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浅井修斗別荘殺人事件

#4


深川「すげぇ・・・綺麗じゃん!!」
深川の無邪気な声が、リビングに大きく響く。
向田「綺麗ですね。もう全てが綺麗です。」
加藤「いいなぁ私もこんな家に住みたい!」
戸部「いやいや、光栄ですな。」
戸部が少し照れくさそうに頭を掻く。
上野「皆さんは、同じ大学で?」
加藤「はい。私たち3人は【大阪すごいでしょ大学】の3年なんです。」
長谷川「へぇ。意外に入るのむずい所か。」
深川「え!長谷川孝さん!?本物!!」
長谷川「お、俺の事知ってんの?」
向田「有名人ですよ!あと、上野探偵・・・・・はぁ!!」
向田ら3人の目線が上野による。
上野「ああ、僕は上野康介だけど。」
深川「うおおお!!本物きたーー!」
向田「じゃあ、あとは戸部夏実さんがいれば完璧だね!!」
加藤「確か、タバコ吸ってて、よくモダンな服装してたような・・・」
加藤ら3人の目線が、戸部に寄る。
戸部「ん?ああ、どうも戸部夏実です。」
加藤「きゃーーーー!!!本物ぉ!」
深川「もう死んでもいい・・・・!」
清水「ここの3人、ずいぶん人気ね。」
上野「嬉しいっちゃ嬉しいね。」
花束「すごいですね・・・!」
晴島「そういえば、花束さんも大学生でしたよね。何処の?」
花束「私は、【大阪いえーい大学】に通ってます。」
戸部「ええ?あのいえーい大学?」
向田「マジで頭いい人しか入れないあの!?」
清水「あなた相当頭いいのね・・・。」
長谷川「え、俺そこの卒業者だけど。」
上野「あ、そういえばそんなこと言ってたな。」
花束「あ、じゃあ先輩ですね・・・!」
長谷川「いやいや、そんな堅苦しい。」
戸部「じゃあ、そんな所で、早速本題に入ろう。」
場の空気が一気にどよめく。
戸部「ここにいる人達は、全員[大文字]ある招待状[/大文字]を貰っている。」
上野「ああ、そうだな。」
戸部「みんなは持ってきてるよね。」
全員がカバンから封筒を取り出す。
銀色の縁に濃い赤色の封筒。
折り目から中心を見ると、金色の薔薇模様のシールが貼られている。
一度中身を見て、そのまま戻して持ってきたのだろう。
戸部「この招待状の内容を読ませて頂きます。」
戸部が静かに囁くように喋り始める。
【この手紙を見た者、幸運なり。】
【この手紙を受け取ったものは全てで8人。】
【この8人は、9月27日に浅井修斗別荘へ向かうべき。】
【その別荘で、主人浅井修斗の悩み解決すべき。】
【一次集合場所:戸部家。住所堺市◯◯-△△-□□9月25日、時刻午前10時30分】
【ニ次集合場所:浅井修斗別荘。住所各自で調べるべし。9月27日、時刻12時30分】
【必ず、主人浅井修斗の悩みを解決するべし。】
【書主、[漢字]後藤昌幸[/漢字][ふりがな]ごとうまさゆき[/ふりがな]】
戸部「これが招待状の内容。」
全員が手紙を目視する。
戸部「みんなの頭には、クエスチョンマークが浮いているだろうが、」
  「そのはてなマークを一旦消して、これからの話を進めよう。」
外では、すでに天気が悪くなりつつあった。
予報では、もう1時間しないうちに雨が降るらしい。
問題の日にちである9月27日も、嵐が直撃するらしい。
外の風が窓に当たりながら、話は続いた。

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作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
この小説書くの最近楽しすぎる!!
なんでだろう・・・

2024/10/01 22:09

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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