1章 デストロイワールド-Destroy World
[大文字][太字]1章 第9話「決戦」[/太字]
[/大文字]
___主な登場人物____
ジーク・デストロイ(主人公)
フレイ・ベルージュ
ハデス・デスサイザー
鳴響 雷斗
ゴルド・べゼク
_____________
「ぶっ潰す」
ジークが言うとジークとフレイはそれぞれ分かれ、ハデスたちに向かった。ジークはハデスと押しあった。そしてハデスは押し合いながら言った。
「へへへ……さすがだよジーク」
「2年生の生き残りもすべてお前らの作戦だったのか?」
「そりゃあね、言っただろ?最高の状態にするとな。さぁもっとだ!もっとお前を見せてくれ!ジーク!」
2人は一瞬後ろへ下がった後、互いにダメージを与えるための隙を探りながら攻撃しては避けを繰り返している。
その頃、フレイはもう一方の男と戦っていた。
「今まで俺が助けられてばかりだった………だが俺も能力値〈10〉なんだ。プライドってのがあるんだよ」
フレイはそう呟いてその男に攻撃する。
「お前がフレイか。正直あのジークとかいうやつとやり合いたかったが、一応お前も能力値〈10〉……一応1年の中では最強格だしな……俺はゴルド・べゼクだ。覚えとけ」
ゴルドは自分の腕と似たようなものを出し、フレイにぶつける。フレイはその攻撃を避け、ゴルドの前へ出た。
「何も守るものがないじゃないか。もらった………!」
フレイがトドメを刺そうとすると、その上から雷斗が雷を宿しながら落ちてきた。
「っく…………」
さすがの奇襲にフレイは一旦避けが、そのとき出来た隙にゴルドが一撃を入れられ、壁に激突して倒れる。
「がっ………」
「ははは、随分強かったが、〈9〉二人相手はさすがにきつかったよなぁ!?なかなか楽しかったぜ!ここでさらばだ!」
ゴルドはフレイの目の前まで来ている。そのとき、フレイは呟いた。
「俺は…………誓っただろ………もう負けないって………あいつのためにも………」
とある水色の羽織を羽織った少女が思い浮かんだ。
「俺は………もう、負けないんだ ‼ ‼」
「なんだ……?気配が変わった?えぇいっ!これで終わりだ!」
ゴルドは変わったフレイの気配に焦り、とっさに攻撃を繰り出した。しかしそこにはフレイの姿はなかった。
「どこ行った!?」
ゴルドが気づくとフレイはその背後にいた。
「いた!」
ゴルドが再び攻撃するとフレイはまた姿を消した。ゴルドが見失っていると、連続的にフレイが炎を槍に纏ながら斬りかかった。
[太字]【火円癪斬】[/太字]
ゴルドは何も抵抗できないまま消滅していった。そしてそれを見ていて雷斗は言った。
「ゴルドがやられた…………」
雷斗はそう呟くと武器の刀を構え、ものすごい速さでフレイに斬りかかる。
「俺の速度には追い付けるわけが………」
そして雷斗がフレイ一瞬触れた。その時、雷斗の刀が折れた。
「は…………?……あの一瞬で刀を………」
雷斗は戸惑いを隠せない。するとフレイが雷斗の上で武器を構えながら言った。
「最後の勇気を振り絞れ………!」
フレイは強く武器を握りしめた。
"火種よ"
「スキル『炎神』発動……」
"大炎天となれ"
炎を槍に宿し、フレイは大きな円を描くように武器を振った。
[太字]【大炎天】[/太字]
フレイの凄まじい火力に雷斗は耐えられず消滅した。そしてフレイもその場で倒れた。
「2人とも……倒したのか……?もう力が……すまないジーク、やれることはやった………後は……頼…む……」
フレイも力尽きて消滅してしまった。そして校内に放送がかかる。
「ついに残り2人となりました。最後に残った生徒は、 1年1組ハデス・デスサイザー、1年4組ジーク・デストロイ、果たして勝者はどちらになるのでしょうか?」
残った2人は顔を合わせながら言った。
[太字]「ぶっ潰す」[/太字]
[大文字][太字]1章 第9話「決戦」 終わり[/太字][/大文字]
[/大文字]
___主な登場人物____
ジーク・デストロイ(主人公)
フレイ・ベルージュ
ハデス・デスサイザー
鳴響 雷斗
ゴルド・べゼク
_____________
「ぶっ潰す」
ジークが言うとジークとフレイはそれぞれ分かれ、ハデスたちに向かった。ジークはハデスと押しあった。そしてハデスは押し合いながら言った。
「へへへ……さすがだよジーク」
「2年生の生き残りもすべてお前らの作戦だったのか?」
「そりゃあね、言っただろ?最高の状態にするとな。さぁもっとだ!もっとお前を見せてくれ!ジーク!」
2人は一瞬後ろへ下がった後、互いにダメージを与えるための隙を探りながら攻撃しては避けを繰り返している。
その頃、フレイはもう一方の男と戦っていた。
「今まで俺が助けられてばかりだった………だが俺も能力値〈10〉なんだ。プライドってのがあるんだよ」
フレイはそう呟いてその男に攻撃する。
「お前がフレイか。正直あのジークとかいうやつとやり合いたかったが、一応お前も能力値〈10〉……一応1年の中では最強格だしな……俺はゴルド・べゼクだ。覚えとけ」
ゴルドは自分の腕と似たようなものを出し、フレイにぶつける。フレイはその攻撃を避け、ゴルドの前へ出た。
「何も守るものがないじゃないか。もらった………!」
フレイがトドメを刺そうとすると、その上から雷斗が雷を宿しながら落ちてきた。
「っく…………」
さすがの奇襲にフレイは一旦避けが、そのとき出来た隙にゴルドが一撃を入れられ、壁に激突して倒れる。
「がっ………」
「ははは、随分強かったが、〈9〉二人相手はさすがにきつかったよなぁ!?なかなか楽しかったぜ!ここでさらばだ!」
ゴルドはフレイの目の前まで来ている。そのとき、フレイは呟いた。
「俺は…………誓っただろ………もう負けないって………あいつのためにも………」
とある水色の羽織を羽織った少女が思い浮かんだ。
「俺は………もう、負けないんだ ‼ ‼」
「なんだ……?気配が変わった?えぇいっ!これで終わりだ!」
ゴルドは変わったフレイの気配に焦り、とっさに攻撃を繰り出した。しかしそこにはフレイの姿はなかった。
「どこ行った!?」
ゴルドが気づくとフレイはその背後にいた。
「いた!」
ゴルドが再び攻撃するとフレイはまた姿を消した。ゴルドが見失っていると、連続的にフレイが炎を槍に纏ながら斬りかかった。
[太字]【火円癪斬】[/太字]
ゴルドは何も抵抗できないまま消滅していった。そしてそれを見ていて雷斗は言った。
「ゴルドがやられた…………」
雷斗はそう呟くと武器の刀を構え、ものすごい速さでフレイに斬りかかる。
「俺の速度には追い付けるわけが………」
そして雷斗がフレイ一瞬触れた。その時、雷斗の刀が折れた。
「は…………?……あの一瞬で刀を………」
雷斗は戸惑いを隠せない。するとフレイが雷斗の上で武器を構えながら言った。
「最後の勇気を振り絞れ………!」
フレイは強く武器を握りしめた。
"火種よ"
「スキル『炎神』発動……」
"大炎天となれ"
炎を槍に宿し、フレイは大きな円を描くように武器を振った。
[太字]【大炎天】[/太字]
フレイの凄まじい火力に雷斗は耐えられず消滅した。そしてフレイもその場で倒れた。
「2人とも……倒したのか……?もう力が……すまないジーク、やれることはやった………後は……頼…む……」
フレイも力尽きて消滅してしまった。そして校内に放送がかかる。
「ついに残り2人となりました。最後に残った生徒は、 1年1組ハデス・デスサイザー、1年4組ジーク・デストロイ、果たして勝者はどちらになるのでしょうか?」
残った2人は顔を合わせながら言った。
[太字]「ぶっ潰す」[/太字]
[大文字][太字]1章 第9話「決戦」 終わり[/太字][/大文字]
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