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消えた失敗作と私

#2


 燃えゆく家を見つめながら思い出にふける。

 たしか、この家を選んでくれたのは焦凍くんだったかな。

 毎日遊びに行くー、とか目をキラキラさせて

 抱きついてきたことをふと思い出した。




●●「[小文字]懐かしいな[/小文字]」




 ぽつり、と小さく吐き出す。




荼毘「行くぞ」




 眉をひそめ脱力した私を引っ張っていく燈矢くん。

 火傷にまみれた自分の右手と燈矢くんの手を見て

 お揃いだ、なんてにやける。




●●「”行く”ってどこに?」



荼毘「...家だよ」




 お父さんに会いに行く、とだけ答えると

 早歩き気味に進みはじめた燈矢くん。




荼毘「あと、もう燈矢って呼ぶな」



●●「...ぁ」




 表情が見えない状態での拒絶。

 けれど手は繋がれたままで余計に心情がこんがらがる。




●●(嫌われた...?なにかしたっけ、?)



荼毘「...大丈夫だ。ンな震えるなよ。嫌いになったとかじゃない」




 最悪を考え続けていたら気づかぬうちに震えていたようだ。

 そんな私に気付いて優しく笑いかけてくれる燈矢くんに

 密かにドキドキした。

 かと思えば___




荼毘「ちゃんと好きだから安心しとけ」




 先程のドキドキを凌駕するドキドキを与えられた。
 



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作者メッセージ

だ、だ、荼毘ィ〜〜!「境界線で夢を見た」の前の作品の再投稿です。
内容や設定は似ていないものの昔からの知り合いというところは一切変えておりません。
ご愛読よろしく願います。早くも題名を変えさせていただきました。

2024/09/22 21:03

むたです ID:≫ipQfoJGWoroSQ
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