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「それでは、パーティの買い出し内容を決めましょう！」

[太字]『は〜い』[/太字]

城のように大きな家に、複数人の声が響く。

ここはシェアハウス。
個性豊かな[漢字]13人[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]が仲良く暮らしている。
彼らは『カラフルピーチ』という名前でゲーム実況をしていて、チャンネル登録者が200万人を超える人気グループだ。

[太字][大文字]『買い物リスト作るぞぉぉぉ!!!!!』[/大文字][/太字]
大きな声をあげるのはリーダーの『じゃぱぱ』。
赤い髪と恐竜のような格好が特徴的で、基本声が大きい。

「うるさいですよ…えっと…買ってくる物これであってましたっけ？」
敬語で話す青髪の男性は『なおきり』。
からぴち最年長であり、花が大好きだ。

「買い物リストにしれっとポピーを加えないでください」
ふわふわした声でピシャリと一喝するのは『のあ』。
ピンク色の髪の毛でクッキーのような髪飾りをつけている。

「ナ◯チキ買っていい？」
「それなら麦芽飲料もお願いします！」
水色の髪の女性に話しかける赤メッシュの青年は『ゆあん』。
そして水色の髪をポニーテールにしているのは『るな』だ。
この2人はからぴち最年少である。

「じゃあチョコも〜」
追加注文をする女性は『えと』。橙色の長髪が特徴的だ。
サバサバした性格で、諦めるということを知らない。

「やっぱ桃ケーキほんとに作るん？？」
「コストかかるから缶詰だけどね〜」
関西弁なのは『たっつん』。
眼帯をつけていて金髪、厨二病だ。
独特の声で話す黄緑のカエル、『シヴァ』に材料について尋ねている。

「えぇ…ナ◯チキ、麦芽飲料、チョコレート、缶詰の桃…」
えと「チョコはミルクで！」
「注文が多い！」
紫色の眼鏡をかけている黒髪の男性は、『もふ』。
カラフルピーチの中で唯一の頭脳派だ。
本人いわくよくふざけるらしい。

「ついでに動物用の人参…」
「新しい楽譜！」
リクエストを増やしていく2人は『ヒロ』と『うり』。
『ヒロ』は白色メインで羊王子の格好をしていて、『うり』は黒メインだ。

のあ「皆さんリクエスト増やしすぎです！うりさんに至っては個人的に欲しいものじゃないですか！」
うり「いや、パーティーでギターでも弾こうと思って…」

「のあさん、木刀ならどう？」
見当違いのことを聞く狐の耳が生えた青年は『どぬく』。
狐と人間のハーフでオッドアイが特徴的だ。

「ダメに決まってる…」
本来ならいるはずのない13人目のメンバー『●●』。
一見まともなように見えるが、勉強嫌いの阿呆である。


ゆあん「じゃあナ◯チキは？」
えと「チョコは？」
るな「麦芽飲料は？」
ヒロ「動物の餌は？」

次々とのあを質問攻めにするリクエスト組。
シヴァ「まぁまぁ、ちょっとくらい買ってもいいんじゃない？せっかくのパーティーなんだしね〜」

のあ「はぁ…仕方ありませんね…」
もふ「なんかもうパーティー関係ない気が…」
たっつん「楽しいからええやんか！」
じゃぱぱ「それはそれ、これはこれな気はするけどね」