君だけは絶対に諦めない
「骨が完璧に折れています。」
「...え?」
静かな病室に響いたのは私、山崎 綾乃の絶望の声
「いつ⁉いつ⁉いつ治るんですか⁉」
「え、えっと綾乃さん次第ではありますが完全に癒合するのは早くても2、3ヶ月以降となってます。」
「そんな!困ります!再来週には大事な大会もあって!」
「安静に、ですね」
「...」
私は今通っている学校でバスケ部に入っている自分で言うのもなんだが1年生にして部内のエースだ
1年生にしてスタメンになれた時はこれまでの成果が出たと思って嬉しかった
でも、試合の前に骨折しちゃったら意味がない
この時私がどんな顔をしていたのかはわからないが付き添いで来てくれていたお母さんが私の顔を見て表情をゆがめた
「綾乃...」
「...」
お母さんにこんな顔をさせちゃだめだ!私は...私は笑顔にさせなきゃなのに!
「...お母さん!私、大丈夫!まだ1年生だし、来年も再来年もあるから!」
「...そうね...綾乃...」
「うん!」
「...え?」
静かな病室に響いたのは私、山崎 綾乃の絶望の声
「いつ⁉いつ⁉いつ治るんですか⁉」
「え、えっと綾乃さん次第ではありますが完全に癒合するのは早くても2、3ヶ月以降となってます。」
「そんな!困ります!再来週には大事な大会もあって!」
「安静に、ですね」
「...」
私は今通っている学校でバスケ部に入っている自分で言うのもなんだが1年生にして部内のエースだ
1年生にしてスタメンになれた時はこれまでの成果が出たと思って嬉しかった
でも、試合の前に骨折しちゃったら意味がない
この時私がどんな顔をしていたのかはわからないが付き添いで来てくれていたお母さんが私の顔を見て表情をゆがめた
「綾乃...」
「...」
お母さんにこんな顔をさせちゃだめだ!私は...私は笑顔にさせなきゃなのに!
「...お母さん!私、大丈夫!まだ1年生だし、来年も再来年もあるから!」
「...そうね...綾乃...」
「うん!」
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