君だけは絶対に諦めない
side綾乃
「...」
カーテンのわずかな隙間から漏れでる日の光に目を細める
夜中、翼に言われた
[大文字]『好き...』[/大文字]
という言葉のせいで一睡もすることができなかった
ドキドキしたが私は翼のことが好きなのだろうか
好きの基準がわからない
「ん...、あや、の...?」
「へっ?な、なに⁉」
そんなことを考えていた私は急に名前を呼ばれ素っ頓狂な声を出してしまった
「え、あやの...?」
「そうだけど...どうした?」
「いや...っあ!そうか!昨日泊ったんだ!」
「え、忘れてたの?」
「うん」
「うわぁ~大丈夫?」
「何が?」
「頭のネジ外れているのではなくって?」
「お~い綾乃ぉぉぉぉ?」
「wごめんて」
いつもあまり揶揄うことをしないが揶揄ってみたくなり揶揄うと思いのほか楽しかった
「そろそろリビング行く?」
「うん」
「あ!おはよ~!」
私が翼とリビングに行くとお姉ちゃんが起きておりニヤニヤしながらそう言ってきた
「お姉ちゃんおはよう」
「ほら食べな?」
「うん」
「あ、じゃあ俺帰るね」
「え、なんでぇ~朝ごはん食べてってよ~」
「え、でも―」
「今日午後の授業だけでしょ?」
「...はい、わかりました」
「「いただきます」」
そこからは翼とグダグダ過ごしいつの間にかお昼だった
「ん、もう12時半じゃん何食べる?私作るけど」
「え、綾乃作んの?」
「?そうだけど?」
「大丈夫かよ調理実習で丸焦げだったじゃん」
「っ!それは!1学期の話!もう簡単なやつなら作れるようになったし!」
「ん~はいはいそうだな~」
「扱いが雑!」
「そう?」
「うん...で!何食べたい?」
「ん~、アクアパッツァ」
「ねえ!それ絶対難しいやつじゃん!」
「冗談冗談、オムライス食べたい」
くすっと軽く笑ったあとそう言った
そんな姿になぜか胸が高鳴る
この気持ちは何?
「...」
カーテンのわずかな隙間から漏れでる日の光に目を細める
夜中、翼に言われた
[大文字]『好き...』[/大文字]
という言葉のせいで一睡もすることができなかった
ドキドキしたが私は翼のことが好きなのだろうか
好きの基準がわからない
「ん...、あや、の...?」
「へっ?な、なに⁉」
そんなことを考えていた私は急に名前を呼ばれ素っ頓狂な声を出してしまった
「え、あやの...?」
「そうだけど...どうした?」
「いや...っあ!そうか!昨日泊ったんだ!」
「え、忘れてたの?」
「うん」
「うわぁ~大丈夫?」
「何が?」
「頭のネジ外れているのではなくって?」
「お~い綾乃ぉぉぉぉ?」
「wごめんて」
いつもあまり揶揄うことをしないが揶揄ってみたくなり揶揄うと思いのほか楽しかった
「そろそろリビング行く?」
「うん」
「あ!おはよ~!」
私が翼とリビングに行くとお姉ちゃんが起きておりニヤニヤしながらそう言ってきた
「お姉ちゃんおはよう」
「ほら食べな?」
「うん」
「あ、じゃあ俺帰るね」
「え、なんでぇ~朝ごはん食べてってよ~」
「え、でも―」
「今日午後の授業だけでしょ?」
「...はい、わかりました」
「「いただきます」」
そこからは翼とグダグダ過ごしいつの間にかお昼だった
「ん、もう12時半じゃん何食べる?私作るけど」
「え、綾乃作んの?」
「?そうだけど?」
「大丈夫かよ調理実習で丸焦げだったじゃん」
「っ!それは!1学期の話!もう簡単なやつなら作れるようになったし!」
「ん~はいはいそうだな~」
「扱いが雑!」
「そう?」
「うん...で!何食べたい?」
「ん~、アクアパッツァ」
「ねえ!それ絶対難しいやつじゃん!」
「冗談冗談、オムライス食べたい」
くすっと軽く笑ったあとそう言った
そんな姿になぜか胸が高鳴る
この気持ちは何?
このボタンは廃止予定です