【参加型】さぁ、この世への願いを叫べ。
店を開店してから、数時間。俺らはいつも通りにケラケラと会話を繰り返していた。
3人の会話を止めさせるようにガラガラッとドアが開く音が店に響いた。なんだよ、...喋ってたのに。
入ってきたのは黒髪の、赤い目が美しい女の子。何故だろう。下を向いていた。
揺「...、いらっしゃ~い。俺揺~依頼やろ?座りぃや!」
揺さんが明るくそう言いながら、目の前の椅子を引く。女の子は顔をゆっくり上げて、礼儀正しくお辞儀をしてから椅子に座った。
「こんにちは!私は朝霞です!よろしくお願いします!」
さっきの俯いていた姿が嘘のように明るく笑って言う、朝霞。...てか、斑が珍しく黙っている。何故だろう。
斑「....お前、見られるの苦手でしょう?多分ですが。目を逸らしてばかりですよ。」
朝霞をじっと見ながら言う斑。あぁ、それを確かめるために、ずっと考えてたんだな。
朝霞「...あぁ、バレちゃいました?ええっとですね?私...視線恐怖症を患っていて....」
視線恐怖症。聞いたことない病気だ。....あれ、目を合わせるのも怖いんだよな。うーん、聞きたいことあるけど....あ、そうだ。
黎明「....へぇ?そうなんだな。....言いにくかったら良い。発症理由は?」
俺は首を横にして、壁をじっと見ながら朝霞に話しかける。
そうして、話しかけた瞬間、揺さんと斑さんが吹き出した。
揺「っ、wwははっ、w待って、笑える....w」
斑「....w何してるんですか....w」
俺はいたって真面目なんだが....
[水平線]
先程入ってきた「朱雀屋」。あったかい雰囲気が溢れてるお店。店主さんは、ケラケラと笑った変な人。隣に座ってる助手さんは、丁寧な言葉遣いで、ソファーに寝転がってる人も、良い人そう。
この人達なら、なんとかできるのかなぁ。
朝霞「発症....。っ、。えっと。、演劇b、」
私が言いかけると、目の前に座ってる変な人、揺さんが、私の唇の前にそっと人差し指を持ってくる。
揺「無理せんでええんや、。言いたくないんやろ、辛かったんやろ。」
優しい声で話す揺さん。変な人だけど....案外優しい人なのかもしれない。
私の過去、それは、演劇部でのいじめ。私はただ、努力して、努力して、主役を勝ち取っただけなのに、妬まれちゃったみたい。ほんと、人って怖いね....
それからは舞台に立ってない。いや、立てない。怖くて、足が震えて、声も出なくなってしまうから。
....私の病気って、治らないのかなぁ。
治らないよ。もうさ。
斑「お前、大丈夫ですか?!体、震えてますよ?!」
揺「おい、返信しぃ?!」
黎明「大丈夫か....?!」
気づくと、私の肩を揺らす3人。過去を思い出すと、いつもこうなっちゃう。駄目だなぁ、。私。
もう。いなくなっちゃいたいや。
3人の会話を止めさせるようにガラガラッとドアが開く音が店に響いた。なんだよ、...喋ってたのに。
入ってきたのは黒髪の、赤い目が美しい女の子。何故だろう。下を向いていた。
揺「...、いらっしゃ~い。俺揺~依頼やろ?座りぃや!」
揺さんが明るくそう言いながら、目の前の椅子を引く。女の子は顔をゆっくり上げて、礼儀正しくお辞儀をしてから椅子に座った。
「こんにちは!私は朝霞です!よろしくお願いします!」
さっきの俯いていた姿が嘘のように明るく笑って言う、朝霞。...てか、斑が珍しく黙っている。何故だろう。
斑「....お前、見られるの苦手でしょう?多分ですが。目を逸らしてばかりですよ。」
朝霞をじっと見ながら言う斑。あぁ、それを確かめるために、ずっと考えてたんだな。
朝霞「...あぁ、バレちゃいました?ええっとですね?私...視線恐怖症を患っていて....」
視線恐怖症。聞いたことない病気だ。....あれ、目を合わせるのも怖いんだよな。うーん、聞きたいことあるけど....あ、そうだ。
黎明「....へぇ?そうなんだな。....言いにくかったら良い。発症理由は?」
俺は首を横にして、壁をじっと見ながら朝霞に話しかける。
そうして、話しかけた瞬間、揺さんと斑さんが吹き出した。
揺「っ、wwははっ、w待って、笑える....w」
斑「....w何してるんですか....w」
俺はいたって真面目なんだが....
[水平線]
先程入ってきた「朱雀屋」。あったかい雰囲気が溢れてるお店。店主さんは、ケラケラと笑った変な人。隣に座ってる助手さんは、丁寧な言葉遣いで、ソファーに寝転がってる人も、良い人そう。
この人達なら、なんとかできるのかなぁ。
朝霞「発症....。っ、。えっと。、演劇b、」
私が言いかけると、目の前に座ってる変な人、揺さんが、私の唇の前にそっと人差し指を持ってくる。
揺「無理せんでええんや、。言いたくないんやろ、辛かったんやろ。」
優しい声で話す揺さん。変な人だけど....案外優しい人なのかもしれない。
私の過去、それは、演劇部でのいじめ。私はただ、努力して、努力して、主役を勝ち取っただけなのに、妬まれちゃったみたい。ほんと、人って怖いね....
それからは舞台に立ってない。いや、立てない。怖くて、足が震えて、声も出なくなってしまうから。
....私の病気って、治らないのかなぁ。
治らないよ。もうさ。
斑「お前、大丈夫ですか?!体、震えてますよ?!」
揺「おい、返信しぃ?!」
黎明「大丈夫か....?!」
気づくと、私の肩を揺らす3人。過去を思い出すと、いつもこうなっちゃう。駄目だなぁ、。私。
もう。いなくなっちゃいたいや。
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