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私は堕ちたヴィランです🎁。

#11

Ⅹ.誰が嫁だボケ

あ〜あ。

こんな死に方するんなら、雄英残ってたほうがマシだったかもな。

今まで人生で「幸せ」なんか感じたことがない

そんな物、不要だと思って自分から捨てていったものまである

祇晶は拘束された後、編入生として1−Aに入った。

でも、あたしも祇晶も。

雄英高校の生活が嫌になった。

その時の悪魔の囁きが、

私達の人生を殺しに変えた。

「オール・フォー・ワン」。そいつの名前。

あいつの手を握らなければ。

人を殺さずにいられたんだ。

グチャッ

いっっっっってぇ〜

首逝ったんかな

結構痛いなこれ…

あ、上から勝己が落ちてるのを助けようとしてるっぽいけど。

もう落ちたわ((

目頭が熱くなる。

人生で初めて泣いたかもな。。

涙って。

あったかいんだ。

上から涙が振ってくる。

これ、勝己のか。

あっつ((

爆豪「テメェ!何してやがんだ!」
錠箱「なにって…」
爆豪「。。。俺は覚えてっからな!」

      [中央寄せ]「季箱 風歌!」[/中央寄せ]
錠箱「っ!忘れてたのは私だけか…」
爆豪「首が逝ってやがる!固定すっから動くんじゃねぇぞ!」

動きたくても動けねぇんだよ…

あ、わかめ((

緑谷「かっちゃん!どうs___!!!!!!!!!!」
緑谷「すぐに救急車呼ぶね!」
爆豪「はよしろ!」
錠箱「。。。祇晶は?」
爆豪「死んだ!んなことよりテメェだボケ!」

は?

死んだ?

なんで…

爆豪「強盗の個性が「反発」で、あいつは即死!お前を俺が引っ張り出したんだわ!」
錠箱「じゃ、じゃあもう逃亡しても意味ないか…」

あんたがそっちに行ったんなら

あたしもあんたのところに行きたいよ。

爆豪「ぜってーに死なせねぇ!俺の将来の嫁が障害者だなんてあってたまるか!」
錠箱「。。。誰が嫁だボケ」
爆豪「わーってるだろ!俺は昔っからお前のことが好きなんだわ!初めてあった時から!」

知ってるよ。

でも。

あたしは祇晶のほうが好きだった。

でも。

死人を愛したって意味がないな。

向こうで会ったら絶対叱る。。。

爆豪「死ぬなよ!キー!」
錠箱「。。。わーったよ。」


俺は。

お前に「幸せ」を知るまで死なせねぇ。

覚悟しろや。





























































































〜4年後〜

扉の向こうからたくさんの拍手が聞こえる。

ドレスって結構重い…

ま、[漢字]あいつ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]が選んだんだもん。

まさか一人で花道通るとか。。

ま、いっか。

名前を呼ばれると同時に、扉が開かれる。

コツコツ

ヒールの音が響き渡る。

シャンデリアが小さく揺れている。

左右には、雄英の同級生が皆私に拍手をしてくれていた。

まっすぐ奥を見ると、[漢字]あいつ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]があたしを見つめていた。

そんなのは放おっておいて((皆を見る。

デクは泣いちゃってるじゃんww

上鳴はなんでウェイってるの?

飯田は、、、涙がカッチカチになってるwwww

純連は口押さえて泣いてるじゃん。。。

あの時、なんであたしはヴィランに入っちゃんたんだろ。

入る必要はなかったんだ。

こんな幸せが待っててくれたんだ。

幸せって。

こんなのか。

もう一度左右を見渡す。

ビビって心臓飛び出るかと思った。

死柄木がスーツ着てたんだよ?

結構似合ってたのが腹立つけど。

私を見て、ニコニコしてたんだよ。

あんたまだヴィランだろうが。

って思ったけど、騒ぎは起こしたくなかったし、小さく中指立てて終わらせた((

真っ直ぐに進み、[漢字]あいつ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]の隣に立った。

・・・。

ま。

こんな人生も悪くない。

新婦の言葉に従い、私の指には[漢字]結婚指輪[/漢字][ふりがな]・・・・[/ふりがな]がはめられる。

こんな急展開があっていいのかな…

小説だから良っか!((

こいつの手に指輪をはめる。

相変わらずゴツゴツしてるなぁ〜。

最後はよくあるあれをする。

___。

式場が湧き上がる。

花嫁のブーケを投げる。

それはそれはすごい勢いで((

それをキャッチしたのは…

純連だった。

良かったな。

そういや、[漢字]あれ[/漢字][ふりがな]キス[/ふりがな]をした後、勝己動かねぇんだけど大丈夫そ?((

放心だっちゃん?

せっかくなら泣っちゃんのほうが見てみたいけど?

まぁいいや!

その日からあたしの名前は「爆豪」に変わった。

下の名前は、正式に「輝石」とした。

あだ名呼びを続けたいって、勝己からのお願いだったから。

あたしはあの後、救急搬送され、命をとりとめた。

それからは3カ月間のリハビリ。

それが終わった後、雄英に戻った。

でも、芦戸と葉隠の席がなかった。

どうやら除籍されたらしい。

ばっかだねぇ((

んで、卒業してからは1−A全員がプロヒーローとして活動し始めた。

凄いよね。

誰も大学に行かなかったんだよ?

そんでプロヒーロー1年目。

あたしがインタビュー受けてるときに勝己が話しかけてきた。

生中継だったから、テレビスタッフさん焦ってたなwww

そこであたしはプロポーズされた。

全国への中継だったから、結構やばかったよ。

1週間ぐらいトレンドが「爆豪 結婚 相手」だったんだから。

ヒーロー名は非公開にしてたけど、結婚を期に、「ルールボックス」と発表した。

今は勝己の家で暮らしている。

勝己は昔と変わらず、強い。

でも、あたしにはよく話しかけてくれる。

とても優しいなと思うよ。

こんなハッピーエンドで良いのかな…

勝己「別にいいだろ。」
輝石「ん〜、そっか。」

今日もまた、ヴィラン退治。

死柄木に会えたら良いのにな〜。

思い出語り合いたい。

でも、それ捕まえるってことだし。

ま、みんな。

また会うことがあったら会おうね。

バイバイ。

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作者メッセージ

人生で初めて1つの小説が完結したかもしれん!
無理矢理感が強いって?
んなわけねぇ。((
確かにカニカニ((
それじゃ、続編待っててくだせぇ!
バイみう!

2024/06/04 15:18

火産霊 美卯 ID:≫.pm2.NNfp2OH6
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