上野「・・・どうも、招待状を頂いた・・・」
？？「ええ、お承りしております。」
その女性は、50代後半のような雰囲気があるが、見た目は30代のように見える。
長谷川「ここの花壇は・・・あなたが全て管理を？」
？？「ええ。私1人で手入れしております。」
花束「失礼ですが、名前は・・・？」
祇園「私、[漢字]祇園花子[/漢字][ふりがな]ぎおんはなこ[/ふりがな]と申します。」



戸部「・・・おぉ、でっけぇ！！」
玄関に入り、靴を脱ぎスリッパに履き替える。
その後真っ直ぐの道を通ると、左に廊下、右手に広すぎる空間が目に入る。
そこには、大きな机、入り口から見て左には、浅井修斗主人が購入した絵画、
そこから右に進むと、2階へ続く階段がある。
そこから角を曲がると、大きなテレビがあり、そのさらに左へ行くと、棚と花瓶がある。
玄関から見て左、手前は大きなキッチンルームがある。
その奥にはトイレがある。
リビングより左、主人の部屋、その奥に書斎がある。
花瓶がある側より左、妻の部屋、その奥に娘の部屋がある。
玄関から見て右、広いバスルーム、その奥にマッサージ部屋がある。
清水「桁が違いすぎるわね・・・！」
祇園「今、主人達をお呼びいたします。座ってお待ちください。」
そうして、招かれた9人の人達は、机に用意された椅子に腰を下ろした。
向田「凄すぎる・・・」
深川「戸部さん家より全然デケェ！！」
戸部「いや当たり前だろ。月とスッポンぐらいちげえわ。」
加藤「ww確かに。」
花束「すごいですね・・・！」
そして5分もしないうちに、祇園さんが降りてきた。
祇園「主人がお越し致します。」
その瞬間、2階から3人の人が降りてきた。
1人は、大きなガウンを羽織っている歳をとった男。
1人は、白い浴衣を着ている。水玉模様がよく似合う。
1人は、ドレスを身につけている。ピンクと黒、白の3色だ。
招待者たちが立ち上がる。
？？「ああ、座っていただいて大丈夫ですよ。」
男の人が座らせる。
上野「あ、どうも・・・」
？？「ああ、大丈夫。我々から自己紹介をします。」
そして、自己紹介が始まった。
修斗「私はここの主人、浅井修斗です。集まって頂きありがとうございます。」
春花「私は主人の妻、[漢字]浅井春花[/漢字][ふりがな]あさいはるか[/ふりがな]です。」
こゝろ「私は、浅井こゝろって言います！宜しくお願いします！」
上野「上野康介です。」
長谷川孝「長谷川孝です。」
戸部「戸部夏実です。」
晴島「晴島智です！」
清水「清水真紀子です。」
花束「花束歌恋です・・。」
深川「深川平通っす。」
向田「向田富雄です！」
加藤「加藤陽菜です！」
修斗「皆さん、本日は遠出から来て下さり、ありがとうございます。」
戸部「いえいえ、立派すぎて凄すぎます。」
花束「お花の手入れも、素晴らしい・・・。」
春花「ありがとうございます、そう言って頂いて・・・。」
上野「そろそろ、本題に入らせてもらって？」
全員「！！」
場に一気に緊張が走る。
修斗「そうですね・・・では、本題に入ります。」