溺愛バトル[生徒の名前募集中]
莉孤「なあなあ結衣ちゃーん、どこ行ってんの?今」
結衣「莉孤。黙って着いて来て」
莉孤「……ゾワ」
私達はしばらく飛んだ後、レイスがいるはずの天界の城に着いた。
結衣「ここよ」
莉孤「おおーっ、めっちゃすごいやん!でっか!!!城!」
結衣「莉孤。黙って。」
莉孤「んー」
依織「え、正面から入るの…?」
結衣「それ以外のどこに入口があるのよ」
依織「えぇー、大丈夫かなぁ」
結衣「何?怖くなった?じゃあ帰って」
依織「結衣辛辣モードッ!?……もー!行くよー!」
結衣「じゃあさっさと来る」
依織「御意!」
しばらく歩いた。
敵兵も度々出て来たが、私が出る幕もなく、ほとんど莉孤が倒していた。
結衣「さすがね、莉孤」
莉孤「へへーん、ウチ強いっしょ!!」
結衣「えぇ、私が出る幕もないほどにね。でも、まだ雑魚兵。
これからもっと敵は強くなるわ」
莉孤「面白そうじゃんっ!!冒険冒険♪」
結衣「違うわ、これは戦争よ。履き違わないで」
莉孤「間違えたっ!戦争戦争♪」
莉孤は、この状況すらも楽しんでいるように見えた。
だが、実力者であることに違いはない。
結衣「?」
小さな門を開いた先に見えたのは、壁。壁。壁。その間に通る小さな道。
依織「うわぁ、これ完全に迷路だね」
結衣「上……は登れなさそうね」
莉孤「ほんとだ!迷路あるあるの上の隙間ないじゃん!!」
結衣「はぁ、壁一つ一つぶち破るしかないわね」
依織「めちゃくちゃ物理だね!?」
結衣「多分、いや絶対、
レイスには私達がこの城に侵入したと言うことはバレているわ。
だから、兵が来る前に攻略しないといけない」
莉孤「楽しそー!ぶち破っちゃおっ!!」
ドゴォン!!ドゴォン!!ドゴォーン!!
依織「すご、、、」
最初の方で体力を使うのは得策とは言えないので、壁を破るのは莉孤に任せる。
莉孤はどうやら体力オバケなようなので、助かった。
結衣「頼りになるわね、莉孤」
莉孤「そうっしょそうっしょ!どんどん行くよー!!」
ドゴォン!ドゴォン!!ドゴォーン……!!
迷路に入ってからどれくらい時間が経っただろうか。
さすがの莉孤も息切れだ。
結衣「……体力を使わせてしまってごめんね。実は、一発で全部壊せるの」
莉孤「……え?ハァハァ」
結衣「火魔法『エンブレム』砲撃ッ!!!」
ドッッッッゴォーン!!!!
と大きな音がして、壁には同じ大きさの穴が続いて空いた。
そしてさっきまであった火柱は消え、焼け跡だけが残る。
依織「結衣ってすごいんだね、、」
結衣「仕方ないよ、悪魔だから。でも、依織は何ができるの?」
依織「ボク……は手当と見とく、くらいかな…?」
結衣「別にいいよ。十分助かるから。…行こう」
てくてくてく
莉孤「ねーえ結衣ちゃーん、まだぁ?歩き疲れたんだけどー」
結衣「もうすぐだから、着いて来て」
依織「莉孤、結衣を怒らせると大変なことになるから、黙っとこ」
莉孤「…りょー」
その頃、レイスは……。
レイス「もしもの時のためです。すぐ持ってこられるように牢に放り込んでおきなさい」
??「ッぐ、、すみません、結衣……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結衣「!?」
依織「結衣、どうかしたの?」
結衣「今、何か声が……」
莉孤「えー?気のせいじゃない?」
結衣「そう、かな」
てくてくてく×2
莉孤「うおぉすげー」
結衣達の目の前に立ちはだかったのは大きな白い門。
依織「結衣、こんなの開けられるの…?」
結衣「余裕」
そして、私は門に手を触れる。ギギギ、と鈍い音をたて、門が全開した。
少し緊張が走るも、前に進む。
莉孤「……あれが…?」
レイス「ふふふ、随分遅かったですね」
結衣「ッッッレイスッ!!!」
レイス「[明朝体]ふふっ、熱烈な再会ですね。
さて、あなたの父を経て、答えは変わりましたか?[/明朝体]」
結衣「莉孤。黙って着いて来て」
莉孤「……ゾワ」
私達はしばらく飛んだ後、レイスがいるはずの天界の城に着いた。
結衣「ここよ」
莉孤「おおーっ、めっちゃすごいやん!でっか!!!城!」
結衣「莉孤。黙って。」
莉孤「んー」
依織「え、正面から入るの…?」
結衣「それ以外のどこに入口があるのよ」
依織「えぇー、大丈夫かなぁ」
結衣「何?怖くなった?じゃあ帰って」
依織「結衣辛辣モードッ!?……もー!行くよー!」
結衣「じゃあさっさと来る」
依織「御意!」
しばらく歩いた。
敵兵も度々出て来たが、私が出る幕もなく、ほとんど莉孤が倒していた。
結衣「さすがね、莉孤」
莉孤「へへーん、ウチ強いっしょ!!」
結衣「えぇ、私が出る幕もないほどにね。でも、まだ雑魚兵。
これからもっと敵は強くなるわ」
莉孤「面白そうじゃんっ!!冒険冒険♪」
結衣「違うわ、これは戦争よ。履き違わないで」
莉孤「間違えたっ!戦争戦争♪」
莉孤は、この状況すらも楽しんでいるように見えた。
だが、実力者であることに違いはない。
結衣「?」
小さな門を開いた先に見えたのは、壁。壁。壁。その間に通る小さな道。
依織「うわぁ、これ完全に迷路だね」
結衣「上……は登れなさそうね」
莉孤「ほんとだ!迷路あるあるの上の隙間ないじゃん!!」
結衣「はぁ、壁一つ一つぶち破るしかないわね」
依織「めちゃくちゃ物理だね!?」
結衣「多分、いや絶対、
レイスには私達がこの城に侵入したと言うことはバレているわ。
だから、兵が来る前に攻略しないといけない」
莉孤「楽しそー!ぶち破っちゃおっ!!」
ドゴォン!!ドゴォン!!ドゴォーン!!
依織「すご、、、」
最初の方で体力を使うのは得策とは言えないので、壁を破るのは莉孤に任せる。
莉孤はどうやら体力オバケなようなので、助かった。
結衣「頼りになるわね、莉孤」
莉孤「そうっしょそうっしょ!どんどん行くよー!!」
ドゴォン!ドゴォン!!ドゴォーン……!!
迷路に入ってからどれくらい時間が経っただろうか。
さすがの莉孤も息切れだ。
結衣「……体力を使わせてしまってごめんね。実は、一発で全部壊せるの」
莉孤「……え?ハァハァ」
結衣「火魔法『エンブレム』砲撃ッ!!!」
ドッッッッゴォーン!!!!
と大きな音がして、壁には同じ大きさの穴が続いて空いた。
そしてさっきまであった火柱は消え、焼け跡だけが残る。
依織「結衣ってすごいんだね、、」
結衣「仕方ないよ、悪魔だから。でも、依織は何ができるの?」
依織「ボク……は手当と見とく、くらいかな…?」
結衣「別にいいよ。十分助かるから。…行こう」
てくてくてく
莉孤「ねーえ結衣ちゃーん、まだぁ?歩き疲れたんだけどー」
結衣「もうすぐだから、着いて来て」
依織「莉孤、結衣を怒らせると大変なことになるから、黙っとこ」
莉孤「…りょー」
その頃、レイスは……。
レイス「もしもの時のためです。すぐ持ってこられるように牢に放り込んでおきなさい」
??「ッぐ、、すみません、結衣……」
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結衣「!?」
依織「結衣、どうかしたの?」
結衣「今、何か声が……」
莉孤「えー?気のせいじゃない?」
結衣「そう、かな」
てくてくてく×2
莉孤「うおぉすげー」
結衣達の目の前に立ちはだかったのは大きな白い門。
依織「結衣、こんなの開けられるの…?」
結衣「余裕」
そして、私は門に手を触れる。ギギギ、と鈍い音をたて、門が全開した。
少し緊張が走るも、前に進む。
莉孤「……あれが…?」
レイス「ふふふ、随分遅かったですね」
結衣「ッッッレイスッ!!!」
レイス「[明朝体]ふふっ、熱烈な再会ですね。
さて、あなたの父を経て、答えは変わりましたか?[/明朝体]」