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卒業ライバー様でます。

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悪役令嬢、ヒロインの攻略対象に好かれる件。

#2

事実 クレカリーside.

悪役令嬢に転生なんてどれほどの漫画、小説、アニメ、ゲームが題材にしてきたのだろう。
一時期、転生モノが流行ったとしてもありすぎであろう。
だが、面白いのもまた事実である。
かと言って本当に転生するとはどこの誰が思おうか。
人生とは本当にわからぬものである。
「転、生」
不思議な響きである。
流行りに流行る【推しの子】も確か転生モノであっただろう。
あの場合は生きていた世界と同じ世界に転生をしていたが私の場合はどうやら違うらしい。
こちらは私の生きていた世界で流行りまくっているゲーム、『ドキドキっ♡にじ恋愛シュミレーション♡』に登場する悪役令嬢だ。
普通、ヒロインがモテるであろうゲームなのだが美しすぎる悪役令嬢に惚れる人が続出した伝説とも言えるゲームである。
それよりも悪役令嬢の性格の良さ、だろうか。
ヒロイン本人の目の前で言う悪口は可愛らしいもので、『私が愛している王子様をどうして奪うのですか!この、え、あ、バカ―ーーッ!あぅ…[小文字][小文字]すみません[/小文字][/小文字]』
この始末である。
さて、どうこの世界を生きてみようか。
幸いにも元演劇部、部長。
演技には自信はある。
誰にもバレずにこの世界を生き抜いてみせる。
コンコンと部屋のドアを叩く音が響く。
「姫、朝食のお時間でございます」

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2024/10/05 17:29

伊折 ID:≫ppBd7rNLoAd1k
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