私は雨晴結衣。この世界とはまた別の世界の、雨晴王魔と言う魔王の娘です✨

自慢することではないけど、訳あって今は人間の世界に来ています。

そして私の悩みは……四人の人間に愛されていること…⁉︎
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この人間の学校にやって来たのは一週間前……

王魔「我が娘、結衣よ〜！

実はお前に頼みたいことがあるのだ。

人間の世界を調べて来て欲しいのだ！

昔は敵国だったが、今はどうかと思ってな。

お前に調べに行って欲しいのだ〜！我はな、もちろん一国のお姫様（我が娘）を

送ると言うのはどうかと思ったんだがな、警戒心が弱くなるのはお前だと判断し
た。

頼んだぞ！そして無事に帰ってくるのだ！」

結衣「お父さん、文字数っ！はあ、わかった！行ってきます！」私は父の王魔をベシッと叩き、人間の世界へと行くのだった……。

先生「はいっ！みなさん静粛に！今日は転校生を発表しまーす！」

生徒「えーっ！先生ー！女子ですか⁉︎」

先生「はい！女の子ですよ。どうぞ〜！」

先生に言われたので、私はドアを開けて教師へ入った。そして挨拶だ。

結衣「初めまして。私、雨晴結衣と言います。これからどうぞよろしくお願いします」私は静かに礼をする。見ると生徒達は口をパカッと開けていた。

生徒「この子一般人…？」

先生「一般人です！ですよね、結衣さん」

なんか先生と生徒揃って失礼だわ……

結衣「はい」

先生「じゃあ結衣さんはあの子の隣に行ってもらえますか」

私の席はチョーカーを付けた男の子の隣だ。そして見るからに身長が低い。

？？「ボクの名前は瀬木音依織。身長低いとか言わないでね」
依織「よろしく！」

結衣「⁉︎」心を見抜かれた⁉︎と思い、私は一瞬引き下がりそうになった。そうよ、失礼よ。落ち着け私。
結衣「よろしく。私は結衣…」

私は心を落ち着かせ、一旦自己紹介をする。

「知ってるよ！結衣ちゃんて可愛いね！」

なんて元気のいい子なんだ。しかもいきなり名前呼び……。

瀬木音依織…眩しい人間ね。

って違う！なに見惚れているの！ここには調査しに来たんでしょ！

果たして結衣の人間界での学校生活はどうなってしまうのかー……。