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孤独の6年2組

#1

孤独

もうどうでもいいんだ。どうでも。
俺はただのストレス発散道具だったんだよ。なのに、親が出ていくのを見た時、涙が溢れてた。けど、今となってはなんで泣いたのか分からない。
その時は悲しかっただけだ。だって、幸せそうな家族を見たって、今はなんの感情も湧いてこない。多分、失望だ。
自分の事だって、どうでもいい。結局は皆死ぬ。
学校に行きたくない。でも行った方が退屈じゃないもんな。
とりあえず行くかぁ……めんどくせぇ…
街ってこんなに賑わってたっけ?まぁ1年経てば今時はこんなもんか。
親が居る生活って何が楽しいんだろ?
親のルールで決めつけられてさ。そんなことしなくてもご飯食ってれば成長するんだし。
意味がわからない。親がいない方がいい。
透「ここか……」
でっけぇ学校。こんなの街にあったか?
へー。転校生待機室なんてあるんだ。
校長「えーっと、お名前は宮本透さんね。海ヶ丘学園へようこそ!小中高一貫だから、生徒たちの長所を伸ばしやすい!そして、大きい!最初大きいって思ったでしょ?」
透「……めちゃくちゃ大きいっすね、ここ。一貫だからか。納得納得ー」
正直こんな紹介要らねーなーと思いつつ、適当な相槌は打つことにした。
校長「そして、透君のクラスはここ!6年2組だよ!一年間、よろしくね」
……は?
透「6年2組って……街で有名な暴走族の子がいっぱい居るとこっすよね」
校長「……よく知っているね…まさにその通りだよ…………」
クソが、クラス配分考えろよこのポンコツスクール。
でもまぁ、友達作っても作らなくてもいいし、自分のペースで頑張ろっと。
あー、早く帰ってスマホゲームしたーい…てか、親がスマホ置いてった意味がわかんないんですけど。
金は親払ってるしいいか。
校長「あと、食堂もカフェもあるからね。それじゃ、体育館に向かおうか」
へー。カフェもあるんだ。驚きー。って、棒読み過ぎたか。
校長「はいここが体育館!そこの台に乗って自己紹介をする。説明は終わりだよ。じゃ、頑張って!」
めんどくさー。名前とよろしくだけ言って帰ってこよ。
うわ、めっちゃ人いる。
小中高一貫って人気なんかな?
こんなとこあるのが驚きだけど。
一連の流れが終わり、転校生紹介へ。
適当にやって早く帰ってきたい。
透「宮本透です。よろしく。」

2025/04/26 09:37

まかろんぬ ID:≫ 05Px3dbS7eO8A
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