[小文字]ミーンミンミンミンミー（蝉 鳴[/小文字]

「あぁー、疲れたぁ、」

俺、三輪 明人はふつーの高校生。

勉強もまぁまぁだし、体力テストもいつもC。

別にモテるわけじゃないし、嫌われてもいない。

全てが真ん中。

「なんか、楽しいことないかな~」

【[小文字]明人~[/小文字]】

「あ、夏！」
　
【[小文字]ごめん、遅くなっちゃった、[/小文字]】

「いやいや、全然大丈夫だよ？！」

こいつは今 夏。俺の大親友で物静かなタイプ。

少し恥ずかしがり屋でもある。

運動はできる方、でも勉強はまぁまぁ。

「今日って部活ある？」

【[小文字]あると思うよ、？[/小文字]】

「えぇ、まじかよ、、めんどくさ~」

【[小文字]そんなこと言わないでよ[/小文字]】
【[小文字]もうすぐ学校祭があるんだから頑張らなきゃ[/小文字]】

そう、俺達は吹奏楽部。だがら、学校祭で発表がある。

俺は学校祭にちょっと苦い思い出が、、。

俺、去年の学校祭で告白されたんだ。

しかも、好きな子に。

それで付き合うことになった。

ここまではよかったんだけど、2人共初めてなわけで

どういう行動がカレカノっぽい行動なのか

全然分からなくなって、2人共愛が冷めていった。

それで、夏休み前に別れた。

そんなこんなでちょっと抵抗気味、？

でも、今は好きな人はいない。

だから、申し訳ないけど告白されても断る気。













そう思っていたのに









『ねぇ、明人先輩、！』









君と出会って全てが変わっていったんだ。