1章 デストロイワールド-Destroy World
[大文字][太字]1章最終回 第10話「最終決戦 ジークVSハデス」[/太字][/大文字]
___主な登場人物____
ジーク・デストロイ(主人公)
ハデス・デスサイザー
_____________
"この戦いで俺は………"
"何のために戦ってるのか、わからなかった"
"意味のない戦いに、なんで熱くなってるのか"
"今まではこんな感情なかった"
"だが、優しくしてくれる仲間のおかげで、少しずつ分かってきた"
"仲間のために戦っているんじゃないかと"
"こんな俺でも………"
"居ていいって証明するために………!"
「フレイ………自分の力を全部使って………3週間という短い期間だったが………あいつらのおかげで、俺の心になかった『仲間』というものを知ることができた。だからこそあいつらの想いを、俺が……継がないとな」
「俺もこの学校に来て、君を見たときにわかったよ。君なら『兄さん』のところに行かせてくれるってね。俺の復讐のために………」
ハデスはそう言うとと高く飛び上がった。
[太字]【牙炎邪獄】[/太字]
無数の紫炎の弾がハデスから放たれた。ジークはそれを素早く避け、ハデスは着地して言う。
「良いねジーク……君は僕の期待を裏切らない……」
「そうか、それは良かった」
ジークあっさりと返事をした。
「へへへ……だけど僕はまだ本気なんか見せちゃいない。だから、今からは本気で行かせてもらうよ?」
ハデスは片手を差し出し、そこに紫の光が集まる。
「俺のスキル『邪炎』は、怒り、悲しみの負の感情が多ければ多いほど、炎の威力が増す。そして今日、この溜まりに溜まった怒りを、ジーク………君にぶつける。スキル「邪炎」奥義発動……」
ハデスは床に拳を叩きつけた。
[太字]【獄門乱炎拳】[/太字]
叩きつけた場所から膨大な炎と衝撃波が辺り一面を紫炎で埋め尽くした。ジークはそれを喰らい、倒れてしまった。
"……俺が想いを継ぐ?"
"何バカなこと言ってんだろ……"
"俺は何千もの命を奪った、"
"[太字]『カイブツ』[/太字]だぞ?"
"全部俺の被害妄想だった"
"なのに俺は何熱くなって……"
"……なんだ?"
"仲間の声が……"
"はっきりと聞こえる……"
"俺は聞こえた仲間の応援……だから……"
"こっからは、俺たちで勝つ"
"俺は……1人じゃない!"
ジークは立ち上がった。
「へへへ………お前はこんな所で終わる男じゃないと思ったよ。さぁ、もっと楽しもう!」
ハデスは再び紫炎の弾を放った。ジークはそれを空中で避け、ハデスへ近づき一撃を入れた。しかしハデスジークの攻撃を避ける。
「空中での身のこなし……さすがだなジーク……」
ハデスがそう呟くとその目の前を銃弾が通過する。それはジークの攻撃だった。ハデスはまた避ける。
「っち、当たんねえか。まぁいい」
ジークは銃を構えて呟いたが素早く剣に持ち替えハデスに向かう。連続的にジークは斬りかかり、ハデスも避けながら何度も攻撃を仕掛ける。
「へへへ……最高だよ……まるで夢のような戦いだ」
「……俺も同じだ」
ジークはそう呟くと心の中で思った。
(知らないうちに、戦いに夢中になれている。今の俺は、心から笑えてるんじゃないかな…………?)
「ハデス、お前をもっと高みに連れて行ってやる。だから……付いてこいよ」
ジークはそうハデスに言い続ける。
「スキル発動……[太字]【ダメージを無力化】[/太字]」
ジークがそう言うとジークに付いていた傷がなくなった。
「ダメージを…無力……化!?傷1つ無くなった!?なら……」
ハデスは慌ててジークに紫炎の弾を飛ばす。そしてジークは言った。
「……スキル発動……」
ジークが手をかかげて言うとあたり一面にあった炎が消えた。
「炎が全部消えた!?くそっ、もう俺もスキルの限界が!」
ハデスが戸惑っているとジークが上で武器を構えている。そしてジークは言った。
「ありがとうハデス……お前のおかげで……戦いの楽しさを、もう一度見つけることができた……!」
"さぁ今度こそ、CHECKMATEだ"
ジークはハデスにトドメの一撃を入れた。
その頃、暗い場所でシルクハットと杖、マントを身につけている男が呟いていた。
「………そうか……ジークが……そろそろ我々も動いたほうが良さそうだ。始めるか………あの……厄災を」
[大文字][太字]1章最終回 第10話「最終決戦 ジークVSハデス」 終わり[/太字][/大文字]
___主な登場人物____
ジーク・デストロイ(主人公)
ハデス・デスサイザー
_____________
"この戦いで俺は………"
"何のために戦ってるのか、わからなかった"
"意味のない戦いに、なんで熱くなってるのか"
"今まではこんな感情なかった"
"だが、優しくしてくれる仲間のおかげで、少しずつ分かってきた"
"仲間のために戦っているんじゃないかと"
"こんな俺でも………"
"居ていいって証明するために………!"
「フレイ………自分の力を全部使って………3週間という短い期間だったが………あいつらのおかげで、俺の心になかった『仲間』というものを知ることができた。だからこそあいつらの想いを、俺が……継がないとな」
「俺もこの学校に来て、君を見たときにわかったよ。君なら『兄さん』のところに行かせてくれるってね。俺の復讐のために………」
ハデスはそう言うとと高く飛び上がった。
[太字]【牙炎邪獄】[/太字]
無数の紫炎の弾がハデスから放たれた。ジークはそれを素早く避け、ハデスは着地して言う。
「良いねジーク……君は僕の期待を裏切らない……」
「そうか、それは良かった」
ジークあっさりと返事をした。
「へへへ……だけど僕はまだ本気なんか見せちゃいない。だから、今からは本気で行かせてもらうよ?」
ハデスは片手を差し出し、そこに紫の光が集まる。
「俺のスキル『邪炎』は、怒り、悲しみの負の感情が多ければ多いほど、炎の威力が増す。そして今日、この溜まりに溜まった怒りを、ジーク………君にぶつける。スキル「邪炎」奥義発動……」
ハデスは床に拳を叩きつけた。
[太字]【獄門乱炎拳】[/太字]
叩きつけた場所から膨大な炎と衝撃波が辺り一面を紫炎で埋め尽くした。ジークはそれを喰らい、倒れてしまった。
"……俺が想いを継ぐ?"
"何バカなこと言ってんだろ……"
"俺は何千もの命を奪った、"
"[太字]『カイブツ』[/太字]だぞ?"
"全部俺の被害妄想だった"
"なのに俺は何熱くなって……"
"……なんだ?"
"仲間の声が……"
"はっきりと聞こえる……"
"俺は聞こえた仲間の応援……だから……"
"こっからは、俺たちで勝つ"
"俺は……1人じゃない!"
ジークは立ち上がった。
「へへへ………お前はこんな所で終わる男じゃないと思ったよ。さぁ、もっと楽しもう!」
ハデスは再び紫炎の弾を放った。ジークはそれを空中で避け、ハデスへ近づき一撃を入れた。しかしハデスジークの攻撃を避ける。
「空中での身のこなし……さすがだなジーク……」
ハデスがそう呟くとその目の前を銃弾が通過する。それはジークの攻撃だった。ハデスはまた避ける。
「っち、当たんねえか。まぁいい」
ジークは銃を構えて呟いたが素早く剣に持ち替えハデスに向かう。連続的にジークは斬りかかり、ハデスも避けながら何度も攻撃を仕掛ける。
「へへへ……最高だよ……まるで夢のような戦いだ」
「……俺も同じだ」
ジークはそう呟くと心の中で思った。
(知らないうちに、戦いに夢中になれている。今の俺は、心から笑えてるんじゃないかな…………?)
「ハデス、お前をもっと高みに連れて行ってやる。だから……付いてこいよ」
ジークはそうハデスに言い続ける。
「スキル発動……[太字]【ダメージを無力化】[/太字]」
ジークがそう言うとジークに付いていた傷がなくなった。
「ダメージを…無力……化!?傷1つ無くなった!?なら……」
ハデスは慌ててジークに紫炎の弾を飛ばす。そしてジークは言った。
「……スキル発動……」
ジークが手をかかげて言うとあたり一面にあった炎が消えた。
「炎が全部消えた!?くそっ、もう俺もスキルの限界が!」
ハデスが戸惑っているとジークが上で武器を構えている。そしてジークは言った。
「ありがとうハデス……お前のおかげで……戦いの楽しさを、もう一度見つけることができた……!」
"さぁ今度こそ、CHECKMATEだ"
ジークはハデスにトドメの一撃を入れた。
その頃、暗い場所でシルクハットと杖、マントを身につけている男が呟いていた。
「………そうか……ジークが……そろそろ我々も動いたほうが良さそうだ。始めるか………あの……厄災を」
[大文字][太字]1章最終回 第10話「最終決戦 ジークVSハデス」 終わり[/太字][/大文字]
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