一生 , 囚われた まま なので す , !!!!
「 よっし ! 」
ついた … 。
思いのほか重かったから 、 はこぶのたいへんだったけど …
よかった !
裏山にあるのは、 小さな廃墟 。
そこで燃やそっかな 。
煙めちゃ でたら 、 怒られそうだし 。
階段を 、あがる 。
何階まであったけ 。
15階 ? … 最上階で 燃やす か 。
げんざい 、 11階 。
「 あ”ー … づがれた … 。 」
カラン
… ? 上の階から … ?
誰かいるってこと … ???
… こんな廃墟に人 ?
良い事じゃなさそう 。
なんだか 、 嫌な予感がする 。
階段を駆け上って 。
みたのは 。
カメラを構えるおっさんと 、
椅子の上でロープを見つめる 男の子 。
「 … ! 」
男の子は気づくけど 、 おっさんは 俺に気づかない 。
カバンの中から 、 カッターを出して 、
刃の出ない方を おっさんの足を狙って…
投げる 。
「 痛 っ !? 」
そのまま走って 、
持ってた サバイバルナイフ を 突きつける 。
ほんとは 、刺してもいいけど 、
罪を背負うほどの余力はない 。
「 大人しくしとけ 。 いいな ? 」
「 は、はぃ … !! 」
自分でもびっくりするぐらいクソ低音ボイス発動 。
… これでも 、仮にも男なんだ 。
… 男になってるんだ 。
なってやってるんだよ … !
「 … ま 、 摩桜 … ? 」
「 な … ?! 」
… 何で 、 名前 … ?
どっかで 、 聞いたことある声 。
囚楽 … ?
男 … ?
「 え … 魅留々 !?!? 」