太郎は廃墟となった馬小屋で目を覚ました。

太郎「う…ここは？」

辺りを見渡すと誰もいない。すると頭の中に誰かが不思議な言葉で語りかけてきた。

「目を覚ましましたか…勇者太郎…！」

太郎「この声…誰だ⁉︎」

[斜体]「今は私のことなんてどうでも良いのです…太郎を生き返した者です。キルによって世界が《死界》になりました。グランドフュージョンが起こるなんて思いもしてませんでした…私の落ち度です…。申し訳ないのですがグランドフュージョンの融合を止めてアスファルトダイナをサバイブしてくれませんか…？私の今の力ではハイオークを倒すことすらできないです…」
[/斜体]
太郎「また僕に世界を救えというんですか⁉︎」

[斜体]「そういうことになってしまいますね…ですがもうグランドフュージョンは進行しています。ここでレボリューニクスノンフィクションアルティマが発動されたらおしまいです！どうかお願いします！」
[/斜体]
太郎「しょうがないですね…いいですよ。命も助けてもらいましたから」

そう言った瞬間馬小屋が風圧によって吹き飛ばされた。

太郎「なんだ⁉︎」

[斜体]「気をつけてください！この風の[漢字]念[/漢字][ふりがな]オーラ[/ふりがな]、相当の手練れです！」[/斜体]

太郎の目の前に現れたのは、[太字]あの男[/太字]であった。