魔王とツインメイドのご奉仕生活
我は、アモミールからメイドメモリーカードを受け取る。そして新たなメイドメモリーカードにメイドメモリーをインストールした。ククク……滾るな。
「ほ、本当なわけ?」
ラツンはずっと、顔がフレイム状態だ。今にも火炎魔法が飛び出しそうではないか。
「……あなたは、一体何を〖ご奉仕〗として捉えているのですか」
何かを察した様子のアモミールが、はあ~やれやれだぜ、みたいな顔をしている。ふむ。
「な、な、何って、い、言えるわけないでしょっ!?」
ラツンが泡を食ったように言うと、アモミールはやれやれポーズで応える。
「あなたはちょっくら勘違いをしているようですね」
「か、勘違い?」
ふむ。アモミールは何か勘づいたようだな。我にはサッパリだが。
「いいですか? 魔王様はメイドに対して萌え~~なご奉仕を望まれています」
「それよ!」
ラツンは、声を張り上げる。
「萌え~~なご奉仕ですか?」
「そう、アウトよ、アウト!」
「ですが、魔王様はこうも仰いませんでしたか? 方法は貴様らに任せる、と」
アモミールの言葉にレツンがはっとする。
「もしかして、そーゆーことだけではないということでしょうか~~?」
「その通りです」
レツンの問いかけにアモミールは頷く。
というか貴様らは一体何についてそこまで議論しているのだ? まあ、いいが。
「魔王様!」
ラトーが我の傍らにやってくる。
「どうした?」
「恐れながら、あの者どもをメイドに置かれるということは我々幹部とも接触の機会が多いのではと」
「我の手許に置くのだから、当然であろう」
「そ、そうでございますね。う、ううむ。波乱の予感がする~カックンカックン」
ラトーは急に頭をカックンカックンし始める。日常茶飯事なので特に気にする事でもないかもしれぬが……何度見ても面白い。
「じゃ、じゃあ、私……」
ラツンがあわあわと顔を真っ赤にする。南の海に生息するグランドオクトパスみたいではないか。
アモミールは、小さく頷く。
「はい。あなたの早とちりですね」
「きゃああああああああああ!」
ラツンがその場で叫び声を上げて蹲る。よく叫ぶやつだな。喉は大事だぞ。
「お、お姉様!? 大丈夫ですか~~!!」
レツンはそのままラツンに抱きついている。ふむ。中々萌え~~な光景ではないか。我のメイドメモリーがどんどん更新されていく。良いことだ。
「ほ、本当なわけ?」
ラツンはずっと、顔がフレイム状態だ。今にも火炎魔法が飛び出しそうではないか。
「……あなたは、一体何を〖ご奉仕〗として捉えているのですか」
何かを察した様子のアモミールが、はあ~やれやれだぜ、みたいな顔をしている。ふむ。
「な、な、何って、い、言えるわけないでしょっ!?」
ラツンが泡を食ったように言うと、アモミールはやれやれポーズで応える。
「あなたはちょっくら勘違いをしているようですね」
「か、勘違い?」
ふむ。アモミールは何か勘づいたようだな。我にはサッパリだが。
「いいですか? 魔王様はメイドに対して萌え~~なご奉仕を望まれています」
「それよ!」
ラツンは、声を張り上げる。
「萌え~~なご奉仕ですか?」
「そう、アウトよ、アウト!」
「ですが、魔王様はこうも仰いませんでしたか? 方法は貴様らに任せる、と」
アモミールの言葉にレツンがはっとする。
「もしかして、そーゆーことだけではないということでしょうか~~?」
「その通りです」
レツンの問いかけにアモミールは頷く。
というか貴様らは一体何についてそこまで議論しているのだ? まあ、いいが。
「魔王様!」
ラトーが我の傍らにやってくる。
「どうした?」
「恐れながら、あの者どもをメイドに置かれるということは我々幹部とも接触の機会が多いのではと」
「我の手許に置くのだから、当然であろう」
「そ、そうでございますね。う、ううむ。波乱の予感がする~カックンカックン」
ラトーは急に頭をカックンカックンし始める。日常茶飯事なので特に気にする事でもないかもしれぬが……何度見ても面白い。
「じゃ、じゃあ、私……」
ラツンがあわあわと顔を真っ赤にする。南の海に生息するグランドオクトパスみたいではないか。
アモミールは、小さく頷く。
「はい。あなたの早とちりですね」
「きゃああああああああああ!」
ラツンがその場で叫び声を上げて蹲る。よく叫ぶやつだな。喉は大事だぞ。
「お、お姉様!? 大丈夫ですか~~!!」
レツンはそのままラツンに抱きついている。ふむ。中々萌え~~な光景ではないか。我のメイドメモリーがどんどん更新されていく。良いことだ。
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