二次創作
僕たちの不器用な恋は
スンミンside
ス「はぁ…はぁ…。」
キュ、キュ、と靴の音を鳴らしながら踊り続ける。
ここはダンスの練習室。
僕はメインボーカルだから、ほとんど歌ばかり練習している。
そのため、なかなかダンス練習の時間がとれない。
だから少しの時間でも練習室に来て、ダンスの振付の確認や
新曲のダンスを練習している。
ス「ちょっと休憩しよう…。」
さすがに体力の限界で一旦休むことにした。
その時、練習室のドアをノックする音が聞こえた。
ス「…どうぞ~。」
ガチャ
リ「よ。」
ス「リノヒョンか。どうしたの?」
リ「いや別に。チャニヒョンに帰るついでにスンミニ拾ってきてって言われて来ただけ。」
リ「…あと、はい。練習お疲れ様。」
そういって水をくれた。
ス「ありがとう。ヒョン。」
リ「はいはい。」
いつもはあたり強いけど、
こういうところが優しくてちゃんとヒョンなんだな~って実感する。
それと同時に心がずきん、と痛む。
僕のこの[太字]想い[/太字]と、君のその[太字]思い[/太字]は[下線]違うものだから。[/下線]
リ「ほら、早く行くぞ。」
ス「うん。」
少し耳を赤くしているヒョン。
ヒョンは元々、悩みをため込みやすく感情も読みにくいため
辛いことがあってもなかなか表情には出さない。
表情はずっと真顔なのに、なんで耳は赤いのだろう。
不思議に思いながら、宿舎に帰った。
ヒ「お、お帰り~カグァンズ~!」
リビングに行くと、パボ…じゃなくてヒョンジニがいた。
リ「ヒョンジナ~、ハナどこにいるか知ってる?」
ヒ「ハナ~?多分自室にいるよ~。なんか作詞するって言ってたし。」
リ「ん。ありがと。」
そういってハニのところに向かっていった。
ほら、やっぱり。
この恋は期待しちゃいけないんだ。
ヒ「あの~…スンミナ?顔めっちゃ歪んでるけどだいじょぶそ?」
そういって僕の真似なのか、めちゃくちゃに変顔をしてきた。
ス「え?あ、うん。大丈夫だけど?」
ヒ「そう?だったらいいけど。」
ス「…んじゃあ、僕シャワー浴びてくる。」
ヒ「ういー、んじゃあ俺アギパンこねてくる~」
ス「…wはーい。」
シャーーーーー
ス「…。」
無言でシャワーを浴びていた。
でもこういう一人の時に、虚無になってしまう。
わかってる。
メンバーを好きになっちゃいけないことくらい。
ずうっと前からわかってる。
そもそもアイドルは恋愛しちゃいけないのだ。
JYPはデビューから3年経ったら、恋愛してもいいって言っているけど
僕らは”プロの”アイドルなのだ。
STAYのことも大事なのだ。
だからこそ恋愛なんか、ましてやメンバーを好きになるという行為は
絶対にダメ。
なのに、僕は。
本来好きになっちゃいけない人を好きになってしまった。
同性で、メンバーで、プロアイドルなリノヒョンのことを。
ス「…バカみたい。」
何度も嫌いになろうとした。
何度も離れようとした。
何度もコンセプトを理由に悪口なんかも言った。
でも結局どんどん想いが強くなるだけ。
ス(もうあがろう。)
辛い気持ちを隠すようにシャワーからあがった。
ス「はぁ…はぁ…。」
キュ、キュ、と靴の音を鳴らしながら踊り続ける。
ここはダンスの練習室。
僕はメインボーカルだから、ほとんど歌ばかり練習している。
そのため、なかなかダンス練習の時間がとれない。
だから少しの時間でも練習室に来て、ダンスの振付の確認や
新曲のダンスを練習している。
ス「ちょっと休憩しよう…。」
さすがに体力の限界で一旦休むことにした。
その時、練習室のドアをノックする音が聞こえた。
ス「…どうぞ~。」
ガチャ
リ「よ。」
ス「リノヒョンか。どうしたの?」
リ「いや別に。チャニヒョンに帰るついでにスンミニ拾ってきてって言われて来ただけ。」
リ「…あと、はい。練習お疲れ様。」
そういって水をくれた。
ス「ありがとう。ヒョン。」
リ「はいはい。」
いつもはあたり強いけど、
こういうところが優しくてちゃんとヒョンなんだな~って実感する。
それと同時に心がずきん、と痛む。
僕のこの[太字]想い[/太字]と、君のその[太字]思い[/太字]は[下線]違うものだから。[/下線]
リ「ほら、早く行くぞ。」
ス「うん。」
少し耳を赤くしているヒョン。
ヒョンは元々、悩みをため込みやすく感情も読みにくいため
辛いことがあってもなかなか表情には出さない。
表情はずっと真顔なのに、なんで耳は赤いのだろう。
不思議に思いながら、宿舎に帰った。
ヒ「お、お帰り~カグァンズ~!」
リビングに行くと、パボ…じゃなくてヒョンジニがいた。
リ「ヒョンジナ~、ハナどこにいるか知ってる?」
ヒ「ハナ~?多分自室にいるよ~。なんか作詞するって言ってたし。」
リ「ん。ありがと。」
そういってハニのところに向かっていった。
ほら、やっぱり。
この恋は期待しちゃいけないんだ。
ヒ「あの~…スンミナ?顔めっちゃ歪んでるけどだいじょぶそ?」
そういって僕の真似なのか、めちゃくちゃに変顔をしてきた。
ス「え?あ、うん。大丈夫だけど?」
ヒ「そう?だったらいいけど。」
ス「…んじゃあ、僕シャワー浴びてくる。」
ヒ「ういー、んじゃあ俺アギパンこねてくる~」
ス「…wはーい。」
シャーーーーー
ス「…。」
無言でシャワーを浴びていた。
でもこういう一人の時に、虚無になってしまう。
わかってる。
メンバーを好きになっちゃいけないことくらい。
ずうっと前からわかってる。
そもそもアイドルは恋愛しちゃいけないのだ。
JYPはデビューから3年経ったら、恋愛してもいいって言っているけど
僕らは”プロの”アイドルなのだ。
STAYのことも大事なのだ。
だからこそ恋愛なんか、ましてやメンバーを好きになるという行為は
絶対にダメ。
なのに、僕は。
本来好きになっちゃいけない人を好きになってしまった。
同性で、メンバーで、プロアイドルなリノヒョンのことを。
ス「…バカみたい。」
何度も嫌いになろうとした。
何度も離れようとした。
何度もコンセプトを理由に悪口なんかも言った。
でも結局どんどん想いが強くなるだけ。
ス(もうあがろう。)
辛い気持ちを隠すようにシャワーからあがった。