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二次創作
愛を込めて。

#4


涼しい。
否、寒い。
秋は一体どこへ消えたのだろうか。
つい先日まで燃えるように暑かったというのに。
[小文字][小文字]「さむっ」[/小文字][/小文字]
凍える身体を抱きしめながらゆっくりと歩く。
今更ながらここは、渋谷。
人通りは多いがその分、バレにくい。
帽子とグラサン、オーラを全消しすれば誰かはもうわからないだろう。
「よぉ、寒いんだろ?暖めてやるよ」
青い炎。
背の高い、ツギハギ男。
公安の資料で見たことがある。
ヴィラン連合の荼毘だ。
「はは、何?俺が今、行方不明だからって来られても困るなぁ」
対抗はしない。
これが俺の流儀。
別に、仕事でもないときにやらなくてよいいじゃんねぇ?
「ですって!帰りましょーよー!弔くん達が待ってます!」
「知らね。勝手に帰ってろ。俺はコイツを連れて帰る」
まだ居たのか。
しかも、ヴィラン連合のトガヒミコ。
勝ち目ないじゃん。
「はーい、はーい!こうさーん!」
「は?」

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2024/10/10 23:22

伊折 ID:≫ppBd7rNLoAd1k
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