魔王とツインメイドのご奉仕生活
「では、契約成立だな」
我はトントン拍子に話を進める。こういう事はサクサクと進めたいものだ。
「うぐぐぅぅ~~」
ラツンは依然として顔が真っ赤だ。火炎魔法でも撃つ気か? レツンは、ラツンに寄り添っている。そして我に言いにくそうに喋りかけてきた。
「あ、あの、その……ご奉仕というのはその」
我は頷く。
「内容は貴様らに任せる」
「え?」
「はい?」
我の言葉にラツンとレツンはポカンとする。
「貴様らの考えるご奉仕で我を萌え~~とさせてみせよ」
我はそうラツンとレツンに厳命した。
「よしっ。魔王城に戻るか。貴様らも一緒だ」
我は自身とラツン、レツンに瞬間移動の魔法をかけた。
「メイドテレポーテーション」
我とラツンとレツンが魔王城の大広間へと飛ぶ。そこでラトーやアモミールたちが待っていた。
「お帰りなさいませ、魔王さ、まああああああ!?」
ラトーがびっくり仰天な声を上げた。そんなに驚くことか? 我ほどではないにせよ、貴様もテレポーテーションは使えるであろう?
「魔王様、メイドメモリーカードオオオオオオ!?」
アモミールがメイドメモリーカードを握りしめたまま、衝撃を目の当たりにした顔をする。ククク……やはり貴様も分かるか? 凄まじく萌え~~であろう?
「我、帰還したぞ。丁重に出迎えよ」
「ま、ま、ま魔王様! そ、そ、その半魔の娘どもは!?」
ラトーが目を白黒させて、おまけに頭をカックンカックンさせる。
「我がテイクアウトしてきたのだ」
「はっ、魔王しゃま! 捕虜、ということでしょうか?」
アモミールがなるほどと言わんばかりにうんうんと頷く。噛んでいるのも中々よいではないか。
「いや、我のメイドだ」
「「はああああああああああ!?」」
中々のハモり具合だ。今度デュエットでもするのか?
「ね、ねえ……私たちどうなんの?」
「萌え~~じゃないでしょうか?」
「意味分かんないわよ……」
ラツンとレツンがコショコショと話している。
ふむ。そうだな。とりあえずは……。
「ラトー。確か我のメイド部屋にいくつか空きがあったな?」
ラトーがハッとする。
「ま、まさか魔王しゃま!」
噛んだな。それほど動揺しているのか?
「ああ。こいつらを我の専属メイドにする」
我がキリッとした感じで言い切る。口をあんぐりと開けたままのアモミールに我は目を向ける。
「アモミール。こいつらの指南役を頼めるか?」
「ジ、ジーマーでございますか?」
ジーマーだ。萌え~~なメイドメモリーを叩き込んで欲しいからな。
「さて、今いない他の幹部どもにはまた言うとして……貴様ら、我の決定に何か不服はあるか?」
「ま、魔王様! ラトーハイハイ! 言いたいことありまーす!」
シュビッと手を挙げるラトー。元気がいいな。
「魔王様。私も魔王様のメ、イ、ドとして進言したいことがございます」
アモミールが恭しく礼を取りながら、言う。なぜメイドを一音ずつ強調したのだ?
まあ、とりあえず聞いてみるとするか。
我はトントン拍子に話を進める。こういう事はサクサクと進めたいものだ。
「うぐぐぅぅ~~」
ラツンは依然として顔が真っ赤だ。火炎魔法でも撃つ気か? レツンは、ラツンに寄り添っている。そして我に言いにくそうに喋りかけてきた。
「あ、あの、その……ご奉仕というのはその」
我は頷く。
「内容は貴様らに任せる」
「え?」
「はい?」
我の言葉にラツンとレツンはポカンとする。
「貴様らの考えるご奉仕で我を萌え~~とさせてみせよ」
我はそうラツンとレツンに厳命した。
「よしっ。魔王城に戻るか。貴様らも一緒だ」
我は自身とラツン、レツンに瞬間移動の魔法をかけた。
「メイドテレポーテーション」
我とラツンとレツンが魔王城の大広間へと飛ぶ。そこでラトーやアモミールたちが待っていた。
「お帰りなさいませ、魔王さ、まああああああ!?」
ラトーがびっくり仰天な声を上げた。そんなに驚くことか? 我ほどではないにせよ、貴様もテレポーテーションは使えるであろう?
「魔王様、メイドメモリーカードオオオオオオ!?」
アモミールがメイドメモリーカードを握りしめたまま、衝撃を目の当たりにした顔をする。ククク……やはり貴様も分かるか? 凄まじく萌え~~であろう?
「我、帰還したぞ。丁重に出迎えよ」
「ま、ま、ま魔王様! そ、そ、その半魔の娘どもは!?」
ラトーが目を白黒させて、おまけに頭をカックンカックンさせる。
「我がテイクアウトしてきたのだ」
「はっ、魔王しゃま! 捕虜、ということでしょうか?」
アモミールがなるほどと言わんばかりにうんうんと頷く。噛んでいるのも中々よいではないか。
「いや、我のメイドだ」
「「はああああああああああ!?」」
中々のハモり具合だ。今度デュエットでもするのか?
「ね、ねえ……私たちどうなんの?」
「萌え~~じゃないでしょうか?」
「意味分かんないわよ……」
ラツンとレツンがコショコショと話している。
ふむ。そうだな。とりあえずは……。
「ラトー。確か我のメイド部屋にいくつか空きがあったな?」
ラトーがハッとする。
「ま、まさか魔王しゃま!」
噛んだな。それほど動揺しているのか?
「ああ。こいつらを我の専属メイドにする」
我がキリッとした感じで言い切る。口をあんぐりと開けたままのアモミールに我は目を向ける。
「アモミール。こいつらの指南役を頼めるか?」
「ジ、ジーマーでございますか?」
ジーマーだ。萌え~~なメイドメモリーを叩き込んで欲しいからな。
「さて、今いない他の幹部どもにはまた言うとして……貴様ら、我の決定に何か不服はあるか?」
「ま、魔王様! ラトーハイハイ! 言いたいことありまーす!」
シュビッと手を挙げるラトー。元気がいいな。
「魔王様。私も魔王様のメ、イ、ドとして進言したいことがございます」
アモミールが恭しく礼を取りながら、言う。なぜメイドを一音ずつ強調したのだ?
まあ、とりあえず聞いてみるとするか。
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