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浅井修斗別荘殺人事件

#5


長谷川「この手紙の内容を鵜呑みにするのも良くないが・・・」
上野「嘘でもなさそうだ・・・。」
花束「どうします?行きますか?」
深川「なんか面白そうじゃね?」
向田「最近暇だったし、僕はいいと思いますよ。」
加藤「私は賛成!」
戸部「俺は反対だなぁ。」
戸部が口を開く。
戸部「眠り姫殺人事件以来、こういうのには警戒した方がいいと思う。」
長谷川「と言うと?」
戸部「いたずらとかじゃないって事だ。」
上野「まさか、そう言うことか?」
戸部「ああ。この別荘に行くと、100%[大文字]死ぬ[/大文字]。」
清水「え!?死ぬって・・・」
加藤「殺人鬼がいると?」
戸部「ああ。」
真剣な眼差しで喋る。
戸部「その家に行くと、多分俺らは殺される。」
  「だから、行かないほうがいい。」
花束「でも!」
花束が口を挟む。
花束「私たちが行かないと、主人の悩みを解決できないんじゃ・・・。」
戸部「ふん。つまらない嘘に決まってる。」
煙草の吸い殻を灰皿に入れる。
上野「・・・じゃあ、戸部以外で行ってもいいって事かい?」
長谷川「は!?それは違うんじゃ・・・」
戸部「いいぜ。」
戸部が言い切る。
戸部「俺は他人の悩みより、自分の命を優先する。」
向田「そんな・・・」
長谷川「まあ、確かにそこに行って死ぬ可能性も無くはないな。」
花束「長谷川さんまで・・・!」
長谷川「でも、俺はこいつほど酷いやつじゃない。」
長谷川が立ち上がる。
長谷川「戸部。お前は本当に行かないのか?」
戸部「・・・・・・」
少し考え、こう言った。
戸部「しゃーない。ついていってやる。ただし、何か事件が起こったら・・」
清水「起こったら?」
戸部「悩み云々関係なく帰るからな。」
上野「よし!じゃあ、また明後日にここに集合だ!」
深川「よっしゃ!楽しみだな!」
加藤「一体どんな人なのかしら・・・。」
そうして、深川、向田、加藤、清水、花束は家を出ていった。
長谷川「にしても、びびらす事言うなよな〜。」
戸部「いやぁ、本心だよ。あれは。」
戸部が新しい煙草の箱を開ける。
上野「まあ、さっき言った通り、俺らも家を出ればいいよな。」
戸部「やばいことが起こった場合な。」
その時、ザァァァァーーーーーー・・・・
長谷川「降り出したか・・・。」
まるで雲が涙を流すかのように、雨が降り始めた。




その日、??は気分が良かった。
無事に作戦が実行出来そうだからだ。
浅井修斗別荘には、ある[大文字]仕掛け[/大文字]が幾つか備わっている。
例を挙げるなら、忍者屋敷とでも言おうか。
??は準備をした。
明後日に向けて・・・・

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
実は、そろそろ中間テストなんです!
そんな中小説出しといて大丈夫かって?
大丈夫じゃわけないでしょ!(ないんかい)

2024/10/05 15:56

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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