[中央寄せ]コシュ―を拾ってから数日後、コシュ―は大きなフードを被って顔を見えないようにして基地病院のベットに腰かけていた。[/中央寄せ]

コシュ―side

コシュ―「あー…暇だな」
　　　　「戦時中だから散歩も迂闊にできないし…。」

[中央寄せ][小文字][明朝体]ヒュ―――――――――――…[/明朝体][/小文字][/中央寄せ]

コシュ―「…？」

[中央寄せ]ヒューーーーーーーーーーーー[/中央寄せ]

コシュ―「なんだこの音…」

[中央寄せ]ビューーーーーーーーーーーー！！！[/中央寄せ]

コシュ―「！！」

[中央寄せ]窓の外に移ったのは凄い勢いで落ちてくるシーサー国機だった。[/中央寄せ]

コシュ―「は、え？」

[中央寄せ]ドォォン！！！[/中央寄せ]

コシュ―「お、落ちた…！？」

ライ「うお…こりゃたまげた。」

コシュ―「無事だと良いが…」

[水平線]
ロインside

ロイン「さ、さっきなんかすごい音したんだけど…」

[中央寄せ]音がした方へ向かい、林を抜けた先には…[/中央寄せ]

ロイン「！？え、味方の戦闘機だ！！」

[中央寄せ]味方の戦闘機が斜めに地面に突き刺さっていた。[/中央寄せ]

ロイン「え、え、ってか中に人いる！？」

[中央寄せ]戦闘機内には、額から血を流す一人の青年がぐったりと操縦席に座っていた。[/中央寄せ]

ロイン「だ、大丈夫ですか！？」

???「……」

ロイン「息はしてる…まだ生きてる」

フウサ「ロイ――ン！どうだった…って、何やってんの！？」

ロイン「助けるからフーちゃんも手伝って！」

フウサ「オッケ！」