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【参加型】さぁ、この世への願いを叫べ。

#9

side:揺 第三のお客様

最近は仕事多い。....たまには休暇も取ろかな....なんて思う。

けど、休暇と共にお客様を待たせる。ということになってしまう。だから、休まない。

今宵も扉がガラガラッと音を立てて開く。どんなお客様がくるんやろ。

悠斗「こんにちは~。朱雀屋さん....だよね??」

黄色の目が暗闇にキラッと光る、青年のような見た目のお客様が入ってきた。

本人は隠しているつもりやろうけど....服の下に複数の傷。相当虐げられてきたんやろ。

揺「やほやほ。こんにちは~。僕揺。よろしゅ~。」

斑「僕は斑です。よろしくお願いしますね。」

黎明「俺黎明~。よろしくなぁ~。」

僕以外の二人が、お客様に僕の前に置いてある椅子に、座るように促す。

悠斗「揺君、斑君、黎明君かぁ。僕は悠斗だよ。」

ふと先程まで飲んどったココアに手を伸ばし、口へ運ぶ。

揺「....ケホッ、にっがッッ!!これココアとちゃうんか?!」

斑「えっ、いや。僕ココアいれましたよ?!?!」

めっちゃ驚いとる....。いや僕も驚いとるんやけど.。

黎明「うん。俺も見てたし....!!」

....じゃあ考えられるのは....

僕は悠斗くんの方をジトーッと見つめる

悠斗「あっはは~。引っかかったぁ。」

やっぱお前かいな!!な~んか変わった子やなぁ....。

僕は苦笑いを浮かべる。

斑「....。んん、....。まぁ良いです。んで、依頼内容は??」

斑は、不服そうにも、依頼内容を悠斗くんに聞いた。まぁ、傷関連やろ。

悠斗「あのね。僕さ、奴隷やってるんだ。」

その言葉に、少し空気が重くなった。奴隷....それでか。まぁ、話最後まで聞こか。

悠斗「それで、逃げてきたんだけどさ....。僕を買った人達に追われてて....」

悠斗「お願いッ!!どうにかして....!!!」

先程までおちゃらけていた悠斗くんの表情が、少し必死になった。

黎明「もっちろん。なぁ??斑、揺さん。」

斑「断るわけないじゃないですか....」

揺「まかしときぃ。そいつらボッコボコにしたるわ。」

僕はニカッと笑って悠斗くんの背中を叩く。戦闘になってしまっても全然良い。

お客様を守るんや。

斑「とりあえず、そいつらボコせば良いんですよね。」

黎明「射撃はめっちゃ得意だから。任しとけ!!」

なんか....めっちゃ頼もしくなったなぁ。こいつら....。

揺「うっしゃ、じゃあ頑張るかぁ!!!」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ユウさん応募ありがとうございます!!

すんません....めっちゃ投稿間隔空いてしまいました....。

2024/11/17 10:04

ゆず湯 ID:≫3piZk89bQORtI
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