好きですよ。加賀美先生」
──…やっぱり、無理だった。
横を加賀美が通った瞬間、耳元で囁く。
身体と言うものは無意識に動くこともあるのだな。
「~ッ、あんまり、教師をからかってはいけませんよ。クローネさん」
耳を林檎のように赤く染めた加賀美から愛らしさと言うものを感じてしまう私は世紀末なのだろうか。
「ねぇ、君?クローネさんは」
「はい?どちら様で──」
推しがいるとはさ、思わないじゃんねぇ?

このボタンは廃止予定です

2024/10/07 21:34

伊折 ID:≫ppBd7rNLoAd1k
続きを執筆
小説を編集
/ 12

コメント
[10]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL