文字サイズ変更

君だけは絶対に諦めない

#6


side綾乃

「はぁ...」
骨折してある意味良かったかもと最近思い始めているといっても理由がある。
今まで誰にも言ったことはなかったが私はバスケ部の同級生(主に美優)のいじめを受けている
なぜなら『翼と仲良くしているし、1年生なのにスタメンだから』理由を聞いた時そう言われた
翼は昔からモテていた顔はいいほうだし性格も明るくて話しやすい
そんな翼と私なんかが仲良くしている。だから私はいじめられている
翼と縁を切ろうと悩んでいたことは何度もある
でも翼の隣にいて、翼の笑顔を見ているとそんなことはどうでもよくなってしまう
「綾乃ー!ご飯よー!」
自分の部屋でそんなことを考えているといつの間にご飯の時間になっていた
返事をしてリビングに行くとお母さんとお父さん、そして―
「綾乃、ただいま!」
1人暮らしをしている大学生のお姉ちゃん(綾華)がいた
「お姉ちゃん!お帰り!」
「綾乃!話したことがあるから、食べ終わったら綾乃の部屋行っていい?」
「もちろん!」

ご飯を食べ終わり、部屋でゴロゴロしているとドアから『コンコン』という音が聞こえた
お姉ちゃんが言っていたことを思い出しドアを開けるとやはりそこにはお姉ちゃんがいた
「入って!」
「うん、ありがと!」
お姉ちゃんはやっぱり私と違って美人だ
床に座りお姉ちゃんの顔を見てとそう思うと同時に美優に言われたこと思い出す
『ブッサイクな顔wよく晒せるよね』
「綾乃?大丈夫?」
思い出し、またつらくなっているとお姉ちゃんが声をかけてくれた
「あ、うん...」
「なんかあった?話してみて?」
お姉ちゃんにならいいかと思い今までにあったことをすべて話す
「...私がいない間に、そんなことが...それ、お母さんたちは知ってるの?」
「ううん...知らない...」
「翼くんは?」
「言ってない...」
「翼君には言ったら?私だったら、大事な幼馴染が自分のことで悩んでるのは嫌だよ」
「うん、そうだね...言ってみようかな...」
早速、翼に電話をかけるとすぐに出た
『もしもし?』
「あー、今暇だったりする?」
『暇!』
「じゃあ、ちょっと今から家来れる?」
そう言うと携帯から『ガタッ』という音が聞こえると同時に
『ウェ⁉』
と聞こえた
「来ない?」
『い、行く!』
「ん、待ってる」
そう返事をして電話を切った

このボタンは廃止予定です

2023/12/17 18:31

愛犬家〈ワンちゃんLOVE♡〉 ID:≫1twJnxLLHxnQU
続きを執筆
小説を編集
/ 16

コメント
[12]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL