私は堕ちたヴィランです🎁。
昔はこんなんじゃなかった。
毎日が「楽しかった」。
・・・。
?
ん?
どういうこと?
私は今まで一人ぼっちで
楽しい事なんて一つもなくて
家族も大嫌いで
いじめの対象で…
一体どこが楽しかったの…?
・・・。
まさか…
私の閉じ込めた「記憶」?
そんなの今更思い出してどうなるの?
何も変わんない。
何も分かりたくない。
でも、
あのときの「記憶」。
一体何を閉じ込めたのか思い出せない。
今更になって気になる。
私の記憶の引き出しに、
まだ残っているのかな。
楽しかった頃の記憶___。
真っ暗な世界の中で、記憶の引き出しを探す。
ここがどこかもわからない。
でも予想はつく。
多分ここは「私の脳内」。
ここにある何百もの記憶の引き出しから
あの頃の記憶を引っ張り出す。
でも、どれだけ引き出しを開けても見つからない。
捨てちゃったのかな…
私の記憶。。
。
いや、
思い出したくないのなら
何処かに鍵のかかった引き出しがあるかも。
走り回って、ついに見つけた。
鍵のかかった引き出し。
錠を壊して引き出しを開く。
この記憶は、
捨てるにはもったいないかもしれない___。
[中央寄せ] ☆*:..。. .。.:*☆ [/中央寄せ]
錠箱「ママ…?」
ママ「うるさい。出てけ!」
あ、
なっつ。
この瞬間から、あたしは一人ぼっちだったんだよな。。
そん時、あたしどうしたんだっけ。
その日は雨だった。
小さい頃のあたしかわい〜((
あ、この方向は・・・
ちょっとだけ思い出した。
こっちは祇晶の家の方向だ。
雨の日に、あたしは裸足で歩いて祇晶の家まで行ってたんだっけ。
「今」のあたしの姿は、誰にも見えない。
あ〜、
ちょっと思い出したわ。
そうそうこの時___
?「おい!」
錠箱「?」
グイッ
ブワァァン🚛====3
目の前を大きなトラックが走り抜ける。
どうやら、私は周りが見えてなくて車に轢かれそうになったんだった。
ばっかだなぁ。我ながら((
そういや、この時助けてくれたのが
爆豪「馬鹿かよ!死にてぇのか!?」
錠箱「え、あ、うぅぅ…」
その時の勝己の態度が怖すぎて声出なかったわww
爆豪「チッお前、歳は?」
錠箱「よ、4…」
爆豪「同い年か…名前なんだ」
錠箱「き…季箱…[漢字]季箱 風歌[/漢字][ふりがな]きばこ ふうか[/ふりがな]。」
爆豪「ふ~ん、俺は爆豪勝己!ナンバーワンヒーローになる男だ!」
あ、その名前…
両親からつけてもらった…
いや、違う。
両親に[漢字]つけられた[/漢字][ふりがな]・・・・・[/ふりがな]名前だ。
もう捨てたけど。
そういや、このときの勝己は、私のことをどう思っていたんだろう。
そんなの、分かりっこないか。
あ、それでこの後__
緑谷「待ってよかっちゃん!」
傘さしたデクが来たんだよね。
爆豪「うるせぇ!木偶の坊がついてくんじゃねぇ!」
季箱「え、、、、、と…」
あ、逃げようとしてる((
爆豪「逃がさねえよ。」グッ
季箱「や、やめて…」
爆豪「テメェ、なんでこんな雨ン日に傘さしてねぇんだよ。」
季箱「っ・・・」
追い出された、なんてこのときは言えなかったんだよな〜。
怖かったし。
ま、バレるけど((
緑谷「か、かっちゃん、この子は…?」
爆豪「あ゙?車に轢かれそうになってたから助けたんだわドヤッ!」
緑谷「かっちゃん凄いや!✨」
「ヒーローみたい!」
季箱「ヒーロー…」
ヒーローなんて助けてくれない。
人を見て見ぬふりをする。
手柄を立てれればそれでいいと思っている、
ゴミ。
そう思ってたんだよ。
パサッ☂
季箱「え?」
緑谷「雨があたったら風引いちゃうよ!これ使って!」
季箱「そ、そしたらあなたの傘…」
爆豪「デク、いらんことすんな!」ドンッ💥
バッ☂
爆豪「一緒に入りゃ問題ねぇだろ!」
季箱「…」
緑谷「た、たしかに!」
その時、ちょっとだけ。
ほんのちょっとだけ嬉しかったんだよ。
誰かと一緒に同じ空間にいれて。
助けてもらって。
この後、勝己の家に入れてもらっt____
バチンッ
いきなり視界が真っ暗になる。
さっきまで見ていた記憶は、途中で終わってしまった。
最後まで見ることができなかった…。
なんで?
すると。
私のこの「脳内の世界」に、一つの光が差し込んできた。
そこに向かって手を伸ばす。
眩しいな…。
・・・。
[中央寄せ]✧・゚:* *:・゚✧[/中央寄せ]
爆豪「お゙い!起きやがれ!」
錠箱「んあ…(、д⊂)ゴシゴシ」
爆豪「テメェ!何してやがんだ!」
錠箱「は?爆豪?あたしまだ夢見てんのかな?」
爆豪「こっから落としてやろうか💢」
下を見たら、ビルまみれだった。
錠箱「なんであたしお姫様抱っこされてんの!?ふざけんな!離せ!」
爆豪「あばれんな!マジで落とすぞ!💢」
錠箱「いいさ!もともと人生なんかクソ喰らえなんだわ!💢」
私は足で勝己を蹴飛ばした。
なんで抱かれていたかなんて知りたくもない。
でももうこれで良いんだよ。
勝己があたしが落ちてるのを助けようとしてるっぽいけど…
もう遅いんだよ…。
バカ…。
ものすごい勢いで落下しているのが分かる。
こうやって。
人は死ぬのかな。
私は勝己に助けられた頃から死にたかったの。
死ぬことが、
あたしの最終目標だったのかな。
人を殺すことじゃなくて。
ごめん。
[漢字]おバカコンビ…[/漢字][ふりがな]デク&勝己[/ふりがな]。
祇晶…。
毎日が「楽しかった」。
・・・。
?
ん?
どういうこと?
私は今まで一人ぼっちで
楽しい事なんて一つもなくて
家族も大嫌いで
いじめの対象で…
一体どこが楽しかったの…?
・・・。
まさか…
私の閉じ込めた「記憶」?
そんなの今更思い出してどうなるの?
何も変わんない。
何も分かりたくない。
でも、
あのときの「記憶」。
一体何を閉じ込めたのか思い出せない。
今更になって気になる。
私の記憶の引き出しに、
まだ残っているのかな。
楽しかった頃の記憶___。
真っ暗な世界の中で、記憶の引き出しを探す。
ここがどこかもわからない。
でも予想はつく。
多分ここは「私の脳内」。
ここにある何百もの記憶の引き出しから
あの頃の記憶を引っ張り出す。
でも、どれだけ引き出しを開けても見つからない。
捨てちゃったのかな…
私の記憶。。
。
いや、
思い出したくないのなら
何処かに鍵のかかった引き出しがあるかも。
走り回って、ついに見つけた。
鍵のかかった引き出し。
錠を壊して引き出しを開く。
この記憶は、
捨てるにはもったいないかもしれない___。
[中央寄せ] ☆*:..。. .。.:*☆ [/中央寄せ]
錠箱「ママ…?」
ママ「うるさい。出てけ!」
あ、
なっつ。
この瞬間から、あたしは一人ぼっちだったんだよな。。
そん時、あたしどうしたんだっけ。
その日は雨だった。
小さい頃のあたしかわい〜((
あ、この方向は・・・
ちょっとだけ思い出した。
こっちは祇晶の家の方向だ。
雨の日に、あたしは裸足で歩いて祇晶の家まで行ってたんだっけ。
「今」のあたしの姿は、誰にも見えない。
あ〜、
ちょっと思い出したわ。
そうそうこの時___
?「おい!」
錠箱「?」
グイッ
ブワァァン🚛====3
目の前を大きなトラックが走り抜ける。
どうやら、私は周りが見えてなくて車に轢かれそうになったんだった。
ばっかだなぁ。我ながら((
そういや、この時助けてくれたのが
爆豪「馬鹿かよ!死にてぇのか!?」
錠箱「え、あ、うぅぅ…」
その時の勝己の態度が怖すぎて声出なかったわww
爆豪「チッお前、歳は?」
錠箱「よ、4…」
爆豪「同い年か…名前なんだ」
錠箱「き…季箱…[漢字]季箱 風歌[/漢字][ふりがな]きばこ ふうか[/ふりがな]。」
爆豪「ふ~ん、俺は爆豪勝己!ナンバーワンヒーローになる男だ!」
あ、その名前…
両親からつけてもらった…
いや、違う。
両親に[漢字]つけられた[/漢字][ふりがな]・・・・・[/ふりがな]名前だ。
もう捨てたけど。
そういや、このときの勝己は、私のことをどう思っていたんだろう。
そんなの、分かりっこないか。
あ、それでこの後__
緑谷「待ってよかっちゃん!」
傘さしたデクが来たんだよね。
爆豪「うるせぇ!木偶の坊がついてくんじゃねぇ!」
季箱「え、、、、、と…」
あ、逃げようとしてる((
爆豪「逃がさねえよ。」グッ
季箱「や、やめて…」
爆豪「テメェ、なんでこんな雨ン日に傘さしてねぇんだよ。」
季箱「っ・・・」
追い出された、なんてこのときは言えなかったんだよな〜。
怖かったし。
ま、バレるけど((
緑谷「か、かっちゃん、この子は…?」
爆豪「あ゙?車に轢かれそうになってたから助けたんだわドヤッ!」
緑谷「かっちゃん凄いや!✨」
「ヒーローみたい!」
季箱「ヒーロー…」
ヒーローなんて助けてくれない。
人を見て見ぬふりをする。
手柄を立てれればそれでいいと思っている、
ゴミ。
そう思ってたんだよ。
パサッ☂
季箱「え?」
緑谷「雨があたったら風引いちゃうよ!これ使って!」
季箱「そ、そしたらあなたの傘…」
爆豪「デク、いらんことすんな!」ドンッ💥
バッ☂
爆豪「一緒に入りゃ問題ねぇだろ!」
季箱「…」
緑谷「た、たしかに!」
その時、ちょっとだけ。
ほんのちょっとだけ嬉しかったんだよ。
誰かと一緒に同じ空間にいれて。
助けてもらって。
この後、勝己の家に入れてもらっt____
バチンッ
いきなり視界が真っ暗になる。
さっきまで見ていた記憶は、途中で終わってしまった。
最後まで見ることができなかった…。
なんで?
すると。
私のこの「脳内の世界」に、一つの光が差し込んできた。
そこに向かって手を伸ばす。
眩しいな…。
・・・。
[中央寄せ]✧・゚:* *:・゚✧[/中央寄せ]
爆豪「お゙い!起きやがれ!」
錠箱「んあ…(、д⊂)ゴシゴシ」
爆豪「テメェ!何してやがんだ!」
錠箱「は?爆豪?あたしまだ夢見てんのかな?」
爆豪「こっから落としてやろうか💢」
下を見たら、ビルまみれだった。
錠箱「なんであたしお姫様抱っこされてんの!?ふざけんな!離せ!」
爆豪「あばれんな!マジで落とすぞ!💢」
錠箱「いいさ!もともと人生なんかクソ喰らえなんだわ!💢」
私は足で勝己を蹴飛ばした。
なんで抱かれていたかなんて知りたくもない。
でももうこれで良いんだよ。
勝己があたしが落ちてるのを助けようとしてるっぽいけど…
もう遅いんだよ…。
バカ…。
ものすごい勢いで落下しているのが分かる。
こうやって。
人は死ぬのかな。
私は勝己に助けられた頃から死にたかったの。
死ぬことが、
あたしの最終目標だったのかな。
人を殺すことじゃなくて。
ごめん。
[漢字]おバカコンビ…[/漢字][ふりがな]デク&勝己[/ふりがな]。
祇晶…。
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